冬が終わって暖かくなってきました、かと思えば雪が降ったりしてもうよくわかんないこの頃。読者の皆様は元気にやっているだろうか?こちらは花粉に鼻を潰されている以外は良好だ(この記事を編集中に風邪をひいた。どんどん病弱になっている)。
思えば大学に入って早1年、格段に活動範囲が広がった。大学生なら誰しもがそう感じているはず。私も四谷を中心に歩き回り、年間1000時間以上音楽に時間を費やし、アリオーゾに入って冊子とWeb記事を書き散らす毎日を過ごしている。
このように大学生を謳歌していても、ひとつやふたつはうまくいかないことがあるわけで、本日はそのお話を。タイトルの通り、恋愛ですよ恋愛。
今回はとある部員の窮状とその解決、言わば「シアワセな未来」のためのトークの様子を大公開。
とりあえず簡単なメンバー紹介から。
※今回も例によってそれぞれの好きなファミレスを名前とします(ダンディは「彼女いないソフィアン」から継続)。
ダンディ 大学生活をそれなりに楽しんでいるものの、恋愛がうまいこといかないことを嘆く。
天の声 裏方予定だったが、思いのほか口をはさむ。批判的思考を爆発させるも、すべて机上の空論で実際の経験は無い(本人談)。
ココス 比較的ポジティブに恋愛のことを考えており、まじめに解決策を提示し、助けを差し伸べる。ダンディとは真逆。
ジョナサン 質問を投げかけつつ、会話を先に進めてくれる。質問のおかげで大いに議論が進む。
びっくりドンキー 優しく寄り添うコメントと一気に突き刺す発言。一番の鬼かもしれない。
~お品書き~
・過去編①小学生編
・過去編②中学生編
・過去編③高校生編
・何が欠けているのか?
・解決に向けて
・趣味と共通点
・恋愛の大きさ
・傾向と対策
・自信
※各ブロックの話がそれなりに濃いので、合間に箸休めとなる写真(トークの内容とは全く無関係)を用意しました。合わせてお楽しみください。
過去編①小学生編
ココス:じゃ、過去編を一部始終聞かせてください!
ダンディ:ハイ! ええー、ウワーっ……すごい嫌だ。
ジョナサン:渋り始めた(笑)。
ダンディ:小学生2年生ですかね、あれは。
女史一同(口々に):えーっ!!待って待って待って!!あっはっはっは!!(←ほとんどおさるのジョージ)やばい!
ダンディ:いやあの、みんなその反応するんですよ!何回か色んな人に話したことあるんですけど、「早すぎる」と。
一同:うんうん。
ダンディ:「お前は壁に当たるのが早すぎた」「特殊事例だ!」ってよく言われるんですよ。
ネットに色々情報あるじゃないですか、「こういうやらかしをしたらこうすればいい」みたいな。検索しても(自分のような事例は)出てこないんですよ。だいたい「中学で~」とか「高校で~」とかばっかりで、小学校の頃にやっちまった話は出てこなくて、参考にならないんですね。そこで記事にすることで同じような境遇の人に情報を伝えつつ……という建前で話したかったんです。
で、小学2年生の、いつだったかな。結構肌寒かった記憶があるので……
女史一同:クスクス(笑)。詩人みたい(笑)。
ダンディ:多分秋冬だったかな。冬休みの前だったような気がするんですけど、記憶に残ってるんです。手紙書いたんですよ。
びっくりドンキー:え?なんで?
ダンディ:「いいな」って思う子がいて。当時から人見知りだったので、全然喋ってなかったんです。ぜんぜん深い知り合いではなかったけど興味があったので、「まずは友達になろう!」と。なんか水泳やってることだけは知ってたので……
一同:あはははは!
ダンディ:「水泳頑張ってね」的な手紙を書いて、渡したんですよ。
びっくりドンキー:強すぎん??
ダンディ:(関わり方が)わかんなかったんですよ!!話しかけるの怖かったので。
ココス:手紙で送るのかぁ。
ダンディ:なんか手紙で送っちゃったんだよね。その場で口で言うのが嫌だったんだと思う。口で言ったら返答がすぐ返ってきちゃうのが嫌で、書くだけ書いて返答を後回しにしたかったんだと思います。
人前で開けてほしくなくて、「家に帰ってから開けて」といった記憶があって。そして翌朝、学校に行ってみたら、ラブレターっていうことになってたわけですよ。
ココス:あはーっ!!(驚愕)
ダンディ:そういうつもりはなかったんですよ、本当に!でも半分好きだったのは本当なんで、間違いってわけでもないんですけど。まあ向こうからしたら嫌じゃないですか。急に渡されて。
で、「家に帰ってからではなく、スイミングスクールで開けた」と。
一同:おおーっ。
ダンディ:~という話を聞いて、「ああ、コイツやったな」と。「人前で開けたんだな」と思いました。まあ、あんまりいい風向きではないですよね。居心地も悪くなりました(笑)。
で、その子は割とクラスのの中心人物的な人で、仲間が多かったんですね。いろいろあったんですよ。上履きが無くなってるとか、消しゴムを捨てられるとか、筆箱を蹴っ飛ばされるとか。
一同:えええーーっ!!それはやばくない!!
ジョナサン:かわいそう……。
ダンディ:へへへ(笑)。
びっくりドンキー:結構重大だ……。
ダンディ:それで、女性が苦手になったんですね。「もう信用できねぇや」と思って。で、小学校ずっとそれで6年まで来ちゃったんです。僕の中学校は2つの小学校が合体して進学するタイプで、他校から来た人たちにも「コイツはこういうことをやったんだ」って教えてたんです。
女史一同:きゃーーーーーっ!!!!!
びっくりドンキー:ツラい!!
ダンディ:というわけで小学校編はこんなところです。
ココス:でもこれは仕方がないですよね。好きになった人が悪いと言うか。自分の責任にしなくていいと思う。
天の声:君はその件の前後でどう変わった?
ダンディ:幼稚園の頃から交友関係はそこまで広くなくて、好きなことを教室の隅でやってるタイプだったんだよね。それをベースにして女性恐怖が加わって……
天の声:自尊心が削がれた?
ダンディ:そうだね。まずは学校の居心地が悪くなりましたよね。学校に行って友達と遊ぶことが簡単じゃなくなって、(授業が)終わってすぐ家に帰って、好きなことをやってました。そこで雑誌とか読んでたからアリオーゾに入ったんです。だからアイデンティティの形成はこの件が大きいです。自分の好きなことを突き詰めるきっかけにはなったかな。
ココス:でもそれは相手が悪い。恋愛ってやっぱ自分を責めちゃうとずぶずぶ埋まっちゃうので。
ダンディ:でも好きになった人を責めたくないですよね。
びっくりドンキー:いい子や……。
ダンディ:アハハ!
びっくりドンキー:いい子だよ……。
ダンディ:嫌じゃないですか!非を押し付けたくない。
ココス:へえーっ、すごい。
びっくりドンキー:これ全部ダンディ君が「めっちゃいい子」だからっていうのに帰着しそうだよね~。
天の声:刺すポイントがあるとすれば、小2の頃のことをなんでそこまで引きずれるのか、だよね(←あまりにも残酷)。
ココス:それは!まあ確かに。
天の声:そのことに関して、ダンディ君目線では居心地が悪くなったかもしれないけれど、周りの人からしたらそんなに大事じゃなくて、ただいじってただけかもしれないじゃん。ダンディ君が物事を大きく捉えすぎて居づらくなったのかもしれないよね。言い方悪いけど被害妄想的な?僕なら中学生まで本気でやり続けるんじゃなくて、軽いいじりとしてだと思うんだ。たいていの男ってネタとして昇華できたりすると思うんだ。
ダンディ:ラブレターのつもりじゃなかったので、事実と違った形で広まっているところが気に食わなかったところ。相手の子とは6年生までクラスが一緒で、その子がいじられているとこも目に入ってたんですよね。
ネタとは思えなかったなあ。
ココス:全然関係ないんですけど、私も小2の時にラブレター渡したことがあるんですよ。
ダンディ:シンパシー!!
ココス:それはガチラブレターだったんだけどそのことは全然覚えてなくて。学校で「郵便を送ろう」みたいな企画があって、血迷ってラブレターを送りました。小6までからかわれてた。けど「そういえばそんなことあったなー」くらいの感じです。
ダンディ:なんで吹っ切れたんだろう?
ジョナサン:昔すぎるんじゃない?
ココス:「こんなの書いたっけ?」みたいな。いい感じの関係が小6まで続いてたので……。
ジョナサン:失敗してないんだね。
ココス:失敗してないですね。返事返ってきたので。
びっくりドンキー:失敗したほうが記憶に残るよね。
ダンディ:そうかもしれない!へえ……。じゃあ小2って血迷う年なんですかね?
ジョナサン:何にも覚えてない。小学生の記憶って何にもないんだけど。
びっくりドンキー:小学生の頃は暴れん坊将軍だったことしか覚えてない(笑)。
ココス:私はそのからかいにたいして本気で対抗できたからよかったんですよ。「やめろよぉ~!」みたいな。でもこれは関係とか気持ちを否定するように捉えられかねないじゃん。そう言うことをしたくなかったり、そもそも好きだった人がクラスの中心的だったらできないかもね。反抗したら「何マジになってんの(笑)」みたいなことがありそうで。
ダンディ:それあった!!ありました!!
ココス:そういうところが(ココスとダンディの経験の)違いですね~。
ダンディ:中1も(ラブレター事件の子と)一緒のクラスでして……
びっくりドンキー:すごくない?
ダンディ:中学校では1年と2年の間でクラス替えがあるだけだったので、2年と3年では違うクラスだったんですけどね。
ココス:同じクラスっていうのは結構キツいかも。私は全然違うクラスだったんですよ。小2の時だけであとは違うクラスだったんで。
ジョナサン:ずっと同じクラスだったのはすごいわ。
ココス:それで2人がどうこう言われちゃうのはね……それはきつい。

過去編②中学編
ダンディ:中学校は、中1の……。こんなに鮮明に覚えてるのやばいな!なんでこんなに覚えてるんだろう。
ココス:私は何にも覚えてない!
びっくりドンキー:わかる、何にも覚えてない。
ダンディ:そうですね、中学の時は思わせぶりな子がいたんです。
びっくりドンキー:うわー、出た。
ダンディ:やっぱ居ましたか。
びっくりドンキー:中学とかは居がちじゃない?
ダンディ:はーん、そうなんだぁ。で、居まして、いろいろちょっかいかけられてたんですよ。多分僕の事好きだったんじゃないかなあと思うんです。違ったかもしれませんけど(保険)。でもなんか信用できなくて。
ココス:その手紙の件か。女性が信用できなくなってるから。
ダンディ:それもあるし、なんで自分に好意を向けてきているのかがわからなかったんです。俺の事なんか好きになるわけないだろうという考えがあったと思います。
一同(口々に):わぁ~きゃ~!
びっくりドンキー:刺さるわぁ~~。
ダンディ:まあ中学校はそれくらいかな。
ココス:で、結局何も起こらず。
ダンディ:多少からかいはありましたけど、もう慣れていたので、あんまり重荷には思ってないです。自分からアプローチしてないってのもあると思うんですけど。
中学編はこんなもんですかね。

過去編③高校編
ココス:3年間同じクラスだったんだよね。
ジョナサン:えーっえーっえーっ。高校3年間クラス一緒なのヤバいね。
ダンディ:一緒でした。
ジョナサン:珍しいね。
ダンディ:コースがいろいろあったんですけど、人数が少ないんでずっとクラスは同じでしたね。
ココス:そこで何かあった、と。
ダンディ:恥ずかしい……。一回話しましたよね?
ジョナサン:写真見せて~?
ダンディ:えーーっ!!!まぁ、とりあえず話してからにしましょう。
えーっと、ドタイプの子がいたんです。
一同:おおーーっ!!!(爆笑)
ダンディ:好きになっちゃったんですよね。
ココス:タイプの子がいたら仕方ないね~。
ジョナサン:懲りないね!もうなんかトラウマ持って無くないか?
一同:爆笑!
びっくりドンキー:トラウマを塗り替えるくらい良かったんでしょ。違う?
ダンディ:多分好きになるまではいけるんですよ。そっからがダメなんですよね。
びっくりドンキー:深い……。
ジョナサン:好きになるだけだったらいくらでもできるからね。
ダンディ:中3まで過ごして、女性恐怖は治ってきたんです。で、普通にしゃべれるようにはなったんですけど。恋愛がダメなんですよね~。告白できない。
ジョナサン:そっか。手紙がね……。
ダンディ:で、何も言わずに3年間過ごしました。
ココス:それで?
ダンディ:卒業して……「まあまあ信用できるな」と思ったので言うだけ言ってみたんですよ。
ココス:えっ、言うだけ言ったの!?
ダンディ:まぁまぁ、対面じゃないですよ。
ココス:えええーーーっ!手紙⁉マジか⁉
ダンディ:違う!さすがに同じこと2回はやらん!
ココス:何で言ったの?
ダンディ:LINEで……。
ジョナサン:えー?良くないわぁ。
ココス:良くないよね!!
びっくりドンキー:書き言葉に逃げてるよね!
ダンディ:あーーーっ!!始まったよ!!これ言われると思ったんだよ!!!!!知ってるわ!!知ってる!!良くないことくらい知ってる!!
ココス:相手の反応から逃げるのは良くない!一気に聞かないと。
ダンディ:怖かったんですもん!!!
ココス:いやー、それは……
ダンディ:ウワーーーっ!!!もうやめて!!
びっくりドンキー:書き言葉に頼らない!話し言葉に頼りなさい?
ダンディ:ううう……。
ココス:私的に、小2の時の手紙も、高校の時の告白も、そういう行動をしてから言って無くない?
ダンディ:あー!!わかってる!わかってるわかってる!わかってますって!!
ジョナサン:もう少し積み上げてからさあ……。
ココス:自分に興味を持ってくれてから告白してくれたなら、「なるほど、そうなんだなあ」ってなるけど、なんもそういう前触れがないのにいきなりってのはよくわからんと思う。
ダンディ:まぁしましたけど……。説明が恥ずかしくて省きました。スミマセン。
びっくりドンキー:ちょっと詳しく聞きたいなー。
ダンディ:うああ嫌だあ、話したくない……。
ココス:どういう風に褒めたの?
天の声:例えばどういう風なシチュエーションで褒めたの?
ダンディ:ウググ……。
ココス:部活頑張っててすごいね、とか?
びっくりドンキー:何部だったのー?
ダンディ:うーーわまた恥ずかしいところ聞いてくる!……ダンス?
一同:うわーー!
ジョナサン:ダンスかーー!見に行ったりしないの?
ダンディ:行きましたよ。
びっくりドンキー:ひゃーーーっ!!
ココス:すごい!
ジョナサン:行ったんだ!行った後に良かったよって言うとか?
ココス:それは普通に良くない⁉
天の声:クラスのみんなで見に行く感じだったのか、それとも君がその子目当てで行く感じだったのか、どっち?
びっくりドンキー:お目当て(笑)。
ジョナサン:誰かと一緒に行ったの?
ダンディ:一人でも行きましたし、事情を知ってる友人と行ったこともありました。
ジョナサン:それは「公演やるから来て」って誘われたの?
ダンディ:それもあったし、学園祭とかで「(公演を)やりそうだな」ってときは「やるの?」って聞いたりですね。
天の声:その子とはそこそこ話すの?
ダンディ:そうだね。話すことはできたから。
天の声:でも「ダンス良かったよ」は褒めた事にならないと思うんだよね。みんな言えるやつだから。
ココス:特別感無いよねー!「良かったよ」て言われても、「ありがとう」としか返せない。だからそれで意識するのは無理だよね。
ダンディ:それ以外言えないってのは弱点だと認識しております。
ココス:「良かったね」にプラスして質問すればいいんじゃない?「フォーメーションとかってどうやって覚えてるの?」とか、「フリって誰が考えてるの?」とか。
ジョナサン:大事なのは対話ですね。
ココス:そうやって「あなたに興味がありますよ」を伝えるんじゃないの?
ダンディ:なるほど……。正直フォーメーションとかクソどうでもよかったもんね。
一同:大爆笑!
びっくりドンキー:彼女補正やん。
ココス:自分の気持ちを伝えるのが一方的なんじゃないのかな。
天の声:褒め以外には?
ダンディ:うーん、逆にそれ以外に何があるんでしょう。
天の声:君だけがやって、ほかの人がやらない事です。
ジョナサン:そりゃ大事だ。
ココス:例えば、重いもの持ってあげるとか。あるでしょ。
ダンディ:タイミングがあればできるだけやってましたね。文化祭準備の時に荷物持つとか。
天の声:体育祭の時に写真撮ったりとかは?
ジョナサン:言おうと思ってた!イベントごとの写真。
ダンディ:うーん、2ショット嫌いなんですよ。
ココス:えぇ?
ジョナサン:なんで?
ダンディ:やっぱりそうかあ(苦笑)。
天の声:ちょっとわかる。
ココス:男性って「好きな子の写真だけあればいい」っていうか、「2ショット」である必要なくて、「ピン写」でいいんだよね。
びっくりドンキー:でも私もそれかもしれない!「かわいい!」って思う人の写真には自分の存在はいらなくて、(写真上から自分の存在を)抹消したいなって思うときある。
ダンディ:自分が写ってるのが嫌なんですよね。
びっくりドンキー:わかるかもしれない……。
ダンディ:「セットじゃない」って思っちゃう。
ココス:「写真撮らせて」はキモいけどね……。
びっくりドンキー:だから2ショに行くんだよね、きっと。
ダンディ:逆になんで2ショット欲しいんですか?
ココス:話しかけられて、「意識されてるんだな」っていう……
ダンディ:コミュニケーションの手段ってことですか。
天の声:女性って、「好きな人と一緒にいたい」という感覚があると思う。逆に男性は動物的に「獲得した」っていう捉え方をするんだ。
女史一同:そう!その通り!(タケモトピアノ的)
天の声:だから、自分はその中(2ショの中)に要らないんじゃないのかな。例えば自分の時計のコレクションといっしょに2ショット撮らないでしょ。そういうことなんじゃないですかね。
ダンディ:ほえーっ。考えたこともなかった。
ココス:(男性の)ゴールって、「付き合うこと=獲得すること」じゃないですか。でも女子的には「付き合う=獲得された」というより、「一緒にいる」ことがゴールなんだよね。
ジョナサン:そういえば、告白の件は?返事はどうだったのよ。
ダンディ:それはもう予想通りですよ、ハイ。
ジョナサン:その子の写真見してよ。
ダンディ:えええーっ。

何が欠けているのか?
ココス:発言と行動に特別感がないんだと思う。
天の声:行ってみれば有象無象だよね。
天の声:結局、彼はどうすればよかったんでしょうか。個人的には彼(ダンディ)、そんなに見た目は悪くないし、話せるほうだと思うんです。並べても男として平均以上に彼はいると思うんですよ。
だから、全く(恋愛的な)チャンスが無いわけじゃないとは思ってて、少なからず可能性はあったはずなのに負け続けた理由は何なんですかね。
天の声:そういえば、高校時代の子は彼氏がいたんだよね。その子は君(ダンディ)と何が違ったの?
ダンディ:その女の子は自分から行くタイプだったんですよ。
一同:うわーーっ!
ココス:それは結構クセ者だ。というか今までの子、みんなそのタイプ(追うタイプ)じゃない?
天の声:結局彼はどうすればよかったんでしょう。相手の子が自分から行くタイプかどうかは置いといて。一般的に「褒める」といってもいろいろあって、どこからがキモいラインなのかとか。
びっくりドンキー:結局のところさ、こっち側が好意を持っていたらどんな行動をしていてもプラスになるんだよね(←残酷ですね)。
ダンディ:わっはっは!(もう笑うしかない)
ココス:でもやってることに対して質問されて嫌な人はいないよ。例えばダンスでもアリオーゾの記事でも、そのことに対して深堀りするよりも、表面的なことを聞くといいのかもしれない。「アリオーゾってどんなサークルなの?」とか。
ダンディ:深掘りすんなってことですか。
ココス:急にレベル高いところ褒めるんじゃなくって、段階を踏むんですよ。褒め、質問、褒め、質問って。「アリオーゾの記事良かったよ(褒め)」、「アリオーゾってどんなサークルなの?(質問)」「冊子作ってるんだ、いいねえ(褒め)」「冊子ってどんな風に作ってるの?(質問)」っていう風に。
ジョナサン:全体的に所属していることを聞いてから、だんだん個人にフォーカスしていくのがいいかもしれない。
ココス:意識させようとするレベルが……。自分が思ってるよりだいぶアタックしないとダメだと思う。ちょっと触ってすぐ逃げる、ピンポンダッシュみたいな。
天の声:「ただしイケメンに限る」ってやつでは……?
ココス:いや、別に質問されることはそうではないと思う。興味があることを一番伝えられる方法は「褒め」よりも「質問」だと思う。だから質問をしろ!と言っているのです。
ダンディ:ちょっと戻るけど、「恥ずかしい」があるんですよ。手紙の件もあって、「そういうの(褒め言葉や質問)を言いたくない」っていうのがあるんです。
ジョナサン:言いたくない……?
ダンディ:言いたいんですけど、言って傷つくのが嫌で。
びっくりドンキー:ぐわぁ、わかるぅ~!
ココス:わかるけど難しい。ある程度の傷は覚悟しないと対価は得られない。
ダンディ:それはわかってるんですけどねー。
天の声:その傷っていうのは「自分が否定された」という感覚なのか、「相手から嫌われた」という感覚なのか、どっちなの?
ダンディ:どっちもじゃない?
天の声:そのベクトルが大きいんだろうね。
ダンディ:そう。だからどうしたらええねんって話で(笑)。
びっくりドンキー:わからなくはないからなあ……。
ココス:相手に何か断られたりしたら、相手に対して優しくいられないかも。身を引いちゃう。申し訳ないとは思うけど、日が経つとイライラしちゃうんだよね。
天の声:迷惑かけて申し訳ないな、とかは思うの?
ダンディ:思いますね。
ココス:それじゃない?気まずい思いさせて申し訳ないって。
びっくりドンキー:うっ!!
ココス:わかるよ、わかるんだけど、そう思っちゃったらもうどうにもならんくないですか。
ダンディ:そうなんだよ!だからそれをどうするかって話でしょーよ!
ココス:気まずい思いをさせたくない、かぁ……。
ジョナサン:いやぁ……。わからなくはないから苦しいなぁ……。
びっくりドンキー:でも自分が誘ったりして、断られたら自分を責めるわぁ……。
ジョナサン:なんか「間違えたな」って、誘わなきゃよかったなってなるよね。
びっくりドンキー:わかるわかる!私いっつもそう。断られたときは3日くらい引きずる。
ダンディ:それは誘ったことに罪悪感は無いんですか?
びっくりドンキー:予定があったりとかなら仕方ないけど、ほかに理由がありそうだったら、「前にも断られたけど、これは自分と遊ぶ価値がないと思われてるのかな、こう言ってるのも(誘ってるの)申し訳ないかな、もう(誘うのも)やめようかな」ってのを延々繰り返す感じ。
ダンディ:そんな感じですね。
天の声:君(ダンディ)は誘うことに申し訳なさがあるってこと?それは無いほうがいいと思う。
ダンディ:「無いほうがいい」⁉それはわかってるけどできないんですが?
ジョナサン:「申し訳ない」と思わなかったら何を思えばいいわけ?
天の声:単純に「縁がなかったな」って思えばいいんじゃないですか。
一同:いやーそれは無理だよ!!
天の声:でも誘ってることに関しては実害は無いじゃないですか。殴ったわけじゃないんだし。
ココス:でも私も「縁がない」で切り捨てちゃう。そこは現実的かも。
びっくりドンキー:私、もうムリ……。
ココス:私が誘った時は「申し訳ない」とか思わず、「気づけよ!」と思ってた。
びっくりドンキー:一回断られたらもういけないわ……。
ココス:謎にチャレンジャーなとこあるんですよね、私。割と切り捨てちゃうタイプなんです。誘うことに対して罪悪感なんてない。
天の声:僕は誘ったことに対してではなく、断られたことに対しての罪悪感はあると思うんです。この2つは必ずしも合体していない。
ココス:そんな気持ち(誘う罪悪感)を持ってるともう前に進め無くない?
ダンディ:だから、それを質問しに来てんですけどね。
びっくりドンキー:とりあえず写真見せてもらおうぜ?
ダンディ:えええーっ。

解決に向けて
天の声:じゃ、ひとりひとり個人として解決策を。結論として。
ココス:大学生と高校生の恋愛は違う。これだ!これを覚えておけ!最大の強みは趣味だ!趣味が同じ人を好きになったりしないの?
びっくりドンキー:あー。そこからじゃない?
ココス:好きになる人がさー。
びっくりドンキー:なんか共通の話題がないね。
ココス:「会話を深めて好きになる」とかがないよね。関係が深くなってから好きになったりしてない。友達から好きになったりしてないでしょ。
ダンディ:ぐぐぐ。
ジョナサン:まずは見た目から?
ダンディ:あーーーっ!!!
ココス:ぜったいそうだ!友達からの恋愛がないよね。
ジョナサン:小2の手紙(の子)も顔が好きで……。
ダンディ:あああーーー!!!
ココス:自分が女の人に優しくされたり、質問されて、うれしいと思って好きになったことないでしょ。
ダンディ:そもそも自分と同じもの好きな人にあんま出会ってないですね。
天の声:そういう人に出会えれば変わるんじゃないですか?
ココス:好きになるタイプがね。好きになってもどうアプローチしたらいいかわかんない人を好きになっている。でも恋愛ってそういうもんだからなぁ。
天の声:タイプって選べないから難しい。
ココス:やっぱり会話の内容で好きになることがないとかじゃないですか。「知性に恋する」とかあるじゃん。
ダンディ:知性ねぇ……。
ココス:教養ある人のこと好きにならないの?
びっくりドンキー:めっちゃわかる!!
女史一同:大盛り上がり
ココス:頭いい発言してる人の事好きになるんですよ。
ダンディ:男友達でそういうヤツは居ますけど、確かに一緒にいて楽しいですね。
天の声:ダンディ君的なキャラだったらモテるかもね。
ココス:「男の人も少女漫画的な出会いを求めてる」ってことなのかな。絶対そんな気がする。もっと現実的な恋しろ。
ダンディ:ひい。
天の声:そこ割り切っちゃいけない気がする。
ココス:割と理想が高いんじゃないのかな。
天の声:いや、彼はマシなほう。もっとひどい人はたくさんいる。「爪が長いからやめた」みたいな人もいたし。
ココス:蛙化的な。
天の声:そういう人って「その人そのものに恋をしている」んじゃなくて、「その属性に恋をしてる」んですよね。人に恋をしてればそういうことは起きない。
ココス:君(ダンディ)は、人に恋をしている感じがすごくする。これはポジティブな意見。そこはいいところ。「こういう系統が好きだから誰でも」じゃなくて、「この子が好きになったらその子だけ」じゃん。
びっくりドンキー:一直線。生かすべきだよ。大学生はそういう人少ないから。
ココス:ただ、それを伝える方法が間違っている!気持ちの方向は間違ってないんだよね。

趣味と共通点
ココス:付き合うって考えたときに、趣味が合わないのはキツいですよね。
びっくりドンキー:キツいね。
ダンディ:そりゃーね。
ジョナサン:うーん、否定されなきゃなんでもいいと思う。
びっくりドンキー:趣味合ってれば楽しさは何倍にもなるんじゃない?
天の声:「趣味が合うから好き」だと限界があるかもしれないけどね。
びっくりドンキー:趣味は取っ掛かりじゃない?きっかけとして距離を詰められる。
ココス:あと今までの恋愛を見ていると、時間かけすぎだなって思う。
天の声:3か月って言うよね。
ココス:3年間は長すぎ!もっと短い期間でギューッと!
ダンディ:出会って3か月ですか。授業で行ったら週1の月4回だとして12回?
ココス:1か月授業一緒で、4回一緒に授業受けて、ご飯一緒に行ったら3か月くらいでゴールインしない?そのくらいのテンポで恋愛しようよ。タイミングがわかってないのかなぁ。行かなきゃ始まらんから。
ダンディ:まあそれは。はい。
ココス:だからもうターゲット決めたら3か月でやるしかないよね。
天の声:でも絶対彼できないですよ。
ココス:時間かけるタイプなんだよねーー!わかるー!テンポ感良く恋愛するタイプじゃなさそう。時間かけて良さが出るタイプだと思う。
ジョナサン:4年間かけちゃうタイプ。
ココス:でも君の良さは時間をかけないと出ないと思う。
ダンディ:ダメじゃん!!
天の声:でもそんなに人当たり悪くはないじゃん。
びっくりドンキー:ですな。
ココス:3か月で恋愛をゴールインできるポテンシャルはあるのに、生かしきれてないんだよね。それが、相手が自分に興味あるとわかる言葉と行動じゃないから。質問や行動できればなんとかなるのでは。
ダンディ:はあ、なるほど。
天の声:僕が人脈繋ぐから……
ダンディ:いや、まだその段階にいない気がする。まだめんどくさいフェーズなんですよね。どうやって戻ったらいいんだろう。
天の声:なんでめんどくさい?それは趣味のほうが楽だから?
ダンディ:メンタル面ですかねぇ。
ココス:自分のメンタル削ってまで恋愛する気分じゃないのか。
ダンディ:そういうことです。
天の声:ならメンタル癒してくれる人、いいんじゃないの。
ココス:癒し系か。福原遥がまさにそういう感じじゃん。
天の声:手話サークルの人とか優しそう。
ココス:まぁあきらめてきたころに良い人が現れたりしますから。
びっくりドンキー:意外と求めてないときに来るからね。ほんとに欲しいものはほんとに欲しいときに来ないからね。
ダンディ:その言葉、沁みます。

恋愛の大きさ
びっくりドンキー:恋愛のいい所教える?
ココス:恋愛のいいところってなんですか?
びっくりドンキー:でもパッと出てこない……。
ダンディ:おいおい……。
ココス:でも恋愛ってメリット・デメリットの問題じゃないでしょ。
びっくりドンキー:恋愛は人によって(受け止め方が)違うじゃん。
ジョナサン:生活の軸になる人もいれば、プラスアルファの人もいるか。
びっくりドンキー:私はプラスアルファ派だから、(恋愛が)なければないで「そういう時期なんだろうなぁ。」ご縁があったら「そういう時期なんだろうなあ。」って感じ。
ココス:結構依存しちゃうタイプなんですかね。
ダンディ:授業を全部ほったらかすほどのめりこみはしないと思う。
天の声:付き合って3か月くらいのダンディを想像しても、趣味より少し大きいくらいだと思う。ちょっと冷静になってそう。
ココス:確かに意外に冷静になりそうだよね。
ダンディ:そうですか?
天の声:常識ラインにいるというか、まともな人間だと思ってる。
ココス:もう付き合っちゃえばいいんだよ。誰でもいいから。
ダンディ:アハハ、極論だねぇ。
天の声:でもそうしたらそうしたで「やっぱ好きになれない」って振りそうだよね。
ダンディ:フフ。
天の声:「恋愛は消費活動である!」と考えることで自信がつくのでは。
ジョナサン:失敗してもしょうがないってことか。
天の声:言い換えれば「クズになる」ってことになるわけだけど。
びっくりドンキー:でもクズが結局恋愛では勝者になるんじゃないの?
ダンディ:まあねぇ……。
びっくりドンキー:もっと軽い気持ちで恋愛したほうがいいんじゃないでしょうか。
ダンディ:「軽い気持ち」ですか……。
ジョナサン:一大イベントとしてとらえすぎ?
びっくりドンキー:ほかの人の話とか聞いてるとそう思いません?
ダンディ:確かに……。
びっくりドンキー:みんな軽いよね。恋がしたいのか、ただ恋人がほしいだけなのか?
天の声:消費活動として割り切ってる人も周りに多いと思います。
ダンディ:ちょっと考え方を見直すタイミングかもしれないね。

傾向と対策
ココス:逆に好きになられた人好きになるの?
ダンディ:中学の時の子は「なんだコイツ」と思いながらちょっとは好きになったかな。
ココス:まあソイツはちょっと不真面目なアプローチだったからなー。
大学に入ったんだし、からかうとかは無いと思う。恋愛はもう少し内向きの話になってくる。
天の声:ダンディ君の場合、話さないとダメだから、グループワークの授業をもっととるとか。
びっくりドンキー:身リベ再履(笑)。
ココス:結局行動しないとダメなんですよね(参照)。
ジョナサン:行動はね。しとかないと。ヒヒヒ。
ココス:普通に、2年になったら(恋人)できるんじゃない?
天の声:逆では。2年になったら性格が固まっちゃう。
ジョナサン:浮かれてる子がいなくなっちゃうか。
ココス:アリオーゾ内恋愛したら?
ダンディ:へ。
天の声:彼が抜けたら働き手がいなくなりますよ。(部内恋愛で)失敗したら抜けそうで恐ろしい。
ココス:やっぱだめだ。サークル内恋愛禁止で。
ダンディ:まぁ、ココ(アリオーゾ)は結構心の拠り所なので。
びっくりドンキー:先輩、そういうこと言ってくれてうれしいよ~~。
ジョナサン:違う方のサークルは?もう一個の方、あるでしょ(ダンディはアリオーゾととあるサークルを掛け持ちしている)。
ダンディ:そっちかー。
びっくりドンキー:出会わないの?
ダンディ:ぜんぜん刺さってないです。
天の声:もう一つ入ろう!ディズニーとか。
ダンディ:それだけはカンベンしてください。ほんとそれだけは。
天の声:じゃあ合コン。
ココス:やりたい!女子高の友達連れてく。
びっくりドンキー:やりな!
ダンディ:僕の意思抜きでドンドン話が進んでいくんですが。

自信
ダンディ:結局どうやって自信つけるんですかね?
ジョナサン:知りてぇー。
びっくりドンキー:私も知りたい。誰かに肯定してもらうとか?
天の声:アリオーゾが肯定場所じゃ。
びっくりドンキー:そうだよ!
ダンディ:なるほど。
天の声:ほかのことに対しては自信あるの?恋愛以外に。
ダンディ:(自信がないのは)恋愛だけですねぇ。
天の声:うーん。1回テニサーとか、むちゃくちゃなところに入ってみて、最悪の恋愛を目の当たりにすることで気が変わらないかな。ショック療法(笑)。
びっくりドンキー:この間飲みに行った時、隣のサークルの人たちがずっと恋愛の話してて。
ジョナサン:この人がこの人狙ってるんだなってのが傍から見て丸わかりだったよね。
びっくりドンキー:「もっと飲みなよ!」みたいな。ガンガン飲ませまくってて。
天の声:そこに入ってそういうの見たら変わるかなぁ。
ダンディ:マジ⁉
ジョナサン:性格ねじ曲がりそうだけど……。
天の声:治るかもしれないし、悪化するかもしれない。
びっくりドンキー:大学生ってそんなもんなんだよきっと。私はそっち側の人間じゃないけど。
トークを終えて
ダンディ:やはり人に相談することは大事。誰かに話すとほんの少し心が安らいだような気がする。自分と同じような境遇にいたり悩みを抱える人がのぞき見くらいの感覚で読んでくれたらいいな。
それとやはり周りの人に恵まれているなぁと感じました。何といっても日曜日に呼び出して集まってくれる人たちですからね。
ダンディ:ゆっくり頑張ります。お読みになっていただきありがとうございました。
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