最恐の暇つぶし!無料で読めるネット上の怖い話10選

コロナウイルスの影響で外出するのがはばかられる昨今、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

もし「退屈でやることがない…」なんて方がいたら、怖い話を読んで退屈を吹き飛ばしましょう!

今回はネット上で書き込まれた怖い話をまとめました!素人が書いているからこそ文体は柔らかくスラスラと読めます。それでいて、読み応えも怖さも十分!4万字を超える長編物も数分で読める短いものもあります!気軽に読めてがっつり楽しめるのがネット上の怖い話の魅力です。

怖い話が大好きな方は是非夜中に一人で読んでみてください!その際は読む前にトイレに行っておくことをオススメします…


①「八尺様」

・怖さ 93点 ・長さ 約5000字

ネット怪談の中でかなりの知名度を誇る人気作。タイトルにあるようにこの作品には「八尺様」と呼ばれる化け物が登場します。「八尺様」の恐ろしさと理不尽さ、クライマックスにつれて高まっていく臨場感が魅力です。舞台が田舎の村であるということが一層この作品の怖さを引き立てます。かなり怖い方のネット怪談なので怖いのが得意な方だけ読んでみて下さい。

https://恐怖の泉.com/kaidan/47wa.html

②「巨頭オ」

・怖さ 85点 ・長さ 約500字

タイトルから既に不気味さを感じさせます。500字とかなり短いので1分とかからずに読めますがその恐怖は絶品。短さ故に読者の想像力をかきたてます。余計なあらすじ解説は一切必要無し!気になる人は下のリンクをクリック。

https://恐怖の泉.com/kaidan/204wa.html

③「ヤマノケ」

・怖さ 89点 ・長さ 約2000字

「 テン・・・ソウ・・・メツ・・・ 」。もし、夜中の山道でこんな声が聞こえてきたら要注意…。話の内容としては八尺様と似ていますが、この作品は人間の無力感が際立っています。山という場所は怪奇のテリトリーであり人間が近づいてはいけないということを思い知らされます。

https://恐怖の泉.com/kaidan/111wa.html

④「姦姦蛇螺(かんかんだら)」

・怖さ 86点 ・長さ 約13000字

山の中にある立ち入り禁止区域に入っていく不良3人組が主人公です。当然なにも起きないわけがなく恐怖に巻き込まれます。3人を待っているのは神話や伝説にも近い怨霊・姦姦蛇螺 。この物語の魅力はその姦姦蛇螺の恐ろしさと息遣いまで聞こえてきそうな臨場感です。

https://恐怖の泉.com/kaidan/150wa.html

⑤「危険な好奇心」

・怖さ 91点 ・長さ 35000字

この作品はここに紹介しているどの怪談とも異質なものです。全く違うタイプの恐怖が描かれています。人間の恐ろしさです。この作品は化け物や霊でなく生きている人間が恐怖の対象となります。しかし、その怖さは超一線級。「人間が一番怖い」なんてのは言い尽くされた陳腐な文言ですが、改めてその言葉の意味を考えさせられます。長さもここまでで最長。読む際は覚悟と時間の準備を。

https://恐怖の泉.com/kaidan/25wa.html

⑥「くねくね」

・怖さ 80点 ・長さ 約2000字

田舎の祖父母家の遊びにいった兄弟がこの物語の主人公となります。全く訳の分からない不気味さ。どうすることもできない無力感。前触れもなく突如として襲い掛かる理不尽さ。短いですが恐怖というものが凝縮されています。

https://恐怖の泉.com/kaidan/176wa.html

⑦「コトリバコ」

・怖さ 82点 ・長さ 約16000字

ある日、語り手の友人の実家の納屋で20cm四方ほどの木箱が見つかることからこの物語は始まります。怖さもさることながら、その作りこまれた設定と臨場感が魅力です。一気に引き込まれすぐに読んでしまえます。また、この怪談は呪いの物語であり読後に体調不良を訴える読者もいるそうです。閲覧は自己責任で。

https://恐怖の泉.com/kaidan/4wa.html

⑧「リゾートバイト」

・怖さ 86点 ・長さ 約40000字

約4万字とここまで最長。かなり長く読むのには時間がかかりますが、その怖さは一見の価値ありです。長いだけあって非常に丁寧に描写がされており文章全体からなんともいえぬ不気味さがにじみ出でいます。物語はみなさんと同じ大学生がリゾートバイトとして海辺の旅館で働き始めるところから始まります。旅館という舞台がなんとも絶妙に恐怖感をそそりますね。

https://恐怖の泉.com/kaidan/19wa.html

⑨「猛スピード」

・怖さ 88点 ・長さ 約1000字

夜中になると家の屋上から双眼鏡で街を観察するのが趣味の語り手が主人公。変な趣味だなと軽い気持ちで読んでいると最後には背筋が凍ります。読み終わった後は夜中に外を覗くことさえ恐ろしくなります。短く読みやすい文章ですがかなり怖い方です。

https://恐怖の泉.com/kaidan/20wa.html

⑩「リアル」

・怖さ 100点 ・長さ 約20000字

まさに最恐。100点満点の怖さです。ここまでにも挙げてきた「不気味さ」「無力感」「理不尽さ」。恐怖を構成するこれらの全ての要素が高い次元で完成されています。引き金となる出来事の敷居の低さと、それによって引き起こされる異常な恐怖体験が全く釣り合っていません。一人暮らしで部屋に鏡がある方は絶対に読まないでください。これに限っては絶対に一人で読んではいけません。

https://恐怖の泉.com/kaidan/7wa.html


いかがだったでしょうか?

今回はざっと10個の怖い話を紹介させていただきました。なにか気になるものはありましたか?もしくはいくつか読んだことがあった!なんて人もいるかもしれません。どちらにせよ、みなさん今夜はご注意ください。怖い話を読んだ後に実際に怪奇に巻き込まれる…なんていうのは怪談の鉄板です。もしかしたら、今この文章を読んでいるあなたの後ろに既に…!なんていうのは冗談です。笑ってください。

最後に、怖い話ではシチュエーションや登場人物、霊や化け物の姿形は文章でしか書かれていません。みなさん自身の想像力をフルに働かせて読んでみて下さい! ホラー映画によくある驚かすような恐怖ではなく、じわじわと襲ってくるような恐怖があなたを待っています。


それでは、良い休日を。

「スキ!」を押すとこの記事を書いた石神井川 進が喜びます!

投稿者: 石神井川 進

文学部哲学科。
エンタメの記事をCheck!