自身の魅力と社会問題について発信するインフルエンサーとしての活躍を競う、ソフィアンズコンテスト。その6人のファイナリストたちに書店でビビッと来た本をチョイスしていただきました。選んだ本や、プライベートでの読書などについて沢山語っていただきます。
今回登場していただくのはエントリーナンバー1の髙橋彩里さんです!
髙橋彩里さんのプロフィールについてはこちらをご覧ください!
よろしくお願いします。この企画を聞いた時どのように感じましたか?
――最近本を読めていなかったので、本を読むきっかけになりましたし、文庫本だけじゃなくて雑誌などからも選んでよいということだったので、どんな本を選ぼう…と考えながらも選びやすかったですね。
では、選んだ本を教えてください。
――SDGsについて書かれていた講談社の『FRaU』という雑誌を選びました。
その雑誌を読んでみて印象に残ったページはありますか?
――その中に「二酸化炭素濃度マップ」というものが載っていて、2010年からの10年間でどれだけ空気中の二酸化炭素濃度が上がったかっていうのを色分けしていたんですけど、私が生きてきた最近の10年間だけでもかなり濃度が高くなったんだ…と思って、これが結構印象に残りましたね。
ここからはプライベートの読書についてお伺いします。普段はどんな本をお読みになりますか?
――最近は本を読む機会がほとんどないんですけど、小さい頃はすごくたくさん本を読む子どもだったんです。
でも、授業の教材で結構本を使うことが多いのでそれを読んだりっていうのがほとんどですかね。私は国際教養学部で政治専攻なので人類考古学、人種についての本などを授業で読んでいます。
今、一応読みたいなぁと思って本棚に置いているものもあるんですけど、全然読めていないんです。
本や読書にまつわる思い出やエピソードはありますか?
――本当に小さい頃は寝る前に母がよく日本語の絵本を読み聞かせしてくれていました。今でもその絵本を書店で見かけると「うわぁ懐かしい!」って思ったりします。そして家に帰ってからも「まだその絵本残ってるかなぁ…。」って思いながらあちこち探してみたりとかはしますね。
なので、自分がたくさん本を読む子になったきっかけが母だったという思い出があります。
では、今の日本語力の基礎も小さい頃の読み聞かせで得られたということですか?
――そうですね。幼稚園の頃は周りに日本人の子がいたんですけど、みんな小学校に上がる年齢になると日本に帰る子が多くて…その中で私は小学4年生までオーストラリアにいたので、学校で使う言語はほとんど英語でしたね。
それもあって、ある程度成長すると自分一人で日本語の本を読みなさいって母に言われて読んだり、後は日本に旅行に行った時にちっちゃい本を買ってもらったりしていました。それでも日本語力を保て…なくて最終的には結構おかしい日本語になってるんですけど、母の影響で日本語力はある程度キープできています。
「今」上智生に読んでもらいたい一冊を教えてください。
――この質問を聞いて最初思ったのは実際に買った『FRaU』です。
持続可能という単語自体は普段結構聞くんですけど、実際にはSDGsにあまり馴染みがない人が多いと思います。この雑誌の中には「リサイクル・リプロダクト・リメイク」を実践しているファッションブランドについて紹介しているページもあります。再生利用可能な物で作った服に対して遠慮してしまう人もいると思うんですけど、これは日常的に着ているような服で「あ!これもSDGsを実践しているブランドの服だったんだ!」と気が付ける内容にもなっています。難しい中身の雑誌じゃないので、結構読みやすいしすごくおすすめです。
それでは最後に、髙橋さんから上智生に向けて何か一言お願いします!
――『FRaU』の8月号、バックアップ商品じゃないと後から買えなくなっちゃうんで、是非是非書店に駆け込んでください。面白いです!(笑)
髙橋彩里さん、素敵なお話をありがとうございました!
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