さあ、文学部編ですよ。
アリオーゾの持ち場。
これを見ていったいどれくらいの人が将来アリオーゾの仲間になってくれるのでしょうか。
一種のリクルート記事ですね。そう、リクルーゾです。
文学部 新聞学科
【連載:がっか 第1回】
「女子アナになりたい人は外英とかに行ってください(笑)」
こんな時既に遅しにも程がある言葉を耳にする1年、必修の初回授業。一癖も二癖もある教授と学生が集まる文学部新聞学科は、それでも入った暁にはきっと独特の魅力が君を掴んで離さない、上智大学の中でも屈指の曲者集団だ。
1932年設立、「日本最古のメディア系学科」がお決まりの謳い文句。少人数教育がウリで、今年からちょっと募集人数が増えて1学年120人になったものの、基本的に他学科生らの「他クラスの人と仲良くなる機会ない〜」等の会話に入ることはできない。だからといって学科内でみんなめちゃくちゃ仲良いというわけでもない。癒着こそがジャーナリズム最大の敵である。
毎年学生たちにはそれぞれのカラーが存在する。君たちが関わる可能性がある学年を紹介すれば、今の3年は男子内で所謂ジミーズ系集団が奇跡のクーデターを完遂、2年は常日頃から日常会話内で皮肉が飛び交うただのツンデレの集まり、1年は人数が増えたことによって何の因果か正統派の明るい人間が増えたという。ただ1つどの年にも共通しているのは、男女問わず流行に早く、どこよりも「今を生きてる」人間が多いということ。そして他学科から見ると、新聞学科の「女子」はオシャレなイメージがあるそうだ。
男子は知らない。
文学部 英文学科
学部生1、学部生2登場。
学部生1「話に聞くところによると、英文学科の生徒はキラキラしているそうだが。」
学部生2「そんなことはない。確かに身なりには気を遣っているが、その目は虚ろだ、見ればわかる。」
1「何故?」
2「なに、話せばわかるさ。奴ら、トレンド色のリップを塗った口を開けば、課題だ、レポートだ、詩の暗唱だ、心の休まる暇がない。おまけにいつだって来週までに読まなきゃいけない英文学の本を持っている。」
1「それは初めて耳にするな。」
2「確かに”英文”と聞くとさながら花形学科のような印象を受ける。しかしその実は犬も食わない不憫学科。偏差値も高く単位も取りやすい外国語学部英語学科と並び称され『華の外英 涙の英文』と言われるほどだ。」
1「悲劇的だな。」
2「それは盛大な皮肉だな。英文科生はシェイクスピアの弟子。悲劇について研究する立場だというのに!」
英文学科教授登場。
教授「こんなところで何をしている。明日は0限(※)なのだから、早く床につきなさい。体を崩すなよ。崩したらメールをしろ。プレゼンの日にちを延期してやるからな。」
2「はい、教授。」
教授退場。
2「言うならば、唯一の救いはおおらかな教授が多いことだね。それに英文学というのも、つきつめればなかなか面白い。文学に相応しい美しい英語に触れるのも良い経験になる。それに美女も多いし、悪くないね。」
1「なんだ、君は英文だったのか。」
※週一回、1限より前に行われる必修授業 Morning Englishの愛称。尚、来年度からは2限に移動する予定。
文学部 哲学科
改訂版『哲学科民族の風習について』
文学部、いや上智大学の秘境、哲学科。そこには人口250人ほどしかいない未知の少数民族、「哲学科生」がいると伝えられている。
彼らの習俗はあまり知られていない。彼らははたから見ると何が書いてあるのかよくわらない祈祷書(注1:哲学書)を読み、集まっていとも楽しそうに語り合う。アゴラ(注2:今日メンストと呼ばれる場所)に下りてきても盛り上がって、「存在」とか、「理性」とか言った、わけのわからぬ「哲学語」で話しているので、良識人からはしばしばヒンシュクを買う。それはまったくもって当然のことである。
この民族の一員として認められるには、伝統の2つの通過儀礼を受けねばならぬ。1つは、「哲学演習」と呼ばれる。詳細はわからないが、おそらく軍事演習の一種である(後記:のちの研究で、これはゼミと呼ばれる、祈祷書(注1参照)を読んで語り合う会合とわかった。一年生からこの儀式を行うというのは他の民族には見られぬ風習である)。第二の通過儀礼は、彼らの言語では「てつにゅう」と呼ばれている秘儀(あるいは講義)である。多くの人はこの儀式を恐れる。なぜならば、この秘儀において人々は、「神の言葉(注3:ここでは難解すぎて理解しづらい言葉を指す)」を聞くからである。民族の人間はこうして、「哲学語」と出会い、文句を(これ以降の文章は散逸してしまってわからない)
新年早々2日連続で更新なんてしちゃって疲れたから明日はもう更新しません。
金曜日からは待ちに待ったアリオーゾVol.16の配布開始!ガシっと貰うために英気を養っておいてください。
最悪上智生じゃなくても、ソフィアンの友だちに貰うなり何なりして、とりあえず読みましょう。
もちろんいくら欲しいからって学外の人は無断で構内に入ってきちゃだめですよ。
でも配布時間は12:30-13:30ですからね。だから何ってわけじゃないですけど。ちなみにね。
さて、上智大学キャラ大全もまだまだ続くぞ!
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