【ノーカットインタビュー】TBSアナウンサー田村真子さん

新入生の皆さん!ご入学おめでとうございます!

上智大生の皆さん、こんにちは。

今回はなんと、田村真子アナの特別インタビューが実現いたしました!👏

冊子の方でも田村さんのインタビューを記事にさせていただきましたので、ぜひ読んでみてくださいね。

Webアリオーゾではインタビューのノーカット版をお届けします。

ゼミ選び就活事情など、現役上智大生の皆さんにも大いに役立つ貴重なお話を伺うことが出来ました……!

田村真子 アナウンサー

1996年2月3日生まれ。三重県出身。上智大学文学部新聞学科卒業後TBSテレビへ入社。「はやドキ!」への出演を経て、2021年からは「ラヴィット!」のMCとして活躍中。

趣味は、神社仏閣巡りやKPOP鑑賞など。一言で性格を表すと「生き急ぐめんどくさがり屋」(本人談)。

田村真子(@tamura_mako_) • Instagram写真と動画

アリオーゾ、以下ア)本日はインタビューを受けてくださり本当にありがとうございます。

よろしくお願いします。

ア)文学部新聞学科ご卒業ということですが、なぜ新聞学科に入学を決められたんですか?

そうですね、法学部とか経済学部とか色々受けていたんですけれど、引っかからなかった末に(笑)。

でも、文学部の中でも社会に近い学問を学びたくて。元々メディアにも、興味があったのも大きいです。新聞学科に入れば、学ぶ中で政治についても経済についても、幅広く学べると思い、選択しましたね。メディアを通して、自分の興味のあることを学べるだろうなと思いました。

 ア) 大学に入る以前で、メディアや社会について関心を持ったきっかけについてお伺いしたいです。

確かに……。私は、中学受験をしたんですけれど、昔から時事問題が得意でだんだん興味が湧くようになったっていうのはあるかもしれないですね。テレビばかり見ていたのもあるかも……。

ア)なるほど。時事問題への興味は今の職業にも繋がっていそうですね!

ア)アナウンサーという職業を選んだのはなぜですか?

そうですね。元からアナウンサーを志していたわけではないんですよね。

テレビが好きなのと、時事問題が好きっていうのもきっかけになって新聞学科に入りましたし、テレ朝のモーニングショーでADのお手伝いをするという、普通の一般応募のインターンじゃなくて新聞学科からテレビ局とか新聞社に行けるっていうものがあったので、 それで、私はテレ朝さんに行って、色々あって。

それから教授から(※小此木潔氏、2014〜22年3月)、「お喋りするのが得意なんだったら、アナウンサーも受けてみた方がいいんじゃない?」っていう風に言ってもらってアナウンサー職も受けたんです。教授との出会いは大きかったですね。

ここからはどんどん田村アナの過ごした学生時代を深掘り……!

ア)ゼミでは、メディアに関係するような研究をされていたんですか?

そうでしたね……。イギリスのEU離脱やトランプ米大統領について、現地のメディアがどのように取り上げているのかということを検証しました。日本の新聞を中心に記事研究みたいなことをしたんです。

あー、記事検索も授業でやったな、そういうのも思い出してきた!

ア)新聞学科開講の授業で印象に残っているものはなんですか?

そうですね、「人間行動とマスメディア」かな。

心理学系とか、人間行動学系の授業はすごく面白かったです。群衆がどういう心理で物事に影響されていくとか、どうやって世の中の世論が形成されていくのかとか。

そこから、私が卒論で書いた、報道がどのように国内の分断に影響するのかっていうテーマにも多分繋がってたのでそれはすごく面白かったですね。

ア)身近な問題ですからね。

それが面白かったんです。全然他の学科の人でも受けられるので受けてみたら面白いんじゃないかなって私は思います。

ア)授業を受けてきた中で、印象的に感じた授業などはありましたか?

テレビ制作の授業は印象的でした。私は出役(タレント役)だったんですけれど、本当に大変だった記憶があります(笑)。

それに、その時一緒に実習していた「フロアディレクター」という、フロアで指示を出役に伝える役割の人がいるんですけど、「フロアさんがミスしたらこれ全部ダメになるじゃん、なんて大変な仕事なんだろう。」と思いました。今でも、フロアにいてくださる人との信頼関係はとても大事ですし、日々助けられています。まさに、「リアル」な授業でした。

ア)  今のキャリアの下地が、この授業で作られたんですね。

そうかもしれないです。経験を積むことは大事ですね。

それと、割と平和構築系海外協力系の授業が、国際色豊かな上智には多かった気がして、そういうのも受けていましたね。JICAの人が来てお話してくれる授業もあったんで、 そういうところだけは、なんだかありがたがって受けていました。

ア)そういう機会はなかなかないですよね。

そうですよね。上智の学生の特権だと思うんで、せっかくならね。

まあ、役に立つ立たないはあると思いますけれど、学生の時に受けてみるのがいいんじゃないかなって思います。せっかくだったら、他のところで受けられない授業を。

ア)他におすすめの授業はありますか?

10講(10号館講堂)での授業はおすすめ。10講での授業は気楽に受けられましたね。あんまり今までああいうところで授業を受けたこともなかったので、ちょっとかっこいいですよね。

確かに、新しい場所で過ごす学生生活は新入生の皆さんもワクワクドキドキですよね

ア)上智大学でお気に入りだった場所はありますか?

確か1番いたのは和室だったんですけど、学校だと2号館が1番好きでした。私たちがいる時は1番綺麗なところだったんです。2カフェで、空き時間、ずっと友達とお喋りしたりとかもしてました。

通称2カフェは2号館5Fのサブウェイ前のフリースペースのことですね……!

他には、学校周辺だと、見附の方までちょっと歩いていくとあるおしゃれなカフェがあって、あそこでランチしたりとかするのが結構楽しかったですね。 

過去に発行したアリオーゾ冊子に手を伸ばしてくださりました。
「学生の皆さんだけで!?凄い!」とお褒めの言葉をいただきました。

春といえばゼミが始まる学生も多いはず。こんなことも伺ってみました。

ア)ゼミ選びで、何か気をつけておいた方がいいこと、意識した方がいいことはあったりしますか。是非教えていただきたいです。

もちろん、自分がこの先学びたいとか就活とかで見てみたい分野でまず分けるじゃないですか。確か大体私の時も分野ごとに2人ぐらい先生がいました。まあ、確実に先生の個性を見ておくのは大事ですよね。

ア) 合わなかったら、とことん合わないですもんね。

やっぱり色があるので。まあ、別にそこのゼミに入ってる子たちは楽しくやってるのかもしれないですけれど、周りから見たら「どこどこゼミ大変」みたいなものがありますし。やっぱり自分との相性も大事ですね。先生によって、色々文献読んだり、調べたりとか、ディスカッションするゼミもあれば、フィールドワーク中心の先生もいたりします。先輩の意見を聞くっていうのも大事ですね。

ア) そうですよね。

どういうことをやってるとか、先生はどんな感じとかね。ハードにやりたい人はそういう先生のところに行けばいいと思います。私はもう退職された小此木先生(2014年~22年3月)のゼミに入ってたんです。元々新聞社にいらっしゃった方だったので、メディアが物事をどう取り上げるかっていうことを学んでいました。

学業以外の学生生活についてもお話ししてくださりました!

ア)部活動は茶道部だったということですが、どうして茶道部に入ろうと思われたんですか?

昔から茶道が好きで興味があって、ちゃんと習いたいなって思っていたので。「 茶道部いいかな」と思って。それで体験にも行ってみて、他の同期の子たちも結構気の合う子が多かったので、それで入りました。

ア)同期の方々とは今も交流があるのでしょうか?

今でも仲が良いのでみんなでご飯に行ったりとか、遊びに行ったりとかしてます。

ア)今でもお茶は点てられるんですか?

卒業してからは全然点ててないですね(笑)。みんなで集まってはいるんですけど。ちょっと続けてないですね。

ア)茶道部はサークルと違って、部活ですよね。やはりちょっと厳しめだったのですか?

私、サークルに入ってなかったので、サークルがどういう感じだったかっていうのが逆にわからないんですけれど、でも、お稽古週2でやってて、 先生に外から来てもらってるので、先生に対してはちゃんと接さなきゃいけないじゃないですか。だから、そういうところで、礼儀とか、どういう対応をすればいいかとかっていうのは、学んだところはあるかもしれないですけれど。

でも、先輩たちも優しかったですし、うちの代はみんなお喋りの代だった。「なんかちょっとうるさいよ」って言われて(笑)。でもそんなに厳しくはなかったですね。自由にお茶会の準備したりとか、定期的にそういうことはやってたので、それは大変でしたけれど。でも、どうなんでしょうね。多分、そんな体育会の部活ほどキチキチもしてないだろうし……。

ア)学生の時は、学業や部活以外にはどのような風に過ごされていましたか?

学生の時って基本、1時半ぐらいまでなんか起きてたので、テレビ見たりとか、YouTube見たりとかしてましたね。全然大したことやってなかった(笑)。

ア)学生の時になにかハマっていたことはありますか?

何やってたかな。私はK-POP が好きだったので友達と国内のライブに行ってましたね。でも、ライブに行った子たちで韓国旅行に行ったりもしました。2回ぐらい行ったかな、 楽しかったですね。

ア)K-POP 以外の他ジャンルの音楽も聞かれるのですか?

サントラを聞くのも好きですし、J-POP だと椎名林檎さんも好きで今でも聞いています。

でも、やっぱり気分上がるってなると、ちょっとK-POP寄りとかになっちゃうんですけれど、未だに大学生時代に聴いてた曲とか聴いちゃいますね。世代がちょっと違うんですけど。 私、少女時代が好きだったんです。

ア)少女時代は、最近復活しましたよね

そうなんです!あれも嬉しくて、私の青春というか。 社会人になると、なかなか自分に精一杯で、追っかけられなくなってくるんですよね。大学の時ほど。 となると、なんかどうしてもやっぱり大学の頃がピークだったので、その頃の曲とか聞いちゃいますね。

ア)となると、大学生のうちに、推し活すべきなのでしょうか?

推し活はしておいた方がいいですね。今でもずっと大学生時代から友達で推し活続けてる子ももちろんいますけど。大学の時は就活とか、いろんなことをやらなきゃいけないと思うんですけれど、こんなに自分のやりたいことを存分にできる時期ってないので。

社会人になると、やっぱり仕事が第1になっちゃうことが多いですね。

ここからはアナウンサーとしての日常生活について。なかなか知ることのできない貴重なお話を伺えました。

ア)そうですよね。本当にお忙しい毎日を過ごされていますよね。「ラヴィット!」でも大活躍中の今、どのような生活を送られているのか気になります!やはりアナウンサーの朝は早いのでしょうか?

そうですね!朝は大学の頃に比べたら考えられないぐらい早いですね。大体5時起きぐらい。

ア)大変……!

それでも1個前の番組とかだと、もっと早くて2時、3時とかにみんな会社入ってるんですよ。終電で出勤みたいな。飲み終わりの人とすれ違う(笑)。だから、私はまだちょっと遅い方なんですけれどね。

ア) なかなかにハードですね……!それでも毎日5時起きは本当にすごいです。

でも、皆さん社会人になったらできるようになるんですよ(笑) 。もう大学生の時なんてね、余裕で8時起きとかしてましたもん、私。一限はね、早く起きなきゃって思うからいいんですよ。二限がね。遅刻することはたまにありました(笑)。

ア)こそっと入ってくるみたいな感じで。ありますよね(笑)。

まあでも、それこそ1年目とか2年目の頃に早朝の番組を担当していた時は1時半ぐらいに入ったりとかしてたんで。仕事となるとね、できるもんなんですよね。そうやって生きてくしかないってなるんです。でも、学生のうちは好きなだけ起きて寝た方がいいですよ本当に。その方が健全なくらいです。

ア)それこそ今5時起きでしたら、学生の頃の時間までは起きていられないですよね。

そうですね。早く寝ればいいんですけど(笑)。21時ぐらいに寝着くのが1番理想的なんですけど、割と私、なんか夜更かししちゃうんですよね。変わらないですね。

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投稿者: あいうえ夫

特になし夫
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