上智生の皆さん。今月末、5/27(日)に開催されるAll Sophians’ Festival(オールソフィアンズフェスティバル)、通称ASFをご存じでしょうか?
現役生、卒業生、教職員、そしてそのご家族のみなさんが母校である上智大学に集まるホームカミングディです。
一見、卒業生向けのイベントのようにも捉えられがちですが、オールソフィアンズ、すなわち我々現役生だって参加できますよ!
雰囲気は文化祭のような感じですが、参加者やスタッフには当然卒業生の皆様がたくさんいらっしゃいます。
世代を超えた交わりで生み出される上智のお祭りなのです。
今回は長年にわたり、お仕事の合間を縫ってボランティアとしてこのASFを支えて下さっている金谷武明さんにお話を伺いました
卒業生になったいまだからこそ分かる上智への思い、ご覧下さい。
Q1.まずは、金谷さんがASFに参加したきっかけを教えてください。
もともとネオソフィアンという若手ソフィアン向けのOB会の代表をしていたのですが、
ある時、前年度のASFの実行委員長をしていた浜田氏にネオソフィアン副代表就任を依頼したら、そのバーターとしてASFの実行委員長をやらないか、と打診されたのがきっかけですね(笑)。
そこに少し運命的なものを感じたので深く話を聞くこともなく引き受けてみました。
―いわゆる直感、というものでしょうか。私もぜひ感じられるような出来事に出会ってみたいです。
Q2.その運命な参加から5年、卒業生として上智生のここが変化したな。と感じたポイントを教えてください。
ASFの実行委員会で毎年数十人の現役生と活動しているのですが、すこーしおとなしくなっていますね。
なんていうか、失敗はしたくない、無駄な努力はしたくない、みたいな。それよりはいつもの仲間といつものようにわいわいやっていればいい、と。気持ちはわかりますけどね。
でも失敗をすることで凄く色々な事が学べるし、色々な経験が出来る。
その経験がさらに遠くの景色を見えるようにしてくれると思うのでもったいないな、とは思いますね。(でもそれを言うとウザいだろうな、と思うので言いませんが(笑)。)
―まさに人生の先輩…!
Q3.逆にここはこのままでいてほしかった、というものはありますか?
特にないですね。どんどん変わればいいと思ってます。いま世界は凄いスピードで変化している時代なのでみんなどんどん変化していくべきだと思います。
上智は特に”グローバル”という観点で先を行ってきた大学ですので、まわりがどんどんグローバル化して追いついてきてるので世間のスピードに負けないくらい進化していってほしいです。
―どこの大学もグローバルを謳うことが当たり前になってきた中、上智はどのように次のステップへ進むのか、楽しみですよね。
Q4.ご自身はASFを通して上智大学に対しての思いはどのように変化しましたか。
卒業して本当に良かったなあと思いますね。
現役の時はまさかこんな風に上智大学にどっぷりと関わるようになるなんて思っていませんでした。
それこそASFもたまたま日曜日に来てみたら何かやってるな、とたまたま知ったくらいでしたから(笑)。
―てっきり現役からバリバリ参加していらっしゃると思っていました(笑)。
Q5.5年間の中で「あの時は~」と特に印象に残っているエピソードをお聞かせください。
最初に引き受けた時は1年限り、と引き受けて、実行委員会でも公言してたんですよねw「今年だけなので」って。
でも現役生のみなさんと卒業生がこんなに力を合わせて作り上げているイベントなんて他に聞いたことが無いし、凄く素敵だな、と思い、
結局続けることにして、今年で5年目になってしまいました(笑)。
―現役生の力として、我々アリオーゾだけでなく、ソフィア祭実行委員のお力も借りてます!
もちろんその他の学生もスタッフ・中心メンバーとして参加できますので、気になる方はぜひFacebook等をチェックして見て下さい。
Q6.それでは今年のASFの見どころを教えてください。
全てですね(笑)。
でもそれじゃ何も伝わらないので少し具体的に言うと、現役生のみなさんにはぜひ卒業生と触れ合ってほしいですね。
例えば講演会。実は僕も講演会には参加するのですが、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんと僕が対談します。こうした講演会に参加して卒業生の考え方なんかに触れてほしいな、と思います。
また、今年新しく始める交流スクエアでは現役生のみなさんも実際卒業生の方々とお話したりより近い距離で触れることができる機会となると思いますのでぜひ積極的に参加してほしいですね。
―実際のOB・OGとお話できる貴重なイベントですよね。
https://www.facebook.com/allsophiansfestival/posts/1773375052727256
Q7.金谷さんにとってのASFとは、どういうイベントでしょうか。
サードプレイスですね。
家庭や仕事から全く離れて、父親でもハズバンドでも、検索のエヴァンジェリストでもなく、
ただの一人のソフィアンとしてみんなで一つのイベントを創り上げる中でリフレッシュしたり様々なことを学んでそれがまた家庭や仕事に還元されるという非常に貴重な場所だな、と思っています。
そういう意味ではライフワーク的なものになりつつありますね。実際いつまで今のような関わり方をするかはわかりませんが。
―これからも是非ASFを盛り上げ続けてほしいです!
Q8.最後となりますが、金谷さんが考えるこれからの未来のASFの姿とは。
オールソフィアンズフェスティバルなので、現役生も卒業生も、当日四谷キャンパスに来れない方もみんなが楽しめるようになるといいな、と思いますね。
テクノロジーの力によって距離や時間、空間を超えて楽しめるような時代がきっとやって来ると思います。
でも、みんなが同じベクトルを向いて繋がるのはテクノロジーでは実現できないので、そうした時代が来た時にみんなで同じベクトルを向いてさらに大きな何かを実現できるようなコミュニティになっているといいな、と思います。
―いつまでも人と人が交わって、より良いものを作り上げていけることはいいことですよね。
いかがでしたか?上智の卒業生の視点を現役生の方にお届けできたでしょうか?自分が社会人となったとき、今回のインタビューが頭によぎりそうです。
上智を卒業した人も、していない現役生もみんなもぜひこの上智のFestivalに参加してみて下さいね。
※ちなみにアリオーゾは当日チュロスを売っておりますのでそちらもどうぞよろしくお願いいたします。(笑)
金谷さん、お忙しい中ありがとうございました!
金谷武明(かなやたけあき)
1971年、千葉県生まれ。上智大学を卒業後、新卒で入社した会社を3ヶ月で退職。
無職期間を経て30過ぎにゲーム会社法務部に入社。ECサイトのディレクターというキャリアチェンジを経て2007年2月よりGoogle勤務。
2012年より上智大学の現役生、若手卒業生を繋ぐ上智大学ネオソフィアン “Neo Sophians’ Network”代表、2014年より上智大学のホームカミングデイ、オールソフィアンズフェスティバル(ASF)の実行委員長、副委員長。
2015年慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)修了。詳しい経歴はこちらのインタビューをご覧ください。
ASF公式サイトはこちら:http://www.sophiakai.gr.jp/~asf2018/
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