自身の魅力と社会問題について発信するインフルエンサーとしての活躍を競う、ソフィアンズコンテスト。その6人のファイナリストたちに蔦屋書店でビビッと来た本をチョイスしていただきました。選んだ本や、プライベートでの読書などについて沢山語っていただきます。
今回登場していただくのはエントリーナンバー3の吉開優姫さんです!
吉開優姫さんのプロフィールはこちらからご覧ください。
よろしくお願いします。この企画を聞いた時どのように感じましたか?
ーーそうですね。コンテストが新しくなったことへの取材が多くて、私たち候補者一人一人をクローズアップした取材っていうのがあんまりないように個人的に感じていました。
この企画は候補者一人一人をかなりクローズアップしていて、候補者それぞれの個性が出ると思うので、この取材があったことは私としてはすごく嬉しかったです。
では、選んだ本を教えてください。
ーーはい!私は『そこに無い家に呼ばれる』という本を選びました。
この本は物件に関するホラー小説です。物件に関するホラー小説と聞くと事故物件とかイメージされると思うんですけど、そうではなくて、今回私が選んだ小説は家そのものが幽霊という奇妙な内容でとても面白かったです。
その選んだ本に惹かれた理由を教えてください。
ーーそうですね。まずは、この本の表紙に描かれているメルヘンチックな女の子に目を引き付けられました。
さらに、帯に書いてあった「何かが一つずつ減っていると感じたら読書を中止してください。」や『そこに無い家に呼ばれる』というタイトルからの内容の予想のできなさに惹かれました。
そして、普段選ばないような本とか直感的に選ぼうという基準で選びました。
今回選ばれた本はどんな人におすすめしますか?
ーーもともとホラー小説が好きな方や休日が一日空いて暇だったり、日常に刺激を求めている人におすすめします!
普段はどのような本を読まれるのですか?
ーー推理小説をよく読みます。コロナでずっとお家にいたので、毎日に刺激を求めたくなるんですね。推理小説などを読んで頭を使いたくなったりするので、自粛期間中にアマゾンとかで買ったりしてました!(笑)
『スマホを落としただけなのに』や『ビブリア古書堂の事件手帖』がお気に入りです!
幼少期から今までで、本にまつわる思い出があれば教えてください。
ーー小学4年生の夏休みに書いた読書感想文が、青少年読書感想文コンクールに出す作品に選ばれたんです。その本のタイトルは『やんちゃ子熊がやってきた!森からのメッセージ』というもので、人間の自然破壊への警鐘を鳴らした内容でした。思い返せば、この頃から環境問題に関心があったのかなと思います。
環境問題に関心があるということですが、環境問題に関心を持ったきっかけがあれば、教えてください。
ーー中学3年生ぐらいの時に、たまたま歯磨き粉の裏の成分表を見たんですね。当時は、歯磨き粉の成分に小さいプラスチックが入っていたんです。
なんで歯磨き粉にプラスチックが入っているんだろうって疑問に思って調べてみたら、目に見えないくらい小さなプラスチックを入れることによって汚れがよく落ちるそうなんです。でも、そのプラスチックが海に流れてしまうことは、プラスチックは分解されるまでにすごく時間がかかるので有害物質が流れ出ることと同じなんです。
そこから、日常生活で使っているものでも海洋汚染や環境破壊につながるものがあるんだなと思い、そのような商品を買う消費者としての責任を感じました。これらのことが、現在の環境問題の関心へのきっかけに繋がっていると感じています。
では最後に、「今」上智生に読んで欲しい一冊にを教えてください。
ーーはい!私の所属している地球環境法学科の授業で読んだ『脱プラスチックへの挑戦』という本です。
先ほども言ったように、私はもともと環境問題に興味があって今の学科に所属しているので、この本に興味があるっていうのもあるのですが、あまり環境問題に興味がない人や、SDGsについてあまり知らない人が読んでも絶対面白いと思います。
本当に面白いので是非読んでみてください!
吉開優姫さん、素敵なお話をありがとうございました!
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