「しげるが聞いた!」AIESEC -カンボジアの子どもたちに食の大切さを教える-

こんにちは!
僕はアリオーゾの公式(?)キャラクターの「しげる」だよ!
いつも記事を読んでくれてありがとう!

突然だけどみんなはAIESEC(アイセック)って知ってるかな?
名前だけは聞いたことある?
アイセックは主に海外インターンの運営を行っている学生団体なんだ!面白そうでしょ!
今回はアイセックの部員の人に活動内容や、自身のインターンの経験について話を聞いたよ!
よろしく、山本さん

こんにちは!
私は上智大学 経済学部経済学科2年 山本恭子です!
よろしくお願いします!

今回はありがとう、山本さん!
さっそくなんだけどアイセックってどういう活動をしているのかな?

アイセックは、海外インターンシップの運営を主幹事業とする世界最大の学生団体です。
日本の学生に6週間以上海外に渡航し、現地のNPOを通して社会課題に触れるような活動や、企業で働く経験などを通して、若者にリーダーシップ経験を与えることを目指しています。
私も実際にアイセックのインターンシップのひとつに参加してきました!

どんなインターンだったのかな?

私が参加したインターンシップは、食と健康の大切さをカンボジアの子どもたちに教えるというものです。
具体的には、私立の英語学校で6週間、英語を教えたり食育の授業を行ったりしてきました!

面白そうだね!
でもなんで「食育」なの?

今東南アジアの多くの国では、経済発展が急速に進む一方、人々を取り巻く食の在り方も変化してきています。お菓子やファストフードなど安価で美味しいものが手軽に手に入るようになり、食が子どもたちの健康を脅かしかねないものになってしまっています。
そこで、私たちが彼らに食や健康について教える機会を与え、正しい知識や意識を持ってもらい心身ともに健康な生活を送ってもらいたいという目的でこのインターンシップがあります。

なるほど…!
カンボジアにとって「食育」は社会的な課題でもあるんだね!
なにか山本さんがインターンを通して感じたことはある?

はい、まずは学校でインターンシップを始めるなり衝撃的だったことは、毎休み時間ごとに子どもたちが何かしらのお菓子やジュースを食べたり飲んだりしていたことです。日本の学校だと、お菓子禁止というのが当たり前なので結構びっくりしました。

それは意外だなぁ。

また、野菜嫌いな子が食事中徹底して野菜に手をつけなかったり、それに対して親も何も言わなかったりという状況にも驚きました。
私たちは授業を通じてそんな子どもたちに直接アプローチできるので少しでも食べ物について知り、自らの健康について考える機会を与えられたらと頑張りました。

でも大変だったでしょう?

はい。特に向こうの子どもたちも英語が母語ではないので言語の壁が大きかったです。
栄養とか健康とか英語では難しい内容を、どうしたら子どもたちにとって分かりやすく、かつ楽しく学べるようになるか、いろいろ試行錯誤しました。
視覚で得られる情報を多めに絵をかいてパネルをつくったり、クイズやパズルを作ってアクティビティを多めにしたりして、盛り上がりながら授業を受けてくれてうれしかったです。

やりがいのある仕事だね。
何かインターンを通して学んだことがあったら教えて欲しいな。

そもそも私は東南アジアに行ったことが初めてだったので、実際に現地の人々と一緒に暮らしながらその国の日常を直に感じられたことがとてもいい経験になりました。
6週間いつも一緒に過ごしていた先生や生徒たちとはすごく仲良くなれて、カンボジアには強い親近感を持つようになりました。
以前は発展途上国とか東南アジアに何の縁もなかったので、興味分野が広がってよかったです。

また、将来やりたいこともこの経験を通して見えてきました!
もともと健康問題に少し興味があるかな~というような少しの興味でこのインターンシップに参加しました。
しかし課題となっている問題を目の当たりにし、それを解決するために向き合い続け、よりこの分野に関わってみたい!という思いが強くなりました。
これからゼミでの勉強や研究を重ねて将来の仕事まで生かしていきたいなと考えています。
以前までは将来の夢や熱中できるものが全くなかったので、このような自分の中での指針が持てたことはとても満足しています。

他にも、毎日の授業の準備をする中で先を考えながらいろいろと臨機応変に対応できるようになったり、自分が動きださないと何も始まらないからこそ自分から人を巻き込めるようになったりするなど、成長できたポイントは語り尽くせないくらいあります!

すごい…めちゃめちゃ成長している…!
僕も参加してみたいなぁ!

アイセックの海外インターンシップには、春休みと夏休みの2回ほど参加のチャンスがあります!
社会課題を解決する形の海外インターンシップです。現地で自分が「やりたい!」と感じたことに対して素直に行動に移すことができます。
アイセックの海外インターンシップはすべてがプログラム化されたものではないため、自分の行動次第でプログラムの可能性をいくらでも広げることができるんです!
語学留学や国内インターンでは物足りない、海外で何か挑戦してみたい!という方にぜひおすすめです!
大学生のうちに、海外で自分の「やりたい」のために足を動かす経験をしてみませんか?気になった方はInstagramTwitterをのぞいてみてください。

そうなると次のチャンスは春休みだね!僕も参加してみようかな!
山本さん、今回はありがとうございました!

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投稿者: しげる

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