250円で何買う?~ファイナリスト髙橋彩里さん編~【Sophian’s Contest 2020】

従来のミス・ミスターコンテストが撤廃された上智大学で、今年度から新たに新設されたSophian’s Contest(ソフィアンズコンテスト)。自身の魅力と社会課題を発信するインフルエンサーとしての活躍を競います。

ファイナリスト6人に、「250円あったら何を買うか?」という企画を伝え、実行していただきました。ファイナリストたちの買い物事情にも迫っていきます!(ちなみに…なぜ250円なのかといいますと、この企画の予算1500円を6人で分割した結果、1人250円になったからです(笑)。)

今回登場していただくのは、エントリーナンバー1髙橋彩里(たかはしさり)さんです。

髙橋さんのInstagramより

髙橋彩里さんのプロフィールはこちらからご覧ください。

本日はよろしくお願いします。初めにこの企画を聞いたとき、どう思われましたか?

――250円…どうしよう…って素直に思いましたね。でも金額が限られているからこそ、何に使おうか選ぶのが楽しかったです。

では、今回250円を使って、購入されたものを教えてください。

――寄付をしました。100円単位での寄付だったので、250円のうちの200円。タンザニア・ポレポレクラブというものなんですけど、森林活動であったり村人の生活を支える団体様で、一口100円単位で寄付ができるということで、寄付しました。

タンザニア・ポレポレクラブの公式サイトはこちらです≫

タンザニア・ポレポレクラブの公式サイトの画面と髙橋さん

寄付をするという判断は、即決で決められましたか?それとも他の選択肢と悩んでから決められましたか?

――最初は、私の学生生活に欠かせなかったスタバのクッキーを買おうかな、と思ったり、ローソンのクッキーも好きなので、それとも迷ったりしたんですけど、なんかもう少し考えてできないかな、と思って。一輪挿しにお花を一本挿すことも好きなので、お花を買うことも考えたんですけど、一番安いもので253円で、「3円オーバーしてる!」と思って(笑) 寄付もいつも見るものは、一括で5000円払うところも多くて、難しいだろうな、と考えていたところで、最後にもう一度寄付について調べていたところ、タンザニア・ポレポレクラブにたどり着きました。

その寄付についてですが、ネットにサイトがあったということですか?

――はい。「100円から寄付」などと調べてみたところ、ポレポレクラブのサイトが出てきました。結構色々なプロジェクトがあって、植林活動であったり、竈を改良する支援・診療所の支援・ポレポレクラブの団体自体の支援・養蜂プロジェクト支援・裁縫教室支援、という、6つの選択肢があって。私はその中でも、診療所の支援に、お金を使わせていただきました。

なぜその中から診療所の支援を選ばれたのですか?

――今、一番必要なものなんじゃないかな、と思って。もちろん環境を守っていく上で、木を植える、ということも大切だと思うんですけど、それ以上にアフリカの方たちを助けるには何がいいか、と思った時に、診療所の支援が一番この時代に合った寄付かな、と。コロナウイルスも流行っていますし、このパンデミック下で出来ることと、250円という条件を掛け合わせて、診療所支援を選択しました。

続いて、普段されている買い物についての質問に移らせていただきます。これまでにした買い物の中で、「買ってよかったな」と思うものがあれば、教えてください。

――小物とか靴とかバッグとかは、良いものを買いたいと思っていて。それはなぜかというと、長持ちするじゃないですか。大学に入ってからは、安いものをシーズン毎に買うよりかは本当に自分が気に入って、「やっぱり欲しい!」と思ったものにお金を使うという買い物の仕方をしています。

その中では、昨年に買った小さい黒いバッグが、買ってよかったな、と思うものです。結構お金を貯めてから買いました。ほぼ毎日持つくらいなので、買ってよかったな、と思います。いいものを長く使う。少し高額だけど、それを買う選択をするということが、「買ってよかったな」と思える買い物だと思いますね。

今、物を買うときにも、そういった少し高額であっても、いいものを買うというポイントを基準に選ばれていますか?

――そうですね。もうファストファッションはやめていますね。すぐに買えてしまうし可愛いので、大学生あたりの年代のクローゼットには適しているお店だとは思うんですけど。生産の裏側を考えてみると、労働者や環境にも本当に良くないですし。言ってしまえば、「去年買ったファストファッションを今年着るか?」と言ったら、着ないというものが多いと思うんですね。服の作りが雑であったり、というものもあると思うので。「安物買いの銭失い」という言葉があると思うんですけど、本当にそうだな、と。なので、ファストファッションはやめて、自分のスタイルに適したものを少しお金をかけて買うようにしていますね。

では、普段生活している中で、ついつい買ってしまったり、集めてしまったりするようなものがあれば教えてください。

――私コレクション癖が本当になくて(笑)リップとかすごく集めていそうに見られると思うんですけど、期間限定の色とか言われてもあんまりピンとこないですね。ただデニムを、同じような色であったり、同じような形のものを買ってしまうことはあります。最近は意識的に似ているな、と感じたデニムは買わないようにしているんですけど。あと最近は白のノースリーブもたくさん買ってしまいますね。

基本的には、あまり衝動買いしなかったり、持っているものが少なかったりするんですかね?

――人から「ミニマリストだよね」と言われることはあります。ミニマリストの度合いにもよると思うんですけど、必要なものを持っている、という感じですかね。ファッション以外だと、あとは全部食べ物のような消耗品ばかりです(笑)お腹が空いていないときでも、クッキーとかパンとかを食べてしまうので。

インタビューはZoomにて行いました。

ミニマリストと言われることもある髙橋さんですが、もし一億円あったとしたら、何に使われますか?

――一億…?!(笑)どうしましょうかね。半分の5000万は貯金して、もう半分の5000万で、一人暮らし用のタワーマンションを買う費用旅行に使います。細々使っていたらいつの間にかなくなっている、ということも多いかと思うんですね。なので、そんなに大きな金額を貰ったとしたら、半分は貯めて半分は思い切って使う、といった感じですかね。

ミニマリストの方って、残るものと比べて、体験みたいなものにお金を費やされる方が多いと思うのですが、髙橋さんが今までお金を払って受けた経験の中で、印象に残っているものはありますか?

――今までの経験の全てから考えると、短期のプログラムでシンガポールで行われた国際会議に参加したことは印象に残っています。自分の稼いだお金の中で、と考えると、美味しいご飯を食べることですかね。本当にご飯が大好きで(笑)誰かの誕生日であったり、お祝い事であったりするときに、美味しいレストランに行って美味しいご飯を食べると、それ自体が思い出にもなりますし、印象的な経験です。

たくさんお話していただきありがとうございました!髙橋さんの’買い物観’を見ることができましたね。みなさんも参考にしてみてはどうでしょうか!

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