皆さん、こんにちは。アリオーゾの公式キャラクターのしげるだよ!いつも記事を読んでくれてありがとう。前回「しげるが聞いた!」をAIESECさんでお届けしたんだけど…。
今回も国際的に活動しているAsante Projectさんに活動の内容や自身の考えていることなどについて話しを聞いたよ!
総合グローバル学部3年、Asante Project東京支部の代表のれみです。よろしくお願いします。
国際教養学部1年、かりんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします!今回はインタビューを受けてくれてありがとう。さっそくなんだけど、Asante Projectはどういう活動をしているの?
Asante Projectはタンザニアの未就学児の教育の支援を行っている団体です。現在東京本部と大阪大阪に支部があり、約30人のメンバーが所属しています。毎年春と夏にタンザニアに行って2~3週間ぐらい活動しています。活動内容としてはタンザニア現地では幼稚園での物資支援、設備支援などの事業サポートを行い、日本では週1~2回ミーティングを行って、企画、渉外、広報の三つの部署に分かれて、活動のための資金集めやタンザニアの魅力を伝えることに力を入れています。
僕ずっと気になっていたんだけど、Asanteってどういう意味なのかな?
Asante はスワヒリ語で「ありがとう」という意味を持っていて、タンザニアで関わった人たちに「ありがとう」と心の底から言ってもらえるような団体にという意味が込められています。
へぇ~、かっこいいね!でもなんでタンザニアに限定した活動なの?
元々、創設代表の二人がいて、バックパッカーとしてタンザニアに渡航した際に、ボランティア支援団体が滞在場所とボランティアをする機会を設けていたそうです。そこに応募して、その時に現地の幼稚園にボランティアとして活動していく中で、ボランティア斡旋団体と言う割にはボランティアの独りよがりな活動を目の当たりにして、ボランティアなのに児童労働をしていたり、必要とされていないおもちゃが支援物資として提供されていました。実際は机や鉛筆など本質的に必要なものを提供しなければいけない状況であるのに、提供する側の一方的な押し付けで渡されたものが多かったといった悪い側面をみて、現地のニーズにしっかり沿ったボランティアをしたいということで設立されたのがこのAsante Projectです。
なるほど、国際協力って難しいね…タンザニアではなく、普段の日本の活動ではどのようなことを行っているのかな?
普段はAsante Marketを運営しており、渡航する際に財政面で円滑になるような活動を行っており、ソフィア祭をはじめとしたイベントに出店したり、他の団体とコラボをしたり、中学、高校に行って講演会をしています。このコロナの影響の中でできることが限られてくるので、今はオンラインで、商品を販売するというところに力を入れています。
実際にコロナの影響を受けていると思うんだけど、新入生歓迎ではどのような活動を行っていたの?
新入生向けにはワークショップを開いて下さっていて、Asante Projectがどのような活動をしているのかもそうなんですけど、タンザニアの魅力ですとかたくさん発信されていて、そういう場面でもより興味を持つことにつながりました。
基本的に団体にしてはオンラインの新歓活動で新入部員を集めました。
ワークショップって具体的にどんなものなの?
今は毎週やるというよりは不定期に行っているものなんですが、メンバー内に向けてまだ現地に入っていない人たちとタンザニアや現地のことについて知ってもらったり、どういうことをしているのかということを知ってもらってから渡航してもらうというのを目的としています。毎回題材を決めて、タンザニアの教育の基礎的な情報であったりとかそういうのを伝える日だったり、タンザニア現地のメンバーの人物紹介みたいな割と多岐に渡るような内容を行っています。だいたい一回渡航に行ったメンバーがスライドを作り、ワークショップを進めてます。
ワークショップを実際に受けてみてどのような感想を持ったか教えてください!
現地で実際に何が行われているのかということを知ることをできるって言うのが一番のいいところだと思うので、教育支援とかそういうことを聞くと割とふわっとしたイメージを持っている人でも、現地の詳細や本当のニーズについて、再認識することができてよかったですし、すぐにタンザニアに行けない身としては現地での活動を詳細まで知ることによって、学ぶことができたのは良かったと思います。全部のワークショップがより興味を持て、早く渡航に行きたいなあと思えるような内容だったので、本当に良かったと思いました。
なるほど~1年生もとっつきやすい活動だね。ほかにAsanteMarketに力を入れているみたいだけど、具体的にどんな活動なの?
これはタンザニアでメンバーが購入したキテンゲっていうアフリカ布を用いたハンドメイド商品を販売している活動のことです。実際にハンドメイドの商品はメンバーがひとつひとつ心をこめて製作しています。
この活動の最大の目的というのが皆さんにアフリカをより身近に感じてもらって、実際に生活に取り入れてもらうことなんです。学生さんにも手にとってもらえるような値段設定にすることで、アフリカの魅力を広めることができればいいなというふうに考えています。実際にタンザニアに渡航し、支援するための資金得るという目的もあり、100%その資金は現地での活動資金に充てられています。
そうなんだね。実際におすすめの商品はなにかな?
様々な商品を扱っている中でも特に共通して人気の柄があって、青い花の布です!その布で作られた商品が形問わず、一番人気です。おすすめの青い布は割と結構品薄状態なのでお早めにチェックしていただければなぁと思っています。小物としてはペンケース、ポーチが大中小。ティッシュケースとブックカバーを制作して、販売してます。
布はどういう所から購入するの?
タンザニアに、キテンゲの布が一面に並んでいるマーケットのようなところがあり、そこから買っています。本当に何百種類も種類が売っていて、同じ柄が一つとしてないようなマーケットです。そこから日本人でも使いやすいような柄をメンバーで選んで買ってきます。
僕もほしくなってきちゃった…実際は商品はどこで買えるの?
主にbaseっていうサイトで買えます!Asante Projectの Instagramのプロフィール画面にリンクが貼ってあるんですけど、そこからサイトに行くことができます。あとはFacebook アカウントもあって、そこからも購入が可能です 。
ありがとう!
この記事を応援しよう!
「スキ!」を押すとこの記事を書いたしげるが喜びます!