【プロフィール】
石橋 美波 (いしばし・みなみ)
女子硬式庭球部
外国語学部英語学科3年
憧れは超イケメン主将(女)
──上南戦への意気込み・目標を教えてください
シングルス・ダブルス共に全勝し、
──昨年の上南戦結果をふまえて何か練習で強化したことはありますか
ダブルスの形式練をたくさんし、展開力を増やしました。また持久力、
──持久力も大事なんですね。
テニスは1ゲームで長いときは4時間くらいかかるので、持久力が基礎となります。オフシーズンやコートが使えないとこは走り込みをしてます。先日行われたマラソン大会では走り込みの成果が出て優勝することができました。
──上南戦の思い出は何ですか?
昨年、ダブルスの試合中に先輩の当時3年・檜山佳歩さんが靭帯を損傷してしまい、
──すごいですね!元主将の粕川さんのイケメンっぷり、実際に見てみたかったです。
粕川さんはそれだけじゃなくて、その後のシングルスも檜山さんの代わりに出場し勝利を収めてきたので本当にすごいです。そのシングルスでの勝利が無かったら総合優勝はなかったと思います。
──ここぞっていうときに決めてくれる先輩ってかっこいいですね!
大学のテニスはチームスポーツ
──競技の魅力は何ですか?
テニスは個人スポーツとしてのイメージが強いと思いますが、
──テニスは個人スポーツだと思っていました。
高校までは個人戦、個人で勝つというのが普通ですしプロの試合でも個人戦が多いのですが、大学だと団体のリーグ戦が一番大きな大会で団体で勝つことが目標になってくるんですよ。上南戦も団体戦なので、個々が勝つためにレギュラーじゃない人たちがどうやってレギュラーをサポートするのかも大切になってきます。1対1で戦っているんですけど、応援・アドバイスとか周りの人の支えがあってこその勝利というのが大学のテニスだと思います。
──上智大学というチームとして勝ちを取りに行く、という感じなんですね。そうなるとチームスポーツと言ってもいいくらいですね。
そうですね。だから応援が結構大事になってくるんですけど、南山の応援がすごくて人数が私たちの3倍くらいいて圧倒的なんです。昨年はホームだったんですけど、南山の応援に飲まれてアウェイ感があるくらいでした。でも今年はうちの人数も増えたし応援にも力を入れたので、人数が負けてても私たちなりの応援ができるように頑張りたいと思います。
──少ない人数だからこその結束が応援に活かせるといいですね!
サウスポーの持ち味は強烈サーブ
──自分のプレーで注目してほしいポイントはどこですか?
バックサイドからのスライスサーブです。私は部員の中で唯一の左利きなのですが、左利きだとスピンが右利きの人と逆向きに回転がかかります。だから相手のバックサイド(右利きだと左側)にスライスサーブ(横回転のサーブ)を打つと、右利きだとバックだから打ちづらい上にコートの外に逃げていくボールが打てるんです。左利きはこれが武器になるので活かした戦術・練習をしています。
※ざっくり説明しているサイトがこちら。テニスは左利きがかなり有利だそうです。
──ダブルスではどういうメリットがありますか。
ダブルスだと相手はこのサーブの返しを真ん中に集めがちになるので、ペアの人が積極的に打ちにいけるようになります。
──なるほど、サービスエースも狙えるし、返されてもその後の展開が有利になりやすいんですね!
キーワードはジャンキーとギューギュー
──好きな食べ物は何ですか?
アメリカンなジャンクフードです。私、中学までアメリカにいたのでジャンキーなものが全般的に大好きなんです。アスリートとしては最悪ですけどね。
マカロニチーズってわかりますか?すごくジャンクなチーズぎとぎとのマカロニみたいなやつで、「マック&チーズ」って現地では言うんですけど。もう全部黄色くてテキトーな感じの料理です。美味しいですよ。
──やめられない癖はありますか?
スケジュール帳をみっちり埋めることです。部活が週4、夏はほぼ毎日練習があって、でも部活もやりたいし遊びたいし全部やりたいんですよ。部活に入ってない友達に話を聞くと、結構バイトだけってなってる子が多くて暇そうにしているなと思って、でも忙しいからこそ宿題とかも「この暇な時間にやろう」ってスケジュールをきれいに立てて充実させたくなるんです。1日に4~5個予定を入れて過ごすと達成感があるのでスケジュール追い込む系が好きです。
──へぇー、そうなんですね!すごいですね。
私はどちらかというと外に出たがりなので全休があっても学校で朝からテニスしていることもあります。他の人に私のスケジュールを見せると「疲れそう」って言う人、結構いますけどね。
──バイタリティーあふれる感じが伝わってきます。でも1日24時間全部使いきったという達成感があるとスッキリしそうですね。
──最後に上智生に向けてメッセージをお願いします。
テニスは個人戦ではなく、団体で勝ち星を取りに行くスポーツです。個人戦でもレギュラーとレギュラーじゃない人を問わず団体としてのテニスをして勝てるように頑張ります。
──ありがとうございました。
【取材を終えて】テニスの話題をたくさん話してくれた石橋さん。その情報量からテニスへの情熱が伝わってきました。また実際に手帳を見せてもらいましたが、かなりパンパンに予定が詰め込まれていて驚きました。チームで勝ち星を取りに行く女子硬式庭球部、応援しています!
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