【同接80万人のクソゲー】大手内定者の俺が教える、何も無い俺達がすべき「就活イチ抜け」の手法  #1 就活はクソ

はい、みなさんこんにちは。金沢雲庫です。読み方はお任せします。

就活、やってますか?就活。

みなさんはそろそろ就活をやらないとな~、と思いながらこの記事を見ているはずです。
でも、就活って何すればわからないし、明確な評価基準とかもわからないし、こわいし。

安心してください。就活は辛いです。

そこで、25卒大手内定者である私が、就活の全てについてここに書き記し、皆さんのまずまずな就活の一助にしてもらおう、そしてPV数上げよう、っていう算段です。

このテーマは3部構成とし、第1部では就活そのものをどういう感じで乗り越えればいいのかについて解説します。

一応ですが、この記事は独断と偏見と私の後悔が基準です。ご了承ください。あと大手内定と就活力は特に関係ないです。言ってみれば釣りです。釣られたなポッター。

はじめに:就活はクソゲー

いきなり何を言い出すんだこのうんこ野郎。しかし、やはり就活はクソゲーです。まず、24卒(2024年卒業)のマイナビ登録者数80万名。つまり同時接続者数は最大80万人。80万人がオンラインのゲームにこれから皆さんはログインしなければならないのです。どんな覇権ゲームより多いです。

そして、このクソゲーの平均プレイ時間は4500時間、つまり6ヶ月です。ちなみにエルデンリングは90時間です。これは神ゲーなんで楽しめますけど、就活はクソゲーです。クソゲーをこんな長い時間やるんです。嫌すぎる。

そして、とにかく初見殺し要素が多すぎる。

就活の時期とか、インターンの情報とか、選考の内容とか。情報戦のクセして、知らないと命に関わるクソデカ情報のものばっかりです。

就職活動 イメージ図

しかしまァ、これは私の持論ですが、日本において「格差の再生産」というものがあるとするなら、

環境によって構築された文化・経済資本のスパイラルを手っ取り早くひっくり返せる手段、それは受験と就活です。

私は自称進学校ですらない高校から一般受験してここまで来ましたし、親族に「大学は無駄、公務員になりなさい」と言われて育ってきました。私の周りの人間はそういう環境しか知らなかったから。そういう環境を破壊して自分で完全に自分の舵取りをできるチャンス、それは受験と就活だと思うんですよね。クソゲーには変わりないけど。

さて、そんなクソゲーでどのようにして志望企業内定、つまり「ランカー」になれるか。

そう。フライングして早期購入者特典を得るべきなのです。ドラクエだってポケモンだって、まず敵に合わせたレベル上げとか武器揃えたりとかするでしょ。

たま~~に、3年の3月とかから始めて内定をもぎ取る人がいますが、そういう人はごく一部。とんでもねぇ才能がある奴か、体育会ですげぇ成績を残してた奴か、そもそも難易度の高い企業を選んでいないか、です。お前たち凡夫は例外を一般化するクセをそろそろ改めたほうが良い。

そもそも、企業によってはインターン経由でしか採用をしないところもあります。私は夏インターンに落ちたがゆえ、第一志望への選考チャンスすら与えられませんでした。いいもんね~もう内定もらったし。

じゃあな『採用』、本選考経由で取らなかっただけの 凡夫。 

つまり、早く始めれば始めるほど、就活の難易度は下がります。

二章 場数と勝率

結論:就活は場数。

とにかく、メンタルをボコボコにされて社会を恨みつつも前に進むのが最短の道なのです。

3年生になると、いろんな企業から「3年生向け夏インターン」の案内が始まります。これを見ている3年生諸君においては、GWが終わったあたりからマイナビに登録し、いろんな業界の色々なインターン情報を入手し、参加に向けての行動を起こすべきです。

「え、夏から?早すぎじゃない?」そう思う人も中にはいるでしょう。

全然早くない。夏から始めた奴は就活で強い。なぜなら「場数」を踏んでいるから。

夏インターンではエントリーシート、いわゆる「ES」を書きます。ESは書けば書くほど、添削を繰り返せば繰り返すほど通過率が高くなります。自分という人生に向き合って言語化することほど辛いものはありませんが、必要が必要であるが故、です。この工程を何度も繰り返し、何度も添削を繰り返すことによって、あなたのESと文章力は格段に上がります。ジョジョのスタンドと同じ。戦いの中で強くなるんです。

また、夏インターンには面接があるところもあります。夏のうちからインターンのための面接対策をすることで、年明け以降の本選考での面接でも「場慣れ」しているため、二次面接くらいまでなら緊張でガチガチになることなく自分の本来の姿を見せることができるはずです。

番外編:年間スケジュール

5月~7月 夏インターンのES提出期限、面接など
8~9月 夏インターン
10~11月 秋、冬インターンのES提出提出期限、面接、インターン本番
10月~11月 冬インターンのES提出期限、面接。一部の企業ではインターン経由の本選考も。
12月~2月 冬インターン本番。早期選考はこのあたりから始まる。
3月1日 本選考解禁。本選考のES、面接ラッシュ。
6月 大体このあたりで二次募集(夏採用)。

大体こんな感じです。

早期選考、というのは、基本的に「インターン参加者の中から優秀だった人を早期に囲い込む」選考です。概して受かりやすいですし、クソゲー修了への最短ルートなのでオススメです。

企業ーらに、内定しようと思ってる。同期のみんなには、悪いけど。抜け駆けで。次の水曜、早期選考入るから。面接して。そこで気持ち伝える。企業ーらは26卒をまだ採ってないから。びっくりするかもだけど。もう気持ちを伝えるのを我慢できないから。

 

第三章 ガクチカをひねり出す

さて、就活で必ず聞かれること、それは「学生時代に力を入れたこと」、いわゆるガクチカです。

このガクチカを嘘で乗り切るのは不可能に近いんですね。よく「就活は嘘で乗り切ればおk!」などと抜かしている輩がいますが、エントリーシートから性格検査、数回にわたる面接でまるまる嘘のことを話し続けることなどほぼ不可能です。どこかでボロが出ます。できるならそれはもう才能です。

ナチス・ドイツは欧州戦線にて局所での勝利こそしましたが、結果として2正面作戦により連合国に敗れました。戦略(大学生活)を戦術(就活テクニック)ではカバーできないのです。

「私、すげえガクチカとかないし……もう無理じゃん……」と落ち込んでいる皆さん、安心してください。ガクチカは大きなものでなくとも余裕で大丈夫です。

大事なのは内容ではなく、「課題」と「その課題に対しどう立ち向かったか」です。ガクチカの「結果」を生むために生じた「過程」を見ているわけです。

例えば、バイトでお客様とうまくコミュニケーションが取れない、という「課題」があった。自分はこのコミュ障克服のため、商品に対する知識を深め、同じバイト先の先輩の接客方法をパクったりする、という「過程」によって、「結果」としてバイトで活躍することができた。

こういう感じで、自分の身近にある「課題解決経験」を書くことが、ガクチカの第一歩です。サークルや部活の幹部が就活で強い原因は、こういった「課題解決経験」を何度も繰り返すことで、自分の中でのこれらの言語化や課題そのものの理解が容易となっているが故、です。

最初はチンカスみたいなガクチカでも、いろいろな人の添削や自分の中での書き直しを繰り返すことでご立派なガクチカとなっていきます。そういう意味でも、就活を早くから始めること、これが肝要となってくるのです。

ちなみに、ガクチカを嘘で固めるのはオススメしませんが、ガクチカを「盛る」ことについては否定しません。これは必要な犠牲だと思います。自分が忘れない範囲内で、ね。私も結構やりました

第四章 就活って自己分析が半分

さて、自分の行きたい企業がわからない、自分が向いている業界がわからない、という人も多くいるでしょう。てかそういう人がほとんどだと思います。まずは自己分析をやらないといけません。

私が思うに、「人生の目的論」を明確にすること、それが自己分析の最終目標だと思ってます。

「自分は何をすることに喜びを感じるのか」、そして「自分は何をもって、どんな手段で自分の目的=やりたいことを達成するのか」について、すぐにではなくとも色々と考えを巡らせるのが良いのかな、と思っています。色々な視点から自分を見ると良いでしょう。恋愛での自分のタイプ、サークルでの自分の立ち位置、趣味、過去、ストレス耐性などなど……色々な視点から。

そもそも、この自己分析を行うには「自分の経験則」が必要なので、大学生活で何もしてなかった人はここで一回詰むわけですね。おっそろし~。

私を例に挙げます。

私はしょっちゅう「人助け」をします。なぜなら、私は「人に喜んでもらえるのが嬉しいから」です。

サークルではサー長をやっていました。しかし私は他人をリードする能力がない、とそこで判明しました。私にあったのは「支える能力」であって、リーダーシップではありませんでした。

私は地方の山間部で育ちましたが、近隣の集落が土砂崩れに巻き込まれたことによってほぼ廃村状態になったのを見たことがあります。私はその時、「こんな簡単に普通の生活って壊れるもんなんだ」と感じました。

あと、私はデカい機械が好きです。車やバイク、重機。

これらの自己分析から、私は「人々の当たり前を支えることに貢献できて、デカいもの(物理)を扱ってて人に喜ばれる会社」を主軸として企業を選びました。具体的には自動車メーカー(地方では車生活が当たり前なので)鉄道、道路などです。どこを受けたかは色で大体察してください。

まァ、こんなことを言っても難しいことには変わりありません。私はこの「就活の軸」を何度も何度もESに書き、面接で話し続けることによって自己暗示をかけました。まァ、うまくまとまらなくても大丈夫です。

私の後輩は「私は〇〇です、みたいな自分の特徴を20個書き連ねること」が自己分析の方法になる、と言っていました。
「自分の容姿に全く自信がないので自己肯定感が限りなく低いです。」「頼まれたら断れずに何でも引き受けてしまいます。故に多芸です。」みたいな感じで、20個出してみる。人って20個もかけることないから本質が出てきやすいらしいです。ご参考までに。

さて、自己分析にはなんのメリットが有るのか。結論、受かりやすい企業を絞ることができます。

こういう感じで「自分は何がしたいのか」を突き詰めた結果、それに合う企業を受けることになります。こういうところを受けると、ESも書きやすいものとなるし、説得力が増すので結構通過します。面接においても、自分のやりたいことの軸がハッキリしていれば、突飛な質問が来てもすんなり返すことができます。

自己分析は内定への一番の近道、といったのはこのためです。

第五章 1~2年生はなにすればいいの

大学生活を存分に楽しもう。あと一回だけでいいから「めんどくさいこと」を引き受けよう。

就活のことなんて考えなくていいです。自分のやりたいことに貪欲であり、様々な経験を能動的に積んでいれば、自ずとガクチカや自己分析には困らないんじゃないかな、と思っています。

強いて言うなら、「ダルいこと」を一度引き受けるのが良いかな、と思います。合宿の幹事やサークルでの幹部、ゼミ長やバイトリーダーなど。「めんどくさいこと」は、色んな課題が降ってくるから「めんどくさい」のです。これらをやってるとガクチカがすんなり書けます。なぜならこういう立場は「課題の解決」を何度もやるハメになるから。

いろいろな経験をすれば、その経験をもとに自己分析で自分の向いてる企業とか業界とかを絞ることができますし、ダルい経験があればそこから学べたことは就活での大いなる武器となるはずです。

ダルい経験は就活市場じゃロトのつるぎ。

あとは思う存分にやればいいと思います!

リボ払いの限界まで遊べ!

おわりに

2本目も書きます。

参考にしていたYoutubeチャンネル等→Fラン大学就職チャンネル Utsuさんチャンネル

『なぜ銅の剣までしか売らないんですか?』という本、就活のためにもなるし単純にクッソ面白いから読んで。動画も有るし。

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投稿者: 金沢雲庫

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