【プロフィール】
岩田翔太郎(いわた・しょうたろう)
柔道部 ※60㎏級
外国語学部ロシア語学科2年
去年は勘が鈍っていて力を出し切れなかった
──上南戦に向けての意気込みを聞かせてください
ここ数年負けが続いているので何としても勝ちたいですね。去年に関しては部員が少なかったのであらかじめ不利な状況に立たされてました。
──上南戦の対戦形式を教えてください
7対7の団体戦で行います。部員が少なかった去年は上智4対南山7人からのスタートで、実質3つ分不戦勝されて一人負けた瞬間敗戦が確定するという少し変わった展開でしたね。今年は7人きちんとオーダーを組めそうなのでひとまず安心しています。
──去年から改善・強化したポイントはありますか
よく試合では寝技で負けてしまったので、寝技の強化と防御策を重点的に行いました。具体的には練習時から相手の動きを想定しながら展開の運びをイメージしつつ行っています。
──他に得意技はありますか
立ち技はもともと得意で背負い投げを一番多用している気がします。強く一本勝ちを意識して行っています。
──上南戦の印象や思い出はいかがですか?
去年実は上南戦の当日1週間前に入部したので、あまり練習を積んでいない状況で臨んだため柔道そのものの勘が鈍っていたことが悔しい印象ですね。
──柔道を始めたキッカケは何ですか
高校の時の担任の先生がたまたま柔道部の顧問でいらしたのでそのめぐりあわせでしたね。卒業してからはやる機会がなかったのですけど、久しぶりに部活に顔を出したときに改めてやってみたいなと思ってまた選手として戻ってきたという流れです。
──柔道を続けてきて変わったことはありますか
もちろん当然ですけど武道全般としての意義でもある心技体を鍛えられたことですね。あと先ほど挙げたように相手の行動や動きを読むことにつながって、他人への配慮であったり基本的な洞察力に磨きがかかったように思えます。
──プレーで注目して欲しいところはどこですか?
自分の持ち味は軽量系に居ることを活かしたスピード柔道だと思うのでそのスピード感を見てもらいたいですね。上智大学内でも僕に似たスタイルは誰も居ませんですし、ましては大学柔道全体としても軽量系の選手が少ないので。
──具体的にどのようにスピードを活かすのですか
得意技の一つである背負い投げをするとき、いかに相手に防御態勢を取らせる前に手早く懐に入り込み技に持ち込むところが最大の魅せ場だと思います。特に体格差があると余計入り込みやすいので積極的に狙いに行きたいです。
──上智大学柔道部ならではというところはありますか
かなりアットホームな空間ですかね。去年上南戦直前になって入ってきた自分に対してももの凄く親身に接していただいたことが印象ですね。OB・OG訪問も盛んなので一層の交流ができるのもありがたいですね。
外露名物年間20回近いテストをこなす学生生活
──最近嬉しかったことは何ですか
春休み韓国に行って、その時に一般教養として習っている韓国語を少し実践してみたらきちんと通じたのが快感でしたね。
──ロシア語学科名物ともいえるテストとの折り合いは大変ではないですか?
部活は週休3日あるので今のところはボチボチという感じですかね。
──趣味・特技はありますか
体動かすことは何にしても好きですね。あと幽霊になりつつはありますけど写真部にも入っていて写真撮影も好きですね。
──最近のお気に入りの一枚はどのようなものですか
最近は全然写真撮ることを忘れがちになっているのでないですね(苦笑)。
──好きな食べ物はありますか
オムライスですかね、ソースは断然ケチャップ派です。あとこってり系のラーメンも好きです。そういった意味では豚骨ラーメン派で一蘭とかよく行きますね。
──階級がある以上食事に関しては気をつかってはいないのですか?
そこまで気にせずに食べたいものを食べる形ですね。あと都合のいいことに食べてもあまり増えないというか、普段の練習メニューで燃焼しきっている感じではあるので大丈夫だと思います。強いて試合前1週間に夕飯を置き換えたりとかいう工夫はします。
──最後に一言お願いいたします
今年こそは勝ちに行けるよう頑張りたいと思います。ぜひ応援お願いします。
【取材を終えて】
実は留学生も多く所属している柔道部、その中には日体大で練習を積んできた人も居るとか。岩田選手のような経験者も大いに彼らの取り組みには学ばされているそうです。
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