世界のbreakfastから ~朝食で海外旅行気分~

こんにちは‼けーくんです。
皆さんこのコロナ禍の中どうお過ごしでしょうか?思い描いた大学生活を送れていなくて鬱憤溜まっている方々が多いと思います。特にグローバル志向が強くて、海外大好きマンが多い(偏見)上智大生が苦しんでいることのひとつは、海外旅行ができないことではないでしょうか?

飛行機と地球
憧れの海外旅行

そこで少しでも海外旅行気分を味わう(+自粛中の暇つぶし)のためにこんな企画を考えてみました!

その名も「世界のbreakfastから」

まず最初に、海外の人達と語学学習を主な目的にチャットが出来るアプリ、Hello Talkや外国人の友達などから今朝の朝食、日常的に食べている朝食を聞き出します。その中で作れそうなものを再現しちゃおうという計画です。私が住んでいるアルペ寮の皆さんにもご協力してもらいました!ありがとう!!

①シンガポール

まずはHello Talkを使ってシンガポールの女の子に聞いて見ました!

彼女が言うにはフードコートで朝食を食べるのが普通で、家ではあまり食べないそう。彼女は親切にもシンガポールの朝食について情報が載っているリンクを送ってくれました。 気になる人はチェックしてみてくださいね↓ 

https://www.seriouseats.com/2012/08/snapshots-from-singapore-10-must-eat-singaporean-breakfasts-what-to-eat-slideshow.html

というわけでシンガポールで最も知られている朝食、カヤトーストを作ってみようと思います!!

用意する具材は 食パン・ココナッツミルク・卵・きび砂糖のみ!意外と簡単そうですね!嬉しい!!パンは焼くだけなので、カヤジャムというものと付け合わせの温泉卵を作ります!

 

まずはカヤジャムですが、計量が終わったら混ぜ合わせた後、鍋に入れてペースト程度のとろみがつくまで煮続けます。案外10分するかしないかのうちにとろみがついてきて楽ですね。嬉しい!!

 

付け合わせの温泉卵もつくろうと思いましたが……楽さを求め電子レンジで作ろうとした結果、ほぼ目玉焼きのような温泉卵が出来てしまいました。ぴえんですね。

 

さて、食パンも焼いて、卵に醤油をかけ、それっぽいお茶も淹れてシンガポール風朝食の出来上がりです!!

完成!!
完成!!

気になる味ですが、とっっっっっっっっっても美味しい!(語彙力)ココナッツミルクの臭さは消え、逆に南国らしいまろやかで甘いココナッツときび砂糖の風味だけが鼻腔内に残ります。甘すぎず、かといって味が薄いわけではなく、正に朝のまだ元気ではない体に丁度いい甘さで感激です。付け合わせの醤油をかけた温泉卵のしょっぱさも相まってその甘さが体に沁みます。
カヤトーストは、壮大なマリーナベイサンズを眺めて爽やかな南国の朝を過ごしているかのような気分にさせてくれました。

②イラン

えっイラン!?と思った人も多いでしょう。実は私のルームメイトの友人がイラン人とのハーフらしく友人が彼に聞いてくれました。彼がイランの方の祖父母宅に行った際にはRottiという薄いパンの上に蜂蜜やらクリームチーズをのっけて食べるそう。というわけで友人の友人の祖父母宅の味を再現するといういささか謎な状況ですが再現しました!

  

Rottiを作りますが、用意するのは全粒粉、まぶす用の小麦粉、オリーブオイルのみ!!シンプルですね!作り方も簡単で全粒粉とオリーブオイルを混ぜた後、こね続けるだけ! 

  

混ぜてこねてつくったこの塊を次は、伸ばしてたたんでを5,6回繰り返します!これが結構重労働で腕がしんどかったのが思い出です……

  

何度も同じ作業を繰り返していくうちにこのRottiに愛着が湧いてきましたね。パン作りが好きな人は「あれ、イースト粉入れないの?」「発酵は?生地を休めないの?」とか思うかもしれないですが、そんなことをする必要はありません!ぱぱっと焼いて完成です!

  

Rottiとは簡単に言うと発酵させないナンのようなもので、イランを含む中東から、インドやスリランカといった南アジアまで幅広く食される主食です。手間が少ないことから、ナンよりも日常的に食されるそう!気になるお味はどうでしょう? 蜂蜜とチーズを付けて食べてみたいと思います!

 

Rottiだけかじると、結構粉感が強い素朴なパンとビスケットの間みたいな感じでした。しかしこれが、チーズと蜂蜜と合わせると美味い!Rottiの粉感ある素朴さが蜂蜜の甘さとよく合い、Rottiの硬さもチーズの水分と上手いこと合わさって絶妙な美味しさです!あとお腹の中ですごく膨れるので腹持ちも抜群でした! 日本ではあまり聞きなれないRottiですが、どこか懐しく、素朴な味はコロナと課題ですさんだ心を癒してくれた気がしましたね。

終わりに

今回この企画をやろうと思った理由は単純に海外旅行に行けないから少しでも海外気分を味わおう(ついでに暇つぶし)という軽い気持ちでしたが、様々な国の朝食を調べていくうちにその国の気候・地理・歴史・文化が色濃く表れていることに気づきました。本当は6ヵ国くらい調べていたのですが、材料が手に入れるのが難しかったり、時間が限られていたため煩雑な作業を含んでいてできなかったものが多く、紹介できなかったのは残念です……

皆さんもstay home中、オンライン授業の日々の朝に少しでも海外気分を味わってみるのもどうでしょうか?それでは皆さん、お元気で!

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投稿者: けーくん

上智大学総合グローバル学部1年 お笑い分からない系大阪人
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