【コンテスト局 独占インタビュー】ソフィコンについて、作った人はどう思ってるの?ソフィコン局員に色々聞いてみた

    

さて、今年新しく誕生した「ソフィアンズコンテスト2020」が終了しました。

ソフィコン本選のレポ記事はこちら

上智大学の華、と呼ばれていたミスコンから変化した新たなコンテストということで、メディアにも多数取り上げられたり、高い注目を集めていましたね。

そして私たちariosoもソフィコンに関する記事を多数書いてきましたが、今回で最後の記事ということで…。

今回は、コンテストの作り手であるソフィコン局の方々へインタビューしてきました!

コンテストではどうしても候補者の方ばかりに目が行ってしまいますが、皆さんも、ソフィコンに変わった意味ってなに?とか、ミスコンに未練はないの?これからも続くの?とか、新しいコンテストについても色々と気になりませんか。

今回は、上智生が上智生にインタビュー!ということもあり外部メディアとはまた違った、ソフィコンに関するぶっちゃけた話や思いを色々と聞くことができました。
(ソフィコンと同じく初めての試みである「オンライン配信」についても、「ぶっちゃけどうだったの?」ソフィコン局の方々に聞いてみました→こちら

局員さんたちの想いが詰まった濃いインタビュー、ぜひ読み進めてみてください!

今回インタビューに答えてくれた局員さんたちについてはこちら

今回は、僕しげるがインタビューさせていただきます。


    

Qミスコンがソフィコンに生まれ変わった今回の経緯を簡単に教えてください。

    

金子以前から学校や学内の学生からもミスミスターコンについて、ルッキズムや価値観の押しつけという点や性の商品化という点で問題視されていて、上の代から変革しなければならないという案はもらっていて。今年は変革する年だったので、新しくこのコンテストを始めました。

なるほど、学校側からも。そのような経緯だったのですね。

         

          

Qではソフィコンに変わったとき、自分自身ではどう捉えていましたか??

     

局長:去年私、ミスソフィアが大好きだったんです。やっぱりミスっていう名前に囚われちゃいがちだけど、ミスコンは実際のところは自分自身の発信だし、自分自身の成長の場だなって私自身は思っていて。一番初めに出会った時から一番最後にきれいな姿で見るときの成長がすごく感動するんです。そういう自分を成長する場を提供するのが一番のやりがいだなって思ってます。それにやっぱりコンテスト自体の知名度があるから、スカウトがきてアナウンサーの卵になる方がいたり、ステップアップに繋がっていくっていう・・・。そこに価値があるって思った時に、これは別にミスコンじゃなくてもできることだし、むしろミスミスターっていう枠にとらわれない方がやりたいことができて、出れる人の枠も広がるんじゃないかな、っていう風に思って。もっと生かせる形で新しいコンテストを作らないとなって思いました。

           

渡部:ソフィコンに変えるっていうのを決めたのが、12月くらいだったと思います。そこから、曖昧だったソフィコンっていうものがだんだん具体的になっていくにつれて、ミスコンが持ってた候補者の成長とか、当日輝いた姿をいろんな人が見るっていう、そういう感動の面では、別にソフィコンもミスコンも変わんないのかなって思うようになって。むしろ今になっちゃ、良いとこを引き継いで、問題点を取り除いた、時代に沿った良いコンテストになってるのかなって思っています。

             

         

Qなるほど。では次に周りからの反響はどうでしたか?
ニュースなどにも取り上げられましたし、中には批判の声もあったと思いますが、それをどのように受け止めて、対処していましたか?

        

局長:一年目のコンテストということで、今年の使命はこの新しいコンテストを多くの人に知ってもらうこと、そして少しでも社会がキャンパスコンテストのあり方に対する関心が高まるような火付け役になることだと考えています。
今年、自分は局長と学外パブリシティ統括といういわゆるコンテストの広報担当のようなものを兼業していて、多くのメディアに取材依頼を送りました。その結果、多くのメディアに取り上げていただきました。でも、正直ソフィコンについて私たちが思っていた趣旨での議論を十分に起こすことはできなかったと思っています。もっと私たちが考えるコンテストを続ける意義を発信する必要があったなと感じているからです。ミスソフィアは、ジェンダーやルッキズムという課題がある反面伝統的に多くの人から愛され、憧れとなっていたものなことには変わりはなくて。見る人にとって感動を、出る人にとって成長を届ける場であったと思っています。そう言った場を時代にあった形で続ける方法を模索しました。でも、世間では社会におけるルッキズムの議論に終始してしまっているように感じて。ミスソフィアの課題を伝えるのと同じぐらい、ミスソフィアの良さを伝えていけばよかったなと後悔しています。そして、社会がコンテストが持つ課題と良さを理解したうえでどうあるべきか議論を起こせたら嬉しいなと。だからこそ、ミスソフィアから引き継いだ成長や感動に加え、更にジェンダーに捉われない個性を発信できる舞台を目指した本選を多くの人に見てほしいと考えています。

       

染谷:批判はたくさんありましたね。お披露目の写真を出してからもう30分ぐらいで「結局顔じゃん」みたいなツイートがいっぱいあったんで、もうちょっとソフィアンズコンテストが何をやってるかとか、もっとよく知って欲しいなってのはありましたね、だからそれはもう一つの課題かなと思ってます。

          

橋本:結構言われていましたね。

           

渡部:結構反響も大きくて結構批判的な意見も多いんですけど、批判が多いってことはとりあえず話題にはなってて、注目度が上がっている分には良いことなんじゃないかなと思っています。、なんせまだ開催してないんで内容が掴めない分批判するしかないということもあると思います。けど注目はされているので、それで実際本番を迎えて、ああこういうことやってたんだってわかってもらえたら批判も落ち着くのかなと思います。

         

小川:僕ら3年生はもう二年間もミスコンをやって、最後の年だし、ミスコンに対する愛情もあるので、ミスコンをやめるってことに対するネガティブな感情はあるんですけど、それ以上にコンテストができる喜びのほうが僕は多いんですね。後輩がすごい頑張って新たな企画0から1まで作って、開催できる段階まで仕上げてくれているのは何より嬉しいし、そういうのに3年目だけど携わらせてくれてることがまず嬉しいです。けど周りからは、今までのミスコンを評価してくれて「ミスコン辞めちゃうんだね。今年楽しみだったのになあ」と言ってくれるんです。でも、「ミスコンをやめる」って思って欲しくなくて。今年は新しいものができるんだよ、っていうのを僕は伝えるようにしています。

          

西川:まあ何をしても批判は出てくるので。最初は嫌ですよ、もう「分かってくれよ!」と(笑)。けど、ただの理不尽な批判っていうのは確かに減ってきたと思っていて。そうなると残ってくる批判って、まだソフィコンでも解決されてないような、「確かにな」って思うような指摘とかだったりするので、「じゃあ次に行くためにはどうしましょうか」みたいな感じですね、最近は。

        

狩野尾今年のコンテストのテーマでもある”sparkle”にも結びつけて、なんかそういう議論を起こすっていうのも重要なことだと思っていて、むしろ、批判も結構受け止めて、話題になってくれること自体が素晴らしいことだなって思っています。

”火付け”役ということでですね。なるほど、上手いですね。

        

         

      

Qソフィアンズコンテストでは候補者が男女同じ土俵で戦うことになりましたが、メリットはありましたか?

        

西川:もちろんコンテストとして競うんですけどそれ以上にみんなが協力しあって、僕たちと一緒に作り上げて行こうっていうスタンスでいてくれています。

          

渡部:(男性の候補者である)田中さんと山本さんが話や撮影を盛り上げてくれたのですごくやりやすかったです。局員が雰囲気作りをしなくても候補者が良い雰囲気を自分たちで作ってくれました。

            

伊藤局員側からは格段に話しかけやすくなりました、格段に。去年は候補者が全員女性だったので俺らからはちょっと話しかけづらかったんですけど、今年は女性だけではないので話しやすかったです。

           

            

          

Qソフィアンズコンテストになったことで候補者が抱える辛さなどはあると思いますか?

            

局長:SDGs部門も自己PR部門も「ミスらしさ」には囚われちゃいけないけど、「自分らしさ」が必要になったことだと思います。新しいことをするにあたり苦労する点は多いと思います。そこで候補者を支えるマネージャーとの関わりが重要になってきて、そこでのぶつかり合いはあったと思います。

             

            

          

Qソフィコンの企画を進めていく中で、「正直、ここはミスコンミスターコンの方が良かったな」という部分があれば教えていただけますか?

        

北山:やっぱり前までは「ミスソフィア、ミスターソフィア」っていうブランド力がありましたけど、「ソフィアンズコンテスト」ってのがどれだけブランド力になるのかな、とかアピールポイントになるのかな、とは思いました。

           

篠原:全く同意見です。結構ミスソフィアとかはアナウンサーの登竜門であったりしたのでこのコンテストが今後どのような役割を担っていけるのかな、と思いました。

               

近藤:ミスコンミスターコンって言ったら縛りがある、まぁ外見で勝負じゃないですか、だからわかりやすいんですけど、ソフィアンズコンテストやるよって言うとまだ一回目ということもあって「なんなの?」みたいな、パッと伝わりにくいのはデメリットだと思います。

           

匿名:一回目なので仕方がないですけど、今回のソフィアンズコンテストっていうのが多様性に配慮したコンテストということで、多様性に配慮してるからこそ、企画自体がわかりにくいと思っています。内部からみたらそれぞれの企画に意味があると思うんですけど、外部からみたら分かりづらいかな、と。

          

渡部:俺はウェディングが一番最初に思い付きました。

一同:あぁ~。(納得) 

渡部:去年僕が泣いたところに、ウェディングドレスを候補者が着て、家族からサプライズで手紙がその場で読まれるっていうのがあって。今でも覚えてる、警備しながら涙が止まらなくなってしまって(笑)。僕の親とかも見に来てたんだけど、「いいね、やっぱりあったかい気持ちになるし」って言っていましたし、見てる人もみんな泣いていました。あれは泣くんだよ!(笑) だからそういうシンプルな感動は今年はもう撮れないから、そこはちょっと残念だったな、もう1回見たかったなあと思いますね。 

            

金子比べるっていうよりかは、別物だと思っています。どうしても去年のミスコンを見てるからっていう先入観はあるけど、全く別のコンテストだから、そういうのはないです。

           

           

Qまだ他の大学ではミスコンミスターコンを行っているところも多いと思うのですが、それについてはどう思いますか? 

          

前野大学側と協議を進めた結果、やはりジェンダー、ルッキズムの問題などからミスコンという形での開催が好ましくない、ということで。その方針に自分らは従って新しいコンテストを作ったわけなので、その大学に属している以上大学の方針の中でやっていけばいいと思います。

              

近藤:「俺らはこういう形でやります、他の大学はその大学のやり方で」って。別にそれでいいんじゃないかと思います。

           

橋本:別に押し付ける必要はないかと。

         

香山:どう思うというよりかは、うちはうち、よそはよそっていう考えが強いです。上智大学は国際色豊かとか多様性とか、そういうグローバルな感じの大学だと思ってるので、第一歩目を踏み出すのはうちだった、と私は信じてます。 

        

渡部:ミスコン運営を続けていくのは全然いいと思います。けどこの間も話題になったけど、ミスコン運営のことでちょうどタイムリーで他大学で事件になりましたよね、ああいうのは嫌ですよね。そういうのでミスコン運営って多分あまりイメージ良くないと思われてて、去年ミスコンの時は俺らもそういう…風評被害じゃないけど、どうせやばいんでしょ?とか言われましたけど(笑)。実際そんなでもないですし。なのでミスコンをするにあたって、もうちょいクリーンな運営をした方が世間的なイメージもいいんじゃないかなって。ミスコン全体としてのイメージがいいんじゃないかなって思います。けど去年まで俺らが感動したような、候補者が成長していって、運営側も見る人も感動できるようなミスコンを作っていってくれるんだったら、むしろ嬉しいなとは思います。

         

西川:僕は今までは単純にかっこいい人や可愛い人を応援していて、特にルッキズムというものを意識したことがあまりなかったので、ミスコンはあっても良いかと思ってたんですが、やっぱりやっていくうちに、『大学』がミスコンミスターコンをやる意味を考えるようになりました。世間で行われている「ミスユニバース」とかで可愛い人や綺麗な人を決めるのも、それは一理あると思うんです。今は漫才でもグランプリがあったり、スポーツで優れた人を決めたりもするので、容姿で頑張って努力してる人がグランプリになるコンテスト自体はあってもいいなと思うんですね。それを排除したら、そこで頑張ってる人が報われないので。ただ、それを各大学の色が出るような学園祭で行うのに必要かというのは考えるようになりました。

        

石渡最近は他大学でもミスミスターコンが無くなってきていると聞いて、ここ長くて3、4年くらいで全部廃止されるんじゃないって話を去年してたんですね。なので、まあ難しかったりするのかなってのが僕の予想ではあります。けど主観的に言えば、自分がミスコンに関わっていたものとして、できる大学があるならやって頂きたいし応援したいですけどね。

         

野村:その通りだと思います。でも本当に、上智大学はちょっと時期が早かっただけであと数年でなくなっていく流れになってきていると思います。

        

なるほど~、時代の流れを感じます。

      

           

          

Qでは、今後ソフィアンズコンテストは継続していくと思いますか?

        

渡部:ソフィコンの土台はちゃんとはできてないかもしれないけどやりやすいようにはなったと思うので後輩次第ですね。俺らの作った形で続けてくれても良いし、自分たちの色に染めてくれても良いと思います。

            

伊藤:全く新しいことをやっても良いしね。今までの絶対ミスコン!みたいなのがなくなってなんでもできるようになったので自分たちがやりたいようなものを作っていって欲しいと思いますね。

             

野村今年のコンテストがどう評価されるかによって結構方向性は変わってくると思います。ミスコンではなくなったけど、長く歴史を持つミスソフィアコンテストの流れを組んだコンテストではあるのでそれが何十年先も残ってくれていたら私は嬉しいです。

          

小川候補者の輝く姿はミスコンと通ずるものではあるけど、ソフィアンズコンテストではまた違った輝き方をしてくれていると思うのでソフィコンは価値ある場所だと思います。そこは自信を持って言えるところで、後輩たちが作ってくれたものだから個人的にも残して欲しいし上智に残って欲しいです。今年は絶対成功するので、多分来年以降も残ると思います。(笑)

         

北川:ミスミスターを変えて1からコンテンツを盛り込んだりSDGsを組み込んだり、そういった後輩の努力を見ているのでこうやって作り上げたコンテストがこれからも継続してくれればなと思います。さらにブランド力を上げていって欲しいです。

          

篠原時代の流れ的にミスコンに戻るということはないと思いますし、今後も継続していくんじゃないかなというのが意見です。それでいて結構この流れって他大にも影響していくのかなと思います。

        

匿名:続いて欲しいと思います。候補者の成長がここまで見れるコンテンツはそんなにないのかなと思っていて、候補者が成長できるっていう面で続いていって欲しいです。

          

香山続くというよりは時代にあったコンテストに変わっていけば良いのかなと思ってます。

        

金子:私もそう思います。私たちがどうしてもコンテストをやりたい理由は「候補者が成長できる場を提供すること」なので、その理念がぶれなければ良いかなと思っています。

        

    

         

ご回答ありがとうございました!小川さん、最後に一言お願いします!

        

小川僕はコンテストを通して色んな人に色々な価値を与えたいと思っています。今までコンテストを通して感動や勇気をもらえた人はたくさんいると思います。(ジェンダーとかそういった大きな問題ではなく、)ちょっとした葛藤を抱えている人にとって転換点となるコンテストを作ることができるコンテスト局にいることができて嬉しいなと思います。

      


      

最後に:インタビューを終えて局員さんたちのコンテストに対する思いがとても熱かったのが印象的でした。ミスコンであれソフィコンであれ、候補者の方々の成長に感動をしたりそういう場を提供することにコンテストの意味があり、コンテストを続けていくためにミスコンからソフィコンへ変えたという、そこは局員の方々に共通していることだと思いました。ソフィアンズコンテスト局員の方々、お忙しい中インタビューありがとうございました。そしてコンテストお疲れ様でした!


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投稿者: Lily

Lily
外国語を学ぶことが好きな上智生。典型的とは言わないでください。interestingよりの面白さを追求
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