死ぬ気では頑張れない人による浪人講座

こんにちは! ですね! 入学シーズンですね!

実はわたし、浪人して上智大学に入ったんですけど、浪人生のこの時期に、夜な夜な

「一浪 失敗

とか

「浪人 大学 友達ができない」

とか、今思うとめちゃめちゃ無駄なことを真剣に調べてたなぁと思い出しまして、「死ぬ気でがんばる」ほどはがんばれない性格のわたしがどんな浪人の一年を過ごしたのかと、上智大学に一浪で入ることがどんな感じなのかをお話ししようと思います!


わたしは現役時代はゴリゴリの理系志望で、浪人を機に文転私立文系数学受験というおそらく誰よりも楽な道を選びました。

まず、わたしが思うわたしが浪人した理由。それは





勉強しなさすぎ。

これに尽きます。よって現役時代は特に言うことはない!(真顔)

まぁそもそも理系脳じゃなかったんでしょうね、物理とか全く理解できませんでしたもん。電子が飛ぶ? は???

とまぁ参考書を一冊たりともやりきることがないまま浪人し、綺麗な参考書を古本屋に売りさばいて文転したわたしは、某予備校のお世話になることにしました。

華麗な転身


その時点では志望校はぼんやり(そもそも自分がどのレベルなのかわからない)、文系の学部は全部同じだと思ってました。

そんなこんなで四月から浪人生活がはじまる、、、のではなく、予備校というのは恐ろしいところで、三月から既に予備講座みたいなのがあるんですよ。まぁ行きませんでした。遊びたかったんだもん。

予備校という場所は、毎日授業があります。遅刻すると教室に入れてくれません。高校よりきびしい、、

そして、わたしは予備校初日、担任が言い放ったこの言葉、



「予備校に友達はいりません」

笑顔でした。でも眼鏡はかけてなかった気がする。あくまでイメージです。


この言葉を信じたので、友達ゼロでした。「ごめんここ聞き逃しちゃったんだけど、見せて?」って言える人もゼロ。担任によっては友達づくりを推奨する人もいるみたいですが、わたしの担任は違った、、、しかし、クラスメイトたちは、この言葉を恐れつつ、人間関係をそれなりに構築してました。え、、、置いていかないで、、、

とまぁ友達をつくらなかった(出来なかったわけじゃない!)ので、まわりの観察をしてました。そこでわかったこと。私立文系コースの生徒は大体2パターンです(偏見)。ただし、通常浪人しても結果が変わりにくいと言われている(はず、少なくともわたしはそう聞いた)私立文系に限る。

①もっと上を目指したくて浪人したよ組

現役でMARCHくらいは受かっていたものの、どうしても満足出来ず浪人を決意。現役時代に蓄えた知の貯金はかなり大きい。自分なりに勉強する方法を確立済みであり、また雪辱を果たすべく努力するタイプ。

②現役時代は全落ちもしくはおっと?という結果だったので、他に道がなかった組

現役時代はあまり勉強してきていない。そのため結果に対し悔しいという感情がなく、がんばるぞ!という気概はない。知の貯金もあまりなく、モチベ不足なタイプ。

①タイプは一年を通して努力を続け、結構いいとこ受かっていた印象です。②タイプはここから二分化し、

❶次第に危機感を覚えて努力しだす組

最初は予備校のクラスメイトや現役で大学に入った友達と遊ぶため、あるいは単に帰宅するために授業後は即帰宅していたが、「あれ、やばくね?去年と同じ道歩んでるわ」と気づきがんばり出す。努力が結果に出やすい私立文系ゆえ、段々楽しくなってきて成績が上がるタイプ。



❷やんなきゃなぁ〜と思いつつがんばれない組

①や❶を横目に、やんなきゃなーとは思うががんばれず。とりあえず机に向かうが五分後には夢の中。授業中もこくんこくんと夢の中タイプ。


になります。まぁ結局がんばる奴とがんばらない奴に二極化するんですね(あくまで個人の意見です)。

こういうこと。


話は戻りまして、文転を遂げたわたしは、英語と数学、国語で受験することにしました。恐ろしいことに古典と漢文の知識はゼロ! 四段活用? 聞いたことあるかもー! わーい! みたいなレベルだったのです。

てもわたし、タイトルにある通り、死ぬ気ではがんばれなかったんですよ。22時閉校で、22時までいれたことないですもん。なんなら19時とかには帰ってました。お腹空くし。家で夜ご飯食べたいし。

かといって家では全く勉強しませんでした。テスト前よくある「勉強してない〜どうしよ〜」とかじゃなくて、ほんとに全く。

そこでわたしが決めたことはたった一つ!

授業中絶対に寝ない!!!

これ、意外と大変なんですよ。高校の授業だと、体育とか音楽とか、あったじゃないですか。それ全部なし。授業中、友達と相談したり、単におしゃべりしたりする時間、あったじゃないですか。それも全部なし。つんつん、起きてってしてくれる友達、いたじゃないですか。それもなし

眠くて眠くて、体をつねってもひねってもひっかいても眠いときは、寝てる人を見てました。そして、こうはなるまいと必死に起きてました。我ながら性格悪すぎる。

あとやっていたことは、やることノートを書くことです。とはいっても、書くのはゴリゴリの量じゃなくて、最小限、最低限のことだけ。緻密に計画立てても、どうせ出来ませんから。だったら書かないほうがいい!

毎日の授業後に、①その日の授業でやったところ、②その日中に絶対やること③次の授業までに絶対やること、の3種類に分けて書いてました。②は、復習などの記憶にとどめたい系のものを、③は予習とかでした。

青の四角が②、黄色が③。終わったものにはチェックを入れる。
ちゃんと1年間続けました。

それさえやれば家帰ってもいいっていうルールにして、それおわったあとプラスαでやっとこうかなーってことやってました。で、飽きたら帰ってました。これだけはやんないとだめ!ってこと書き出すとわかりやすいし、やったことで達成感もあるし、やったからおっけ!って思えて変に焦ったりもしなくなった気がします。

そして、浪人生がついだら〜んとなってしまう!夏は、とにかく毎日予備校に行くことをお勧めします!机で寝てもいいんです!わたしも自習室の机でめっちゃ寝た!とにかく家を出る!出ないともう二度と外に出られなくなる!

あとは、SNSをやめる!アカウント消すまでしなくてもいいけど、見ない!楽しそうな大学ライフがいやでも目に入ってくるので、それをモチベにできるMな方以外は、やめることをお勧めします

ちなみにわたしがあのころSNSでうざ!っと思ったのは、「テニサーとオーランサークル兼サーしよう思うんだけど、テニサーの方飲みサーっぽいんだよねー」というセリフでした。呪文かよ。サー。

サー!
…あれ?



と、ここまでだいぶくらーーい浪人生活のおはなしでしたが、今から浪人の皆さん、安心してください。浪人生活は、楽しくはないけどつまらなくもないです。日々淡々と生きていくイメージ。なので、病んだりもしません。そして、なんだかんだちょびっとだけでも友達もできます

最後に、上智の浪人生事情について。

上智は、純浪(本来仮面浪人との対比で使われるが、ここでは留学による浪人との対比として使う)が、驚くほど少ないです。「あ、君浪人?一緒だー!……あ、留学してたのね、あーね」ってことが多いです。そして、女子の浪人はさらに少ない!!!!そもそも女子は浪人あんまりしないし、文系はさらに少ないので致し方ないのかも。

でも、もちろんいじめられたりはしません。ふつーーーに、友達ができます。溶け込めます。誰も気にしてません。なので、

「浪人 大学 友達ができない」

と調べるのは無駄です。

「浪人 隠す」

とかはもっと無駄です。
しれっと浪人だと言えば、ふーん。で終わります。

それよりも、浪人の一年を無駄にしないように、入った大学での生活を楽しいものにしましょう! なんか偉そうな締めになってしまった!

では!

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投稿者: いけまゆ

スキ!がほしい。社会学科。
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