あけましておめでとうございます。
気付けば①から1ヶ月近く経ってしまった上智大学キャラ大全。
「今さら志望変えられるか!」なんて声も聞こえる昨今、っていうか、受験生の人はこの時期ネットサーフィンなんかしてるのかな…
まあ誰かの役には立つだろうということで1月1日から熱心に記事更新、今回は総合人間科学部の3学科です。
…
総合人間科学部ってなんだよ!!
総合人間科学部 社会福祉学科
『やわらかアカデミズム:よくわかる社会福祉学科』
現在日本はその総人口のうちの26.7%が65歳以上という超高齢化社会である。
今はギリギリ2人の若者で1人の高齢者を支えているようだが、若者1人で高齢者1人を支えなくてはならなくなるのも、少子化が進行している中では時間の問題といえる。(図1)
社会福祉学科(以下、社福)もその教授陣は最年少が50代ということから分かるように、その高齢化率は高いが、心配はご無用。なぜなら、たった7人の高齢者を60人近い学生たちが手厚く支えて差し上げているのだ。(図2)
ここまで教授陣がご高齢だと、授業中に病気の話がしばしば出てきてしまうが、そこは社福の学生たるもの、「傾聴」に徹して「批判をしない」「評価をしない」「受容する」のが鉄則である。こうして毎日高齢者と関わっていると、高齢者の将来、高齢者の活躍、高齢者の人権、高齢者の病気、その治療、延命、介護、その人手、お金、そして高齢者の幸せ…これらについて考えを巡らせずにはいられない。この目の前の老人にとっての幸せとは何か、その尊厳をいかにして守るか、これらの答えは自分たち学生の勉強と努力にかかっているのかもしれない。
社福の学生の努力が試される場所といえば、3〜4年生の間に行く1ヶ月間の実習である。実習先は障害者・児童・高齢者施設、社会福祉協議会、病院などと多岐にわたり、普段から勉強をしていない人ほど「衝撃を受けた」という感想を述べるらしいが、どのような人にとっても実習が貴重な体験になることは間違いない。
最後に、1つ強く主張しておきたいことがある。それは、社会福祉という分野は介護だけではないということである。社福では、もっと幅広いターゲットにおいて、クライアントのウィッシュアンドドリームに耳を傾け、同時にそのインディビジュアルなストレングスを見出すことで、ディグニティアンドライツをアドボケイトしながらそのニーズに合ったソーシャルキャピタルにアセスメントしたり、そのセルフエスティームをフルフィルするためのエビデンスに基づいたメソッドを学ぶことができるのだ。まあまとめると、社福は幅広いんだぞ、みんな社福の世話になっているんだぞ、社福をばかにするやつは社福に泣くんだぞ、ということである。
総合人間科学部 心理学科
「へ〜じゃあ心読んでー!」
心理学科と告げた途端これなんですよね。心理の勉強とは決してそんなもんじゃない。メンタリスト?あぁ、敵ね。むしろそーゆーのは統計を使ってやるからただの理系だね。あと皆がカウンセラーになるわけじゃないし、むしろそんなのは3割ほど。後は皆普通に社畜になるよ?入らないと心理学とはなんぞが分からんもんよ。内輪性が強い学科さ。
男女比脅威の1:6。男子は男子であることが友達をつくる条件だね。けど基本的にウェイは少ないし、ほんわかした子が半数もいるから空気は緩いよ。なかよしんり。あと何故か可愛い子がめっちゃいる。教授も男性陣は面白い、女性陣はホワホワと優しい人が多いしね。
すごく平和そうじゃない?
けどね、単位取得楽で名高い総合人間科学部の中で唯一2外が1年間必修なんだ。今時の心理学書はすべて英語なのにね?あぁ、これ1年生心理学科の授業で1番大変な通称”魔のジンバ”で8000円の分厚いAll Englishの本を読み解く授業で実感するよ?2外は1年間だからって油断して来年に廻す族(=落とした)が毎年一定数いるんだなぁ…。
あと卒論では統計のデータが集まらないと何も進められなくなっちゃうんだ。みんな、心理実験に協力してほしい。もれなく現金かお菓子か貰えるよ?!
総合人間科学部 社会学科
「どの学科もピンとこないなぁ〜」と思っているキミは是非、社会学科に来てほしい。社会学科に入ればキミの未来は∞である。社会学科は一言で言えばフリースタイルな学科だ。カリキュラムも他学科に比べると比較的融通が利くため、例えば、社会学科に来るのが不本意でも本命だった学科の授業をとりまくることなんかができる。
教授はおかしな人が多いが、学生はみな常識人である。ノリが良く要領がいいため、サークルにバイトに恋愛にと大忙しである。先輩もいい人たちで、学科でのお花見や縦呑みを企画してくれる。オリキャンも他学科に比べると力が入っているのでお楽しみ。さすが上智大生、根は真面目な人で本当にいい人たちだ。一度、オープンキャンパスで社会学科のブースを訪ね相談してみることをオススメする。あそこにいるのは社会学科選りすぐりのいい人だ。あまりの人柄の良さにキミは(あるいはキミの親は)恋に落ちてしまうかもしれない。
「えー、社会学科よさげじゃん」と思ってくれたキミ、ありがとう。そこでパンフレットを開いて社会学科のページを開いてみてほしい。何をやってるのかイマイチわからない。でも大丈夫。社会学の多くはキミの生活に身近な話題が多いから結構理解するのは簡単だ。ただし油断してると英語とか数学とかがいきなり出てきてボコボコにされるから、今からちゃんと勉強しとくんだよ。
じゃあ、また勉強頑張って。
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