【裏話】Vol.25『ノスタルジック』制作秘話

お久しぶりです!夏休みももう折り返してしまったことが信じられないれれれです。ずっと夏休みがいいな……

さて!少し前ですが、7月中旬に

アリオーゾ本誌 Vol.25『ノスタルジック』

が配布・Web公開されました!!

皆さま、もう読んでくれましたか?

「まだ読んでない!」という方、今回も力作です。こちらからぜひ!!

この記事では私れれれが、編集の裏側を紹介していきたいと思います。

それでは、れっつごー!

①テーマ・企画決め

冊子を制作するにあたり、制作の中心となる「編集長」「デザイン長」を毎回決めています。編集長は、部内で開催されるコンペで、考えたテーマに関してプレゼンを行い、選ばれた人が務めます。

今回は私が出したテーマを選んでもらったので、れれれが編集長を務めました!

また、今回はこれからアリオーゾを引っ張る存在になる2年生の2人に「共同編集長」「デザイン長」に立候補してもらい、この3人を中心に制作を行いました。3年生の私と学年は違うけれど、自分の意見も協調性もしっかり持っている2人で、この冊子は2人がいたからこそ、良いものができたと思っています。この場を借りて改めてありがとう!♡

企画に関しては、私がプレゼン時に考えたものと、部員から公募したものから話し合いをして決めていきます。数えてみたら企画案15個も出てました。すご……ここから6個に絞りました。

企画決定後、部員に編集を担当する企画の希望をとり、班を組んで編集開始です!

②企画ごとの制作裏話

ここからは部員の生の声も交えながら制作の裏話を紹介していきます🌟

Ⅰ. 舌から感じるノスタルジック

3年の某部員が発案してくれた企画。ネーミングセンスが神がかってる。私にもそのセンス分けてほしいなあ!

「駄菓子って懐かしくていいよね!」というところから始まりました。駄菓子の紹介から小話までバラエティー豊かです。

みんなで駄菓子やラムネを食べて感想を言い合って記事を作り上げた! 個人でやるんじゃなくてみんなと作りあげることができたので楽しかったです!

自身の企画案が、タイトルから具体的な内容に広がっていくのがとても楽しかった。人によってタイトルの解釈や想起するものが違うの、面白い! 1年生の案「ラムネ品評会」を無事1ページ分の企画にできてよかった。

私自身は、Zoom繋いでみんなで駄菓子食べる企画だけ「編集長だからいいよね!」って言って参加しました。だって私も食べたかったんだもん。(図々しい)

Ⅱ. 時代を超えて愛されるもの

「長年愛され続けているものって他にはない風情だったり良さがあるよなあ……」と思ったところから生まれた企画。

今回は上智生におなじみ、しんみち通りにある「かつれつ四谷たけだ」様にインタビューをさせていただきました!

記事から抜粋。どう考えても美味しいですよねこれ。

既に何人かの部員が、記事に惹かれて行ったみたいです。私も早く行きたいなあ。お店にも本号を置いてくださっているとのこと。ありがとうございます!

ページ割の半分を「時代を超えて愛される四ッ谷」というマップ企画にしてくれたのもナイスアイデアでした。デザインも可愛すぎるなんだこれ……。1年生はぜひ秋学期の空きコマ四ッ谷散策の参考にしてくれたら嬉しいです。

頑張って作った誌面が冊子になって、実物を見た時はすごく嬉しかったー!

お疲れ様でした!

Ⅲ. Z世代の「懐かしおもちゃ」で遊んでみよう

たまごっち・ハイパーヨーヨーなど、多くの大学生が子どもの頃に遊んだであろう絶妙に懐かしいもので溢れている企画。

アイロンビーズをやってみたり、

企画のグループLINEには当たり前のように写真があがってたけど、クオリティすごくない?

ハイパーヨーヨーで遊んでみたり。

かっこいい~

この企画を担当した部員がたまごっちをメルカリで調達しているのを見て、「現代~!!」と思ったのを覚えています。

たまごっちを殺さずに育て上げたことにやりがいを感じた。

ナイスファイトでした。

Ⅳ. しげるノスタルジック写真展

写ルンですを使い、アリオーゾの公式キャラクター・「しげる」を撮りまくったこの企画。

しげるの2層構造
しげるをさがせ!

実はこの企画、当初はしげるの着ぐるみを使って撮影を行う予定でした。

しかし、緊急事態宣言延長の影響で複数人でのロケができないことに……。コロナ憎すぎる。

完成予定日の3週間前に、なんとか元のコンセプトを維持したまま単独撮影できないかと話し合ったところ、部室に飾られていたフィギュアを使用することに。

フィギュアを制作してくださったOGの方からの許可もいただき(その節は本当にありがとうございました……!)、無事に誌面にすることができました!

当初の予定とは変わってフィギュアになったけど、写ルンです持ってロケしてエモい写真を撮ることはできたのは楽しかった! あと写真がどれも予想以上にエモかった!!! デザインが天才だったからめちゃ満足4ページができた! しげるが可愛かった! 班員がみんないい子だった!

よかった~!

Ⅴ. MEMORIES OF ARIOSO

今回が「25号」であることを記念して、これまでのアリオーゾを振り返るメモリアル企画。

過去号の表紙を並べてみたり、

圧巻!

アリオーゾ創設者の安原さんにインタビューをしたり。アリオーゾの「これまで」が詰まっています。

記念すべき号の記念すべき企画ができたのは嬉しかったです! 安原さんにインタビューできたのもとても楽しくていい思い出です🙌

Ⅵ. 表紙

本号では、表紙・目次・「なつかしゑんたーていんめんと」(ミニ企画)・編集後記を編集長・デザイン長で分担して制作しました。

その中でも、デザ長さんが担当してくれた表紙についての裏話を。

配布で貰ってくれた人の半分は表紙に惚れてくれたと思ってる

この4つのクリームソーダ、全部デザ長が試行錯誤して手作りしてくれたものです。え、えぐすぎん……???

デザ長に表紙についての話を聞くと、

表紙に決めたクリームソーダの味がめちゃくちゃまずかったです(サイダー買うのめんどくさくて、家にあった無糖の炭酸水を使ったせいで悲劇は起こりました)

だそうです。

実は、元々クリームソーダをモチーフにすると決めていたわけではなく、遊園地のメリーゴーランドを撮影予定でした。ご時世的な問題と遊園地側から撮影許可がとれず断念……。

とはいえ最終的にモチーフに決めたクリームソーダ、やっぱり何回見ても大天才だな……。努力とセンスの天才のデザ長には感謝してもしきれません。

③冊子完成・配布

各班が企画を編集し、「叩き直し」と呼ばれる部内での修正作業が終わると、ついに完成です!印刷業者さんに入稿後、2号館の学生センターに届きます。

わくわく!

ちなみにこの台車、思っていた倍は重く、1人でコントロールしきれず、メンストで脇のベンチに台車ごと突っ込みベンチを倒し、パニックになりました。授業中で人通りはまだ少なかったものの、歩いていた上智生にめっちゃ見られた。今までで一番部室の遠さを実感しました。

やっと部室に着き、開封の儀!

こんなに段ボールを開けるのが楽しみだったのは初めてでした

いや~感動。。。紙媒体にはデータ版とは違う良さがあると思います。

到着した日の昼休みから5日間、念願のメンスト配布を行いました!!

配布予定日直前に宣言の再発令が決まり、本っっ当に最後までヒヤヒヤしていましたが、大学側から「最大限の感染予防を講じて配布を行ってください。」とのこと。よかった……(不安でしょうがなく同期と編集長デザ長に騒ぎ散らかし、前代表にまで泣きついた)

こちらメンスト配布の様子です。

マスクと手袋を着用して配布を行いました。

貰ってくれた皆さま、本当にありがとうございました!!! 入稿分、すべて配りきることができました!!!

いかがでしたか? 裏話を通して改めて読みたくなりましたよね???(圧)もう一度リンクを貼っておきますね。

目まぐるしい毎日のなかでも、昔に想いを馳せることで一息ついてもらうきっかけを作りたい、という願いを込めて『ノスタルジック』というテーマを提案しました。

本号を制作した期間は本当にコロナに振り回され、スケジュールや企画の変更を重ねましたが、それでも妥協は一切せずに作り上げた冊子だと思っています。

改めて、読者の皆様、インタビュー等企画・撮影にご協力いただいた方々、ロケ企画の遂行から冊子配布まで許可してくださった学生センターの方々、そして一緒に最後まで頑張ってくれた部員に心の底から感謝の気持ちでいっぱいです!!! 制作開始後に入部してくれた1年生にも、しっかり関わってもらいました。

叩き直しで自分の指摘内容が反映された瞬間はやりがいを感じました。(叩き直し時に入部の1年生)

『ノスタルジック』以外の過去号も、アリオーゾwebの「BACK NUMBERS」から読めるので、ぜひ覗いてみてください☺

「スキ!」を押すとこの記事を書いたれれれが喜びます!

投稿者: れれれ

音楽と文学が大好きな史学科生。ちょっと韻踏みたかったとか思ってません!
キャンパスライフの記事をCheck!