【プロフィール】
渡邉賛志郎(わたなべ・さんしろう)
アイスホッケー部
総合グローバル学部総合グローバル学科4年
チームの底上げを図り、8連勝を目指す
——上南戦の思い出を教えてください
昨年度の上南戦が一番の思い出です。ホーム開催であった為、全力で集客・演出に取り組みました。プロリーグの様に、電光掲示板を用いた選手紹介、スモークやライトアップを使った入場などを行い、初めてパフォーマーとして競技を楽しめました。
人をたくさん招んだ分、観客の反応も良かったです。
——上南戦への意気込み・目標を教えてください
今年度、アイスホッケー部門は、スケートリンクの都合で上南戦期間中に試合が行えません。他の部活よりも1週間早く試合を行うので、勝利を手土産に、一足先に東京へ凱旋したいと思います。
アイスホッケー部は、現在上南戦7連勝中です。今年も連勝カウントを1つ増やし、南山との力の差を証明することが目標です。
——昨年の上南戦結果をふまえて何か練習で強化したことはありますか
昨年は上手な選手が2人いて、その人たちがパックを持っていけば、試合が決まるという感じでした。
今年のテーマは、上南戦に関わらず、全員でプレーをするということです。
下から上に向けてチームの底上げを図り、全員が戦術について共通認識を持ってプレーすることが目標なので、上南戦ではそれをうまく発揮したいと思っています。
一度体験すると、虜になってしまう魅力
——アイスホッケーの魅力は何ですか
みんな言うんですけど、プレースピードが本当に早いんですよね。一度体験してしまうと、陸上の競技では物足りなくなってしまうほど、虜になります。
しかも、狭いコートの中で、試合がなかなか切れることがないんですよ。GKが止めるとか、オフサイドなどでしか、パックが外に出るっていうことがないので、すごくスピーディに攻守が変わるのが魅力です。
あとは、アイスホッケーはボディーコンタクトを許されているので、すごく“漢”らしい試合っていうか、熱くて激しいことも魅力のひとつですね。
——「陸上の競技では物足りなくなってしまう」というのはどういうことでしょうか
昔、サッカーと陸上をしていたのですが、大学に入って初めてアイスホッケーをやってみてから、陸上のスポーツは物足りないなっていう印象ですね(笑)。
昨年の上南戦で、ラクロスを観戦させていただきました。ラクロスは「陸上最速」や「陸上の格闘技」と言われていて、似ている部分はあるんですけど、僕はアイスホッケーの方が好きです(笑)。スピード感でいうと勝ってるので(笑)。
——自分のプレーで注目してほしいポイントはどこですか
自分のポジションはFWのウィングで、ゴール前で戦うプレーを任されています。*パワープレー時は、相手のゴール前に立って、相手のGKから味方のシュートを隠します。
プレーで注目してほしい点は、相手のDFとゴール前で競り合って、泥臭く粘ってゴールを狙うところです。
*パワープレー:ファールでペナルティをとられた選手は、一定の時間、コート外に退場する。相手よりも多い選手数でプレーを行っている状態を「パワープレー」という。
綺麗に巻けますだし巻き卵——渡邉選手の学生生活に迫る!
——最近嬉しかったことは何ですか
やっとACの単位が取れたことです……。
リンクの使用時間の関係上、練習はだいたい夜の12時くらいに始まります。練習後にミーティングをして、車で後輩を送ってからとなると、寝るのが4~5時になってしまうんです……。
ACの授業が他の授業やゼミと被っていたりして、なかなか取れなかったんですけど、昨年の秋にやっと取れました(笑)。
——趣味・特技は何ですか
だし巻きが綺麗に巻けます。アルバイト先で鍛えました!
僕は、四ツ谷駅から近い日本酒と貝の居酒屋でアルバイトをしていて、調理の補助をしています。そこで、だし巻きをつくれるようになりました。……鉄のフライパンでつくるので、結構難しいんですよね(笑)。今では、練習して褒められるくらい綺麗に出来るようになりました!
——ちなみに、卵はいくつ使うんですか
卵は3個です。それとだしを使います。
——最後に記事を読んでいる人に向けて一言お願いします
リンクの都合上、アイスホッケー部は上南戦の期間ではなく、1週間早く名古屋で試合を行います。
僕らとしては圧勝して帰ってくるつもりなので、ぜひ応援をしていただき、勝利を待っていていただきたいです!
【取材を終えて】取材を通して、渡邉選手のアイスホッケーに対する深い情愛が伝わってきました。実際 練習を拝見すると、そのスピードの速さと“漢”らしさに私も夢中になっていました。また、当たりの激しいプレーの中に散りばめられた繊細で華麗なパックさばきも非常に魅力的でした。
アイスホッケー部は、水泳部同様、上南戦期間よりも早く試合を行います。ぜひとも連勝記録を伸ばして、先駆けとなっていただきたいです!応援しております!
この記事を応援しよう!
「スキ!」を押すとこの記事を書いたけろが喜びます!