【プロフィール】
柴田 珠希 (しばた・たまき) (写真右)
合気道部 次期主将
文学部史学科3年
喜瀬 裕大 (きせ・ゆうた) (写真左)
合気道部
法学部法律学科2年
演武は「残心」がカギ
──昨年の活動をふまえて何か練習で強化したことはありますか。
柴田(以下・柴):見た目をいかに良くするかを重視するようになりました。特に「残心」、技をかけた後の姿勢に注意して練習しています。
喜瀬(以下・喜):昨年は上智に入って合気道を始めてすぐ上南戦に参加したのであまり上手くできなかったのですが、今年はこの1年間の成果を出せるようにしたいです。
──上南戦の思い出は何ですか?
柴:上智・南山の合気道部、少林寺拳法部さんの合同でお互いの技を教え合う機会があって、少林寺拳法の技を習えたのが良かったです。
──そういう交流の機会があると楽しいですね!
喜:そのあとご飯に行ってさらに仲良くなったので、フレマンのときに暇があるとお互いの演武を見たり教え合ったりしましたよ。
構えの姿勢
合気道を始めたきっかけはたまたまだった
──このスポーツの魅力は何ですか?
柴:小柄な人でも相手の力を使って投げたり崩したりできるところですね。本当に誰でもできるのでご高齢でもやっている方が多いですよ。
喜:僕たちは錬身会に所属していて、本部へ練習しに行くこともできます。社会人の方を始め、明治学院や早稲田の方もいるのでいい刺激になります。
──この競技を始めたきっかけは何ですか?
柴:元々武道をやってみたかったんですけど、柔道や剣道だと経験者が多いのですが合気道だと大学から始める人が多いので始めやすかったからです。
喜:僕はたまたま友達についていったら合気道部だったので入っちゃいました。その友達は辞めましたけどね。
──部活あるあるですね(笑)。
──自分のプレーで注目してほしいポイントはどこですか?
柴:「気迫」です。
喜:僕も「気迫」、中でもスピード感を見てもらいたいですね。ペアを組んだ相手が本気で攻撃をしてくるので、僕も本気で技をかけるのでかっこいいんじゃないかなと思います。
受身の種類が驚くほど多い
──競技生活における最終的な到達目標はありますか?
柴:いま初段なのですが、学生だと三段まで取れるので取りたいです。昇段試験は難しいんですけど頑張りたいです。
喜:うちは最上級生が指導していて尊敬しているのですが、その先輩方も大学から始めた人ばかりなんです。だから自分も最上級生になった時に後輩から憧れられるような先輩になりたいですね。
お二人のプライベートは?
──最近嬉しかったことはありますか?
柴:9カフェでハラル弁当を買ったときにアメをもらったんです!ちょっと怖いおばちゃんなのにくれたのでびっくりしましたが嬉しかったです。
喜:後輩ができたことです。フレマンのときは日本文化に興味があるからか外国人もよく来るんですけど、英語でも指導できるのでぜひ来てほしいです。
──趣味・特技を教えてください。
柴:口笛が特技です。大体どんな曲でも吹けます。これといって得意な歌はないのですかが、校歌をよく吹きます。
喜:中高で囲碁部にいたので囲碁が得意です。最近はしてないので腕が鈍っているかもしれませんけど。
──好きな食べ物は何ですか?
柴:カレーライスが好きです。上智だとハラルが一番ですね。特にチキンカレーがお気に入りです。
喜:ラーメンです。主将と練習後によく四谷商店へ食べに行きます。
──四谷商店、聞いたことがあります。体育会部活の人はよく行くそうですね!
──好きな授業・面白い授業を教えてください
柴:歴史学特講(西洋近現代政治社会史)という井上茂子先生の授業です。先生の人柄がすごくいいのですが、内容はホロコーストのことを扱うので結構重めでした。
喜:マルチメディア情報社会論です。元々そんなに興味が無かったのですが楽しかったし、輪講なので飽きなかったです。
──どちらも面白そうな授業ですね。特にホロコーストを扱うほうが気になります。
──最後に上南戦への意気込み・目標を教えてください。
柴:合気道部は試合が無く演武のみですが、少林寺拳法部さんと一緒にお互いの武道の良さを伝えられたらと思います。
喜:合気道部と少林寺拳法部さんの演武がオープン競技となるので、かっこいい演武を見せたいです。
──ありがとうございました。
【取材を終えて】合気道部、剣道部、柔道部。柔道場はそれぞれの声と気迫が押し寄せてきて独特な雰囲気でした。演武でのきりっとした動きがとても凛々しかったです。上南戦当日もかっこいい演武を期待しています!
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