【剣道部】マネから転向!選手として挑む初の上南戦!【上南戦2018】

【プロフィール】

大貫雛子(おおぬき・ひなこ)

剣道部

総合人間科学部社会福祉学科2年

 

マネージャーとして見ていたら、プレーもしたくなってしまった

──前回の上南戦の思い出を教えてください。

去年は選手じゃなくてマネージャーとして参加していたんですけど、上智が勝ったのがうれしくて外でぴょんぴょんはねていました。そうしたら壁に足の小指をぶつけて爪が取れました(笑)。

──上南戦と普段の試合の違いってありますか?

普段の試合より一層みんなの「勝つぞ!」という気持ちが強かったと思います。

──マネージャーから選手に変わったのはいつですか

去年の8月ごろですね。なんか見てたらやりたくなってきちゃいました(笑)。

──それまでに剣道のプレー経験は?

中学高校の6年間剣道をやっていました。

──剣道を初めたきっかけは

自分は将来警察官になりたいと思っていて。それならば剣道はどうせやることになるので、剣道部の見学に行ってみたらカッコよくてそのまま入りました。

──剣道の魅力とは?

一番は見た目がかっこいいことですかね。あとはほかのスポーツだと「大体こっちが勝つだろうな…」みたいなのがあると思うんですけど、剣道だと打ちのタイミングとか当日のコンディションだったりで勝敗まで全然変わってきます。いくら剣道歴があるからと言って剣道歴が短い人に勝てるというわけではないので、そこが魅力だと思います。

──いわゆるジャイアントキリングみたいなことが起きやすいってことですか?

そういうことになりますね。

──見た目がかっこいいというのは具体的にはどこに惹かれますか?

立ち姿とか礼儀も含めた立ち居振る舞いですね。オーラがあると思います。

──剣道をあまり知らない人が見るべきポイントってあったりはしますか?

正直技が入ったとか入らないとかは早すぎてよくわからないと思うんですよ。「あんなに打って大丈夫なんだ」とか「あの技なんかすごかった!」という風になんとなく見てもらえるといいと思います。

──やっぱり打たれたときって痛いんですか?

ハンパなく痛いですね(笑)。しょっちゅうあざを作ってます。中学生の時に突きが喉にモロに入ったのが一番痛かったですね。

 

流れを呼び込む自分の活躍に注目してほしい

──自分のプレーで注目してもらいたいところは?

今回、剣道は団体戦(※)で行うので、流れが大事になってくると思います。自分のポジションはちょうど流れを作れるポジションなので、自分の活躍に注目してほしいなと思います(笑)。

※一人一人が対戦していき、勝利した選手の多かった大学の勝利

──大貫選手のポジションというのはどういったポジションでしょうか?

先鋒、次鋒、中堅、副将、大将という5人で行うんですけど、自分は恐らく次鋒をやることになると思ってます。先鋒が作ってきた流れを次鋒が受け継ぐんですけど、例えば先鋒が負けて次鋒が負けたら流れ最悪じゃないですか。逆に先鋒が勝って次鋒も勝てれば一気にチームがノっていくんですよ。仮に先鋒が負けてても次鋒が勝てば1勝1敗に戻せるので、次鋒は全体の流れを決める重要なポジションだと思います。

──剣道はいつまで続けようとか決めていますか?

自分が楽しいと思えるまでは続けようと思っています。

──今は剣道楽しいですか?

今は練習も試合も全部楽しいです。もちろん伸び悩んだりするときもあるんですけど、それを乗りこえたときの達成感は何事にも代えられないですね。人生で一番うれしかったことも剣道のことなんで。

──その一番うれしかったことについて詳しく教えてください。

自分が剣道を始めたときに一緒に部に入った子がいたんですけど、その子は結構剣道のセンスがあったんですよね。同じ時期に始めたのに向こうの方がうまくて一回も勝てなくて。その子はあんまり練習しなくてもできちゃうタイプで、自分は毎日練習しているのに勝てなかったのがすごい悔しくて。でも最後の大会でその子に勝つことができて「今までやってきたことは無駄じゃなかったんだ」と思いました。これが今までの人生で一番うれしかったことです。

ちなみに最近うれしかったことは「自分にだけなつかなかった犬がなつくようになったこと」だそう

──最後に上智生に向けてメッセージをお願いします。

なんでしょう。うーん…… 上南戦に関係ないことでもいいですか?全休作るとホントに堕落するんで作らないほうがいいですよ(笑)。まあでもこれからも全休作るのはやめないですけどね(笑)。

──これメッセージで使えるかな…

いやいや、さすがにまずいんでもう一個くらい考えますね。

──ではお願いいたします。

この上南戦を機に、剣道面白いのでぜひ興味を持ってください!

 

【取材を終えて】

大貫選手の明るいキャラクターもあり取材しているこちら側まで楽しくなる取材でした。そんな中ひしひしと伝わってきたのは「剣道が好き」というひたむきな思い。「今までやってきたことは無駄にはならない」はずなので上南戦でも精いっぱい力を発揮してもらいたいです!

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投稿者: acts

いだてん面白い派です
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