【プロフィール】
勝田智哉(かつた・ともや)
応援団リーダー部
理工学部情報理工学科3年
アウェーの雰囲気を吹き飛ばしたい
──上南戦への意気込みをお聞かせください
今年の上南戦は南山開催ということで選手たちにとって少しやりづらい環境だと思うんですが、アウェーの雰囲気を吹き飛ばすような応援をしたいと思ってます。
──南山大学に行かれたことはありますか?
僕が一年生の時に南山開催だったんですけどインフルエンザにかかってしまい行けませんでした。なので、今回が初めてです。
──去年は上智開催でしたがホームアドバンテージなどは感じましたか?
選手の頑張りもあったと思いますが、どの試合でも押せ押せムードだったと思います。
──ということは、今年はその逆になってしまう可能性も…
そうなることがないように、応援団で雰囲気作りができたらいいと思います。
メガホン、要りませんでした
──上南戦の思い出はありますか?
南山大学の応援団のリーダー部の人たちは自分たちより全然人数が少なかったんですけど、声の大きさが互角だったと感じました。そこは見習いたいなと思いました。
──具体的に声を大きくする方法とかありますか?
今やっているように(取材中、他の応援団員が声出し練習中)普段の練習から大きい声を出していくことが大事だと思います。
──声が大きくなったという実感はありますか。
フレッシュマンウィークの実行委員会にも所属しているんですけど他の仲間たちがメガホンを使って声掛けをしている中、自分だけ普通の声で大丈夫でした(笑)。応援のおかげですね。
──応援の魅力
ラクロス部の昇格戦を応援していたことがあったんですけど、勝利の瞬間は選手の感動がこちらにも伝わってきて応援してきてよかったなと思いました。
──応援部に入ったきっかけ
ラクロス部と迷っていたんですけど、家が遠いこともあって毎日朝練のあるラクロス部は難しいかなと思っていました。そんな時にフレマンで応援団の方に熱心に誘ってもらって、一回行ってみた後ずるずるって感じですね。声を掛けられるまでは微塵も考えていませんでした。
リーダー部は陰キャラの集まり??
──応援団ってすごく上下関係が厳しいイメージがありますが実際のところはどうでしょうか。
普段は全然フラットに接しています。もちろん実際に活動している時は上から指示があったらちゃんとそれに従っています。いい意味で応援団らしくない雰囲気なんですけど、礼儀だけはしっかりとできるように先輩が後輩におごるとか後輩が先輩の水を注ぐとかそういうところはしっかりとやってもらうという感じですね。
──リーダー部はどのような人が多いんですか?
僕も含めてみんな陰キャラですね(笑)。僕の同期にあだ名が「陰キャラの帝王」という人もいるくらいです。
──陰キャラの帝王でも、応援の時は変われるってことですね。
そうですね。入団したての時はささやくような声で応援していた人もいるんですけど、今はよく声が出るようになって成長していると思います。
──何か独自のルールや慣習はありますか。
先輩と後輩でご飯に行ったときは先輩がおごらないといけないんですけど、後輩は必ず店の前で荷物を置いて先輩に「ごちそうさまでした!」と挨拶しないといけないというルールがあります。
──最近うれしかったことは何かありますか?
高校の同期の就活が終わったことですね。よく高校の友達と遊ぶんですけど、僕が浪人生で回りと一年ずれてるせいでみんな就活で。寂しい思いをしていたんですけど、最近ぼちぼち就活終えた人も出てきてまた遊べるのでうれしいです。
──どんな遊びをするんですか?
いろいろな体験をしたいと思って調べたりとかしますね。この間は山梨県でパラグライダーを体験しました。
──趣味は何かありますか?
B級映画鑑賞ですね。A級映画は一人で見ていいなと思うものなんですけど、B級映画はみんなで突っ込みながら見ると面白いです。サメ映画とか好きですね(笑)。
──自分の注目してほしいところ
自分よりは戦っている選手に注目してもらえればと思います。自分のことはついでで見てもらえれば十分です。
──何かユニークな応援はありますか?
「学園天国」の序盤の掛け合いを応援にも取り入れていて、これは結構盛り上がるので注目してもらいたいですね。
──上智生に向けてメッセージを
応援団は「押忍TV」というYoutubeチャンネルもやっているのでぜひ見てください(笑)。
──何か最近あまり更新していないような…(笑)
今までメインでやってた人が就活で…引継ぎをしてまた更新していきたいですね。
──期待しております(笑)。
【取材を終えて】
特に印象に残ったのは「自分ではなく選手に注目してほしい」という言葉でした。とは言うものの、上南戦では全部でなんと30を超える部活の応援を行う応援団。その長い戦いにも目は離せません!
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