【検証】一か月オードリーのオールナイトニッポンを聴いたらリトルトゥースになれるのか？

こんにちは。夏休みも終わり、また課題との格闘の日々が始まりますね。その前に何か楽しいことをしたい！この企画はそんな切実？な思いから生まれました。

ある日

夏休みも終わりかけてるし、観たいドラマもだいたい観終わったし、U-nextも解約したし、正真正銘やることがなくなったよ……だれか私に面白そうなこと教えてーーー！

なぜか目のさえる深夜、テレビ放送の裏世界で暗躍している番組があるらしいよ……オードリーのオールナイトニッポンっていうんだけど、おもしろそうじゃない？

先輩……それは気になりますね！裏世界覗いてみたい……！

と、いうわけで！　私たちは夏休みの残り一か月間である検証をすることにしました。その名も……「一か月オードリーのオールナイトニッポンを聴いたらリトルトゥースになれるのか⁉」

そもそもリトルトゥースって？

→毎週土曜深夜1：00～3：00に放送されている、「オードリーのオールナイトニッポン」のリスナーのこと。レディ・ガガのファンの総称である「リトルモンスター」と春日さんの持ちギャグ「トゥース」を掛け合わせて生まれた総称なのだとか。

こんな人まで⁉　芸能界のリトルトゥース

・朝井リョウ（作家）

「桐島、部活やめるってよ」や「何者」など、数々の作品が映像化されている大物作家、朝井リョウ先生。聞くところによるとかなりのヘビーリトルトゥース（リトルトゥースの中でも、特に熱いファンのこと）なんだそう。

・佐藤栞里（女優、モデル）

　ドラマにバラエティに引っ張りだこな佐藤栞里さん。「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー」の日本武道館公演に、Tシャツやリストバンドといったリトルトゥースグッズで身を固めて参戦するなど、こちらもかなりのヘビーリトルトゥース……

・日向坂46（アイドル）

　グループの冠番組「日向坂で会いましょう」にてオードリーのお二人がMCを務めていることもあり、親交が深いよう。日向坂の皆さんも武道館ライブに足を運んでいたようです。バラエティなどでオードリーのお二人にぐいぐい絡んでいく姿から、仲の良さが伺えます。

・CreepyNuts（アーティスト）

　R-指定とDJ松永の二人組アーティスト。DJ松永さんは若林さんへの信仰が厚く、その様子は若林さんのエッセイ「人見知り大学人見知り学部　卒業見込」でも紹介されています。

その他にも著名な方が多数オードリーのANNを聞いているみたいです。これは、期待値が高まる……！　

リトルトゥースになれたかどうかの基準は、「企画を終えた後もオードリーのANNを聴き続けたい！と思えたかどうか」に設定。それでは早速、検証を始めていきます！

まずは企画を始める前の状態をチェック！

陽：春日さんについての事前知識はあまりなし。トゥースの人。テレビではキャラが先に立つ印象だけど確か頭いい…？　若林さんについては、エッセイが好きで数冊持っているのでなんとなく人となりは分かる。けど、実際に喋っているところをじっくり聞いたことはない。

まめ：春日さんはピンクのベスト着ておにがわらしてる人。テレビでは結構体動かしてるイメージ。若林さんは……ツッコミ担当？

第一週　8/21回

聞いてみての感想

→好きなタレント以外のラジオをじっくり聞いたのは初めてだったけど、案外飽きずに心地よく聞けることにびっくり。落ち着いた喋りだから、ながら聞きに最適。

基本スタンスは、若林さん：春日さん＝8：2くらいで、若林さんが喋って春日さんが相槌、合いの手を入れる感じ。春日さんは若林さんのトークに終始爆笑していて、もうなんか、仲いいなあ、の一言に尽きる。

春日さん、ラジオだと喋りがしっかりしてて意外。本当の春日さんはこういう方なのか…！　となった。若林さんはなんでもないエピソードをおもしろく話すのがお上手な方だな、と。一回目から魅力的過ぎる～‼‼‼

ここで、特に好きだったシーンを勝手に文字起こしのコーナー！　お二人のラジオの中身って、こんな感じ。

「APEXでの喧嘩」

オンラインゲームAPEXで通信対戦（オンライン上で三人のグループを組むチーム対戦）をしていた際に、若林さん以外の二人が大喧嘩を始めてしまったそうで……

若林（以下、若）：一人が急に『お前そっち行くなや！』とか言い出して。そしたらもう一人が『うるさいんじゃボケ！』とか言って。で、あのゲームってダメージは受けないんだけどなぜか仲間同士で殴りあえるのよ。それで二人で殴りあってんの！（笑）俺ずっと『やめようよ……もったいないじゃん……』って言って。
春日（以下、春）：もったいないって何？（笑）
若：そのうち二人のうち片方が先にやられちゃったの。そしたら二人になるじゃん。で、そしたらその後、ずーっと無言。（笑）

喧嘩している二人の口調を真似る若林さんの喋り方や、「もったいない」というワードのセンスなどなど、引き込まれる要素が多すぎる……思わずくすっと笑ってしまいました（笑）

第二週　8/28回

感想：一回目よりもさらにあっという間に聞き終えてしまったという印象。お二人が、自分の知らない芸人さんの名前を挙げて楽しそうに話しているのを聞いているとどうしても気になってしまって、ネットで検索してしまったり……しっかりオードリーAＮＮの沼にハマって来ている気がします。

そしてそして、今回もやってまいりました、勝手に文字起こしのコーナー！（？）　8/28回はとにかく面白くて文字起こししたくなるエピソードもかなり豊作だったのですが、その中でも特に印象深かったものを厳選してお届けします……‼

カズレーザーのキャラ設定

漫才では濃いキャラが定着している春日さんですが、実際は頭がよく、あまり自分から話すタイプではないそう。それについて若林さんが指摘する中で、思い出したのはメイプル超合金のカズレーザーさんの話で……

若：俺やっぱカズ（カズレーザー）ってすごいと思うんだけど、あいつって芸人になる前からずーっと赤しか着てなくて、髪の毛が腰くらいまであったんだって。（笑）
春：今より長かったんだ⁉（笑）
若：そう。それで、なつさん（相方）と組んだときに、俺そんなセリフ聞いたことないんだけど、「なんか一個キャラ減らせば？」て言われて、髪切ったんだって。（笑）足りないからなんかキャラ一個足せば？っていうのは何度も聞いたことあるけど、キャラ一個減らせば？って。
春：えー！（笑）
若：まあ確かに、クイズも出来て赤着てて金髪で、それで髪の毛腰まであるってなると…（笑）芸人になるまで、10年伸ばしたんだって！

若林家のひまわり事情

家のベランダで三輪のひまわりを育てているという若林さん。苦労して育てたひまわりに並々ならぬ愛着を感じているそうで、もはやその愛の深さはアイドルのプロデューサー級で……⁉

まずは若林さんによる、ひまわりたちの総評から。気になる方は若林さんのInstagramにひまわりの写真が載っているのでチェックしてみてください。

🌻https://www.instagram.com/masayasuwakabayashi/

右：花びらが足りない。右斜め上はもう二枚くらいしかない。

真ん中：さすがセンター。華があるとはまさにこのこと。アフロ（資料写真）に提出していいくらいのひまわり。

左：黄色が薄めで輪も小さいが、花びらが足りないというようなことはなく、控えめに咲いている。

大まかなプロフィールをご紹介したところで、ここから突如プロデューサーの人格が憑依した若林さんによるグループブランディングが始まります。

若：もうね、センター。お前はテレビだよ！って言った。華があるから皆が見る。でも俺は、右に言った。『真ん中見てくださいよ！360°全部花びらそろってますよ。俺見てください、花びら足りないんすよ‼‼』って（自虐で）やってくしかないよお前はって。その不完全さが応援したくなるんだよ、お前ってそういう花。でもそれはそれでファンつくよ。それで左のちっちゃいひまわり。お前はラジオやったほうがいい。でもね、華のあるセンターがいることで、左のひまわりがかわいく見えるの。あとやっぱラジオやったほうがいいよ。

ここまですごい熱量と勢いで話しきる若林さんと、そんな若林さんに終始爆笑の春日さん。挙句の果てには、自分と三輪のひまわりのことを「俺たち四人」と呼んでしまうレベルにひまわりたちを溺愛している若林さんでした。（笑）

第3週　9/4回

感想：三回目はどんな面白い話が出てくるのかな？と思いつつオープニングを聞いていると、いつもと雰囲気が違う若林さんの声が聞こえてきて、最初から気になりまくった回でした。次の週のゲストに卓球の石川佳純選手が出ることになったため、ファンである若林さんの頭はそのことでいっぱい。語りが止まらない若林さんが面白すぎました（笑）

春：石川佳純さん来たらどうするの？
若：俺機能しなくなるよ！いやもうきれいですね、いつも見てます、感動しましたのリピートだよ。
（スタッフも爆笑）
若：いや俺気になってね、スタッフに聞いたんだよ。「俺が機能しなくなったらどうするの？」って。そしたらさ、「大丈夫です。春日さんがやってくれます」って言われたんだよ！
春：どーすんの！　最悪石川選手に回してもらう？（爆笑）

来週若林さんがどう機能しなくなるのか、波乱の予感がしました！

ここまでオードリーのトークを紹介してきましたが、この番組で面白いのはそれだけではありません。若林さんがリスナーからの投書を何通かよみ、春日さんが投書に共通する「ツッコミフレーズ」を当てるというコーナーは、毎回とてもおもしろいんです。一般の方から寄せられる投書がどれも秀逸で、リトルトゥースのギャグセンの高さがうかがえます。今回のテーマは「本文いい話だけどラジオネームふざけすぎだろ！」でした。これぴったり当てるのはかなりむずかしいのでは……？

若：「教育実習生として数週間一緒に過ごしたクラスの子たちが、最後の日に寄せ書きをくれたんです。これまでの思い出がつまっていて心が熱くなりました。もっと勉強して、絶対いい先生になろうと思います。」
春：ほうほう、いい話ですね。
若：ラジオネーム、あっぶねーから前見て歩けボケなすさんからいただきました。
春：いやラジオネームどうした！？
若：おしい！　ちょっと違うんだよなー！

第4週　9/11回

感想：ついに今回の検証最後の回となりました。聞けば聞くほど絶妙なトークがクセになってしまったので、これはリトルトゥースを名乗ってもいいのでは？と思い始めました（笑）今回のゲストは石川選手。前回から若林さんの興奮ぶりが尋常ではなかったので期待値MAXでしたが、期待を裏切らない面白さでした。まじめなニュースのインタビューで見る石川佳純選手と全く違う一面が聞けるだけでなく、若林さんの一ファンとしてのトークが新鮮でした。

若：こういうの聞いてもいいのかな？　リオの試合（で負けてしまった）後、海に飛び込みたい気分っておっしゃってたけど、あの後部屋ではどんな感じだったんですか？
石：いやもう卓球のことは考えず、全然ちがうことしてました（笑）
若：普段お友達と食事とかいかれたりするんですか？
石：行きますね！先輩とも後輩とも行きます。
若：そういう時卓球の話はしないんですか？
石：そうですねー
春：あーわかるわかる。芸人仲間と食事行ったときはお笑いの話したくないも
若：次元が違うわ！