上智大学のアイドルパフォーマンスサークルSPH mellmuseが8月30日、大学生アイドル大会『UNIDOL(ユニドル) 2016 Summer~紅白対抗ダンス運動会~』に今年も決勝進出しました! 先の2月の大会では惜しくも優勝を逃したものの、会場を大いに盛り上げ準優勝を獲得。
そんな、今大会も大注目のSPHのみなさんをより全力で応援するため、アリオーゾが独占インタビューをさせていただきました!
まずは、SPHを知る
今大会を応援する前に、まずはSPHのみなさんの活動内容やこだわりをバッチリおさらいしておきたいところ。そこで、SPHメンバーのくみさんとまなみんさんにSPHを語っていただきました。お話していくうちに、意外過ぎる裏話まで大暴露。手作り衣装のまさかすぎる「あの」材料は必見です!
そもそも『UNIDOL』って?
くみ 最近『UNIDOL』って言う言葉の定義が曖昧になってきているんです。『UNIDOL』はもともと「ロックダンスの大会」や「タップダンスの大会」があるように、「アイドルのダンスを競う大会」だったのですが、最近どんどんアイドル臭が強くなってきてしまっています。だから、SPHはそれに埋もれないで、「女子大生」が「アイドルの」ダンスを踊って完成度を競うっていうのを目指しています。
す◯家とかの価格競争じゃないですけど、最近の「特典で差をつけよう」っていう風潮には乗らないようにしています。SPHは基本お手紙だけです。でも私たちはそれのみでお客さんが票をくださるようなパフォーマンスをしようってやっています。
「お客様のために、お客様とともに」
――『SPH mellmuse』として公演なさる上で、大切にしていることはなんですか?
まなみん もともとSPHの理念が、上智大学と同じで、「For Others, With Others」なんです。
それが「お客様のために、お客様と共に」ということで、お客様が楽しんでいただけるようなセットリストを一番に考えています。パフォーマンスの中で色々差をつけることでお客さんの注目を惹けるように、色んなタイプの曲を入れようとか。曲と曲との間も重要視して、そこでお客さんのテンションを下げずに、どんどん上げられるように考えています。
お客様あってのSPHだという感謝の気持ちは、代々受け継いでいるものです。
こだわりの衣装は全曲手作り!!
――ライバルと比較しての強みを教えてください!
まなみん ライバル、強いんです。Tomboysさんは、大人数でダンスが揃っているところが私たちのキャラクターとちょっと似ているので、そこの差別化をしないと優勝できないなと思っています。
くみ Candy holicさんは、アイドル感がすごく強いんです。そこは、どちらかというと「一般の女子大生が踊ってる」みたいな感じの私たちにはないものですね。
でも、その2グループは、曲ごとに衣装を替える「衣装替え」があまりありません。どちらも、1~2着くらいしか用意していませんが、SPHは、4曲中4曲全部違う衣装にします。
――お客さんを飽きさせない工夫ですね。
まなみん そうなんです!
くみ 少人数のグループだとメンバーチェンジができないので、衣装替えができないのですが、私たちのグループは大人数なので、それを活かして衣装替えを全曲しようと考えて。
――衣装は外部発注ですか?
くみ 全部手作りです! 外部発注は、ちょっと怖いんです。衣装替えを考慮した服のつくり方にしなきゃいけないので、きっちり作られ過ぎちゃうと、逆に脱げなくて。
私たちは、アイドルではなく「女子大生」なので、全部自分たちで作り上げてこそサークルだと考えています。
まなみん 衣装は、一人ひとり好きなように作っています。だから全員同じではなくて、服にも個性があります。
くみ (メンバーが)出る曲数によって変わりますが、基本1人3着作ります。大会はすごくお金がかかってしまうので、如何に大学生でも払えるぐらいの衣装にするかも考えています。
まなみん みんなが愛用しているのは100均の布とか……なんだろう……。
(2人とも目を見合わせる)
まなみん 100均かな。
くみ 100均ですね。
一同(笑)。
くみ あとはユザワヤとか、安めの(笑)
――衣装は一人ひとりが自分で作るんですか?
くみ ひとり衣装係がいて、布の支給とデザインの指示があるので、あとは自分たちで作ります。
でも、ちゃんと作っているメンバーは少ないんですよ(笑)。
まなみん 普通に裁縫道具で縫う娘もいれば、両面テープとか、ホチキスとか(笑)。
くみ ボンドとか。 全員が全員裁縫出来るわけではないのですが、「自分で」作っています(笑)。
まなみん ここはやはり本物のアイドルさんとの違いであり、SPHならではですね(笑)。
interviewer: Yosuke Minato
UNIDOL大会直前インタビュー!
SPHのみなさんについてより深く知ることができたところで、いよいよ今大会について伺います! 気になる今年のみどころとは?
お忙しいところ大会直前のインタビューに応じてくださったのは、広報担当のそるるさん。よろしくお願いいたします!
何色にも染まっていないけれど「SPHという組織でやっている」という自信
――新入生が入って変わったことはありますか?
そるる とにかく人数がたくさんなのと、乃木坂が好きっていう子が多くて、また新しい雰囲気の子達が入ってきたなあと。みんないい子ですし、まっすぐですね。
――新入生の見どころは?
そるる 清楚でかわいい子が多めかな。まだ何色にも染まっていないけれど「SPHという組織でやっている」という自信みたいなものは絶対他のチームには出せない味だと思うので、それを感じて頂けたらと。
手を抜かない!SPHの本気ぶり
――衣装に力をいれておられるとのことですが、今年のこだわりはありますか?
そるる 去年の冬大会でベストドレッサー賞を頂いて、よりハードルが上がったように感じます。あの時はもちろん全力を出しましたけど、過去の自分を超えられる衣装をつくろうと頑張り中です(笑)。
私情ですが、自分が早着替え込みの通し衣装を考えるのも今大会で最後ですので、今までの集大成のような衣装にしたいです!
変わっていないところは、お客様に見て楽しんでいただきたいという気持ちが1番ということです。
――今年の練習時間、練習方法を教えてください!
そるる 予選が終わってすぐからテスト1週間前までは、週2回、1日3時間練習していました。
夏休みに入ってからは週4×1日3時間での練習です。ダンス未経験者が多いので基礎練を多めにとっています。
目指すのは、完全なる全国優勝
――今年の目標は?
そるる 数字で言うならば審査員票、観客票両方1位での全国優勝です。
また、お客様に「1番楽しかった! すごかった!」と思っていただくことが、ユニドルにおいてはチーム理念への具体的な答えだと思います。
私個人の目標としてはベストドレッサー賞2連覇です!
photo by:Yosuke Minato, Yuka Komiya
SPHを応援したい!!その思いを会場でぶつけよう!
代が変わっても本気度は変わらない。今大会もアツいSPHのみなさんの活躍を見届けに、ぜひ応援に駆けつけましょう!
活動の速報がチェックできる! SPHmellmuse公式Twitterはこちら→@SPH48
公式HPはこちら→http://sph48.is-mine.net/
『UNIDOL 2016 Summer~紅白対抗ダンス運動会~』
2016年8月30日(火)@新木場STUDIO COAST
開場13:00~、1部(敗者復活戦)13:40~、2部(決勝戦)16:55~
チケット:3000+500円(1ドリンク)
大会の詳しい情報はUNIDOL実行委員会公式Twitter@UNIDOL_EXCOでチェック!
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