はじめに
夏休みも佳境に入る時期。友達とカフェに入ってお喋り、も楽しいけれどせっかくの夏休みだから、大学のある日にはできないこともしておきたい。そんな夏休みにしておくことの定番となっている免許取得のための2週間合宿に今回はフォーカス!
上智大生のために、免許合宿ではどんな2週間が待っているのかをご紹介します。
入校日と退校日
入校日は自動車学校側が用意した日の中から、自分の好きな日を選ぶことができます。ただ、退校日についてはちょと注意する必要があります。
というのも、基本は2週間後に退校できるのですが、コースの中で試験がいくつかあり、それに合格しなければ本来の日程通りに事を進めることができません。
要するに、試験に合格しなければ退校日が1日ずつ伸びていくというわけです。(無事に試験を一発で合格できる人は、ちゃんと日程通りに進むことができるので安心してくださいね。)
ですから、例えば8月1日に入校したら、普通はその14日後の8月15日に退校できるわけですが、試験に落ちて日数が伸びる可能性がありますから、退校予定日の2〜3日間は予定を入れておくのはおすすめしません!余裕のあるスケジュールを考えましょう。
免許合宿の2週間
では早速、今回私が実際に行ってきた自動車学校のスケジュールをご紹介します。(ちなみに私は8/1入校の8/14卒業の予定でした!)
8/1 入校
8/2~6 一段階学科教習&実車教習
8/7 仮免許試験
8/8~13 二段階学科教習&実車教習
8/14 卒業検定
ざっとこんな日取りで免許取得への道を進みます。
「ええっ、学科の教習って二つに分かれているの?!」そう思った方、そうなんです。
学科教習というのは、要するに道路交通法や運転マナーを学ぶ座学です。でも安心してください!道路標識や信号機についてなど、主要なものは一段階で終わらせます。
二段階では、基本的にマナーや交通事故を起こさないようにしましょうなんていう内容が多いですから、一段階をまずはきちんと頭に入れることを心がけましょう!
このスケジュールをご覧になってわかる通り、最初の関門とされるのは「仮免許試験」です。仮免許を取得するための試験なわけですが、なぜ仮免許を取得しなければならないかというと、これを持っていないと公道での実車ができないからです!
よく地元の公道で、自動車学校の車が練習で走っているのを見かけますよね。そのための免許がまた別にいるわけです。それが「仮免許」と言われるものとなってます。面倒ですね。
仮免許試験
さて、免許を取るための免許を獲得するために、試験を受けなければなりません。
しかも座学と実技のどちらもで合格をもぎ取らねばなりません。正直、実技のほうは授業でしか練習できませんから対策のしようがありません。でも授業をちゃんとやっていれば楽に受かりますから心配しなくても大丈夫ですよ。
問題は座学!道路標識や交通ルールを頭に叩き込まなければなりません!自動車学校側は、ご親切に仮免許試験の問題集を作ってくれています。さらには仮免許試験に問題をかなり似せた練習テストもさせてくれるのでそれらを有効に活用して勉学に励みましょう。
自習と練習テストをある程度こなしておけば、仮免許試験は楽勝です。そんなにビビらずにいきましょう!仮免許試験当日、まずは実技からテストを受けて、次に座学のテストを受けます。そしてここで謎の効率の良さを発揮してくるので、結果は筆記試験を受けた20分後には公開されます。しかも、ロビーで。
自分の番号が光っていれば、合格となります!ぜひとも一発合格をもぎとりましょう。ここで落ちてしまうと、たいていの場合卒業日が1日伸びてしまいます。
卒業検定と本免許試験
仮免許を取得したあとは、きたる卒業検定に向けて勉強し始めます。といっても、卒業検定で見られるのはなんと実技のみ!
じゃあなんでまた座学を受けなければならないのか。それは卒業検定を合格したあとにそれぞれの地元に帰って本免許試験を受けなければならないからです!
本免許を取得した時点で、見慣れたあの免許証をもらい、晴れて免許を取得したということになります。本免許を取得するのに必要な要素は二つ。
①自動車学校の卒業証明証
②本免許試験(筆記試験)合格
自動車学校で獲得できるのは①までです。ただ②に合格できるだけの知識も自動車学校では教えてくれますから、ちゃんと授業は最後まで聞きましょう!
ちなみに、仮免試験で合格した人は、晴れて仮免許取得者という称号を授与されますから、翌日からさっそく公道に放たれます。正直とても怖いです。自動車学校内では安全が保障されているといっても過言ではない状況で運転の練習ができたわけですが、ここからは違います。一般のドライバーと肩を並べて道を走らなければなりません。卒業検定も公道で行われますから、慎重に運転することを心がけましょう!
生徒達の一日
さてさて、ここからは生徒達が実際どんなふうに一日を過ごしているのかをご紹介します。
一日のタイムスケジュール
①9:50~ 座学
②10:50~ 座学
③11:50~ 実技
お昼休憩
④13:30~ 実技
⑤14:30 スクールバスで友達と一緒にホテルへ帰寮
自由時間
ざっとこんな感じで一日が進んでいきます。座学は2日間でだいたい終わります。座学のある2日間は、朝9:50から一時間目が始まり、実技の練習も含めて毎時間授業が入ってきます。最初のうちは18:20で全ての授業が終わることもあります。だから、あまり遊びにいく時間はないと言ってもいいかもしれませんね。
仮免許試験までは、空きコマに自習したりするのですが、仮免許試験を終えて座学も終わったら実技だけになるのでとても時間に余裕ができます。その合間を縫って、ホテルの周辺にある観光地などに合宿でできた友達と一緒に出かけたりします。
ちょっと観光がてら、遠くの自動車学校に行ってみるのも一つの作戦ですね!ちなみに私は鳥取砂丘を目当てに鳥取の自動車学校を選んだのですが、なんと砂丘から2時間の位置に自動車学校があるということを行ってから気付き、あえなく砂丘は断念。下調べは入念に行いましょう・・・。
最初はなかなか打ち解けられず、緊張する日が続くかもしれませんが、一緒にテストを受けにいったりするとたくさん友達ができます。
いかがでしたでしょうか。2週間というのがとても長く感じるかもしれませんが、行ってみるとむしろ短く感じます。拘束されるのが嫌で、実家から近いところに通いでいくというのもいいかもしれませんが、合宿で新しい出会いに期待をするのもアリです。今後、みなさんが免許合宿に行こうかどうか迷う時の参考になれたら幸いです!
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