三日目 滋賀県彦根市～兵庫県姫路市
さて、畿内に入りました。ここは意地とプライドのひしめく群雄割拠の地・関西。ここで「俺？埼玉から来ましたｗ」なんて抜かしたら、まず間違いなく迫害の対象となってしまいます。
なので、関西人らしく、地元人らしく振る舞っていました。関西弁使ってなかったけど。
彦根といったら彦根城。もちろん行ってきました。
ここも松本城と同じ、「江戸時代の天守が残っている」数少ない城の一つです。ひこにゃんがいます。
彦根城にはお庭もありました。そこで、とある関西住まいのバイク乗りとお話する機会がありました。
琵琶湖に沿って走る道路があって、そこはバイク乗りがたくさんいて楽しいよ
らしいので、行ってきました。
湖畔道路という道路です。
すれ違うバイク乗りの皆さん、手を振ってくれます。ヤエーっていうバイク乗りの挨拶です。
ヤエーしてくれた関西のみなさん、本当にありがとうございます。
景色もキレイでした。バイクで走るために作られたんじゃないかってくらい素晴らしい道路でした。
なんだかんだで１2時には京都へ到着。
二条城へ行って、京都の美味しい食べ物を満喫していました。漫喫泊まりなだけに（満点小笑い）
そのまま京都を離れて、姫路へ。小学生男子（１９）なので、姫路城は憧れです。
京都を出る頃には夕方になっていました。遊びすぎた。
京都って京都市を越えると我々の日々想像している「古都」のイメージは薄れ、普通の郊外都市みたくなってきます。そこも越えると普通に田舎です。ほぼ秩父じゃん。
やはり夕焼けは素晴らしいです。今回の旅行で一番感動した景色かもしれません。
そんな夕焼けが終わると…
闇のゲーム（夜の峠越え）の始まりだぜ！
闇のゲームの何が危ないかと言うと、全てです。視界は見えなくなり、街灯は役に立たず、野生動物が飛び出し、蓄積した疲労度はライダーを苦しめる…
下手するとマジで死にます。なるべく行かないほうがいいんです。でも私は行きました。本当に怖かった。
そんな一番危ない時間帯の峠をバイクでぶん回し、どうにか到着。体力的に限界だったため、この日は姫路市のネットカフェで一夜を過ごすことに。やはり快○クラブは日本の母です。
四日目 兵庫県姫路市～香川県高松市
とにもかくにも、前置きなんていりません。まずは姫路城へ。
はーーーすごい（語彙力）。こんなに完璧に現存してる城、見たことないです。オタクなので姫路城については小一時間語れますが、需要がないのでカット。
姫路城、3時間くらいいました。こんなに長い時間城にいたの初めてです。
クソデカ城、すごいです。なんかもう、すごい。この感動を私ごときの拙い言語で表現するほうが無理。
まあ、ここにずっといても仕方ないので、名残惜しいですが行きましょう。
姫路市から国道2号線という道路に入ります。大阪から北九州までを結ぶ道路です。ここは岡山県民の上智生いわく「修羅」。オイオイお前、修羅枠は福岡だろと笑っていましたが、
修羅です。ヤバイよ岡山。
信号のないクソデカ道路なので、みんな基本的にぶっ飛ばします。125ccの私は淘汰されるべき運命なのです。
国道二号線から山道を通り、
なんとか岡山市に到着。岡山城は現在改装中で入れないそうなので行きませんでした。
（岡山発上智生によると、岡山城に行くやつは観光客で、本物の岡山人は岡山城の近くの庭園に行くそうです。）
私は観光客なので、岡山城のない岡山に用はありません。そのまま宇野というところへ行きます。岡山市の南にある港町です。
現在、岡山県から香川県までには「瀬戸大橋」というクソデカ橋がかかっているのですが、そこは原付バイクは通り抜けできません。
どうするかというと…
バイクで船に突っ込みます。
初めてこれやりましたけど、意外とあっさりでした。旅の始まりって感じでワクワクしました。
直島っていう芸術の島が経由地です。岡山の港町→瀬戸内海の小島→香川県高松市、です。
途中経由地の直島には何があるかと言うと、
草間彌生のカボチャがありました。
私は芸術わかんないんですけどね。
そしてこれはねこ。
岡山から直島までは20分足らずで着きますが、直島から香川までは1時間かかります。船酔いしました。
そして高松に到着。高校時代の友人と晴れて再開しました。
今日は俺んちに泊めてやるよｗ
と島流しされた友人が言ってくれたので、ご厚意に甘えて流刑地の家に泊まりました。
「やった！久しぶりにマトモな布団にありつけるぞ！」
そう思っていたのですが…
ベッドがないので段ボールで寝ていました！！！！！in 高松！！！！！
5日目 香川県
友人と高校以来の再開をし、積もる話をし、私は何をしたと思いますか？
大学に行く友達を捨てて普通に香川観光してました！！！
楽しかった（小並感）
普通に遊んでバイクぶん回してました。また来年の秋に香川行くわ、と約束をして別れました。
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