皆のアルバイト、調べてみた。

新入生の皆さんこんにちは。

一度もキャンパスへ通うことなく、大学生活が始まってしまいましたね。履修登録は 上手くできたのでしょうか。

今はまだ 家でパソコンに向かうことしかできませんが、しかしそんなときだからこそ、できることがあります!

そう!それは「アルバイト選び」!!

大学生になったからアルバイト始めたいなぁ、でもできたら授業に慣れてからがいいなぁ、そんな風に考えている人は 大勢いるのではないでしょうか。

実際のところ、どこのお店でも人手は不足しているもの。やろうと思えば電話一本で 何だって始められてしまうのです。

この有り余った時間の中。どうせなら 自分にピッタリ合ったアルバイトを探してみませんか?

 

今回の記事では、アリオーゾメンバーや知人友人にアンケートを行い 皆が現在どのようなアルバイトをしているのか まとめてみました。

↓目次から 自分に合っているな、と思うものを 選んで読んでみてください。

目次

1.人と笑顔を交わしたいタイプ

2.効率よく稼ぎたい!

3.料理を作ってみたい、体力がある!

4.特別な経験がしたい!

5.勉強が好き、教える経験をしてみたい

6.おしゃれが好き。服が好き。

7.癒されたい!!鬼ごっことかしたい!

8.どれも何だかしっくりこない……

(時給:の欄にある数字は、アンケートに回答してくれた人たちのものです。
現役大学生や上智生の実際に受け取っている金額なので  一例として 参考にしてみてください。)

 

1.カフェ店員

 

時給:1200円以上、1050円、1030円、1200円、1100円、1020円

はい、王道ですね!

多くの大学生が従事している職種なため、「アルバイト」と聞いてカフェ店員を思い浮かべる人も多いはず。

ほのかなコーヒーの香りと流れるクラシックの中、レジを打つ。
コーヒー好きだけでなく「おしゃれなバイトがしてみたい!」という人にもピッタリですね。

実際にカフェで働いている部員たちに聞いてみたのですが、

「社割がきく」「福利がよい!」「朝働ける」などなどメリットの点では安定感があるようです。

デメリットですが、今回のアンケートでは「時給が安い」という回答がありました。
金額的にはさほど低くはないのですが、ドリンクのレシピや接客用語、レジの打ち方など 覚えることが多いことと、お昼時の忙しさなどから 「割に合わない」と感じる人も多いようです。

しかしながら、やはりカフェにはカフェならではの良さがあります。
カフェという場所柄 お店にはゆったりとした空気が流れていますし、カフェ時間にうきうきしたお客さんと笑顔を交わすのは 本当に癒されます。
大学生が多いことからバイト同士の仲が良く、職場の雰囲気が良いことも大きな特徴ですね。

上智近くにもいくつかカフェがあるので、検討してみてもいいかもしれません。
(ただし 四ツ谷のお昼時は誇張なしに泣くほど忙しいです。一度下見へ行くことをお勧めします。)

2.コンビニ店員

レジの会計のイラスト(男性店員)

時給:1080円(夜は100円アップ)、1020円、1050円

コンビニ店員を選んだあなた、コンビニは間違いなく「効率のいい」バイトの一つです。
短時間ずつでも継続して入ることで、体感の労働量とはかけ離れた収入をもらえたりします。22時を越えるシフトであれば 尚更。仕事も、やることは多いですが 駅前店でなければ忙しくて目が回る ということはあまりないです。

シフトに関しては、一般的に固定なことが多いです。しかし 事前にお願いしておけばお休みももらえるので テスト期間の心配は あまりしなくて良いでしょう。

アンケート結果によると、コンビニ店員のメリットは

「レジ打ちが速くなる」「接客スマイルが身につく」「メンタルが強くなる」などなど。
基本的なバイトスキルは確実に身につけられるようです。
レジさえ打てれば他のアルバイトへの転職も楽になりますし、初めてのアルバイトに向いている職種だといえます。

似たようなものでは「スーパーのレジスタッフ」や「カラオケ店員」などもあるようです。

固定シフトなので、「レポートが終わっていない」「急に旅行へ誘われた」「やりたいことがある」などによる変更は効きづらいという点には 留意しておきましょう。

また 知り合いの来るコンビニは、買う方も接客する方も気まずいので なるべく避けましょう

3.キッチン

時給:1000円、1010円

料理好きの方は、楽しめるのではないでしょうか。

レストランであれば ホールとキッチンで役割分担されていることが多く、「接客に自信が無い」「何時間でも料理をしたい」という方なら存分に従事できると思います。

筆者の勤めていた某和食チェーン店では、朝の内に仕込み担当が野菜の千切りやソースの準備をしていたため 基本的にキッチンの仕事は「フライパンを振る」「小鍋に材料を入れて煮る」「魚を焼く」「油で材料を揚げる」「盛り付ける」などでした。包丁にはほとんど触れていなかったように思います。マニュアルに書かれていた分量を思い出しつつ器具へ投げ入れ、加熱し、完成図の通りに盛り付ける。これの繰り返しになるので、正直 料理センスは無くても問題ありません。
慣れると 音と感覚で加熱時間を計れるようになる、などのスキルが手に入るので ゲームのようで楽しかったです。

ただ、飲食店ですから お昼時は軽いパニックになることもあります。
体力と気力が ある程度は求められることを 覚えておきましょう。

年齢層は幅広く、キッチンを本職としている方、主婦、中には調理専門学校の学生もいました。

カフェのようにゆったり和気あいあい、という雰囲気ではありませんが、体育会系のノリでガツガツ作業をこなしたい方に向いています。

4.ホテル

時給:1310円、1200円

高級感溢れるホテルで一流の接客をする。
そんな特別な経験、憧れますよね。

上智大学には 背後に大きなニュー〇ータニが構えているため、あなたもソフィアンホテルアルバイターとはこれから何度も出会うことになるでしょう。

メリットは 「時給が高い」「上智の11号館から徒歩2分で行ける」「客層が良い」などがあります。

デメリットとしては「カーペットがふかふかで足が疲れる(ホテルラウンジ担当)」「立食パーティーのときなどは狭いところを通ってお皿下げたりしなきゃいけない(宴会場のホール担当)」などがあるようです。

カーペットに関しては むしろ踏みに行きたいところですが、就く業種によっては  高そうな食器に気を使いながら宴会場を歩き回るような作業が必要になるのですね。

一時期 ホテルのレストランへ派遣で勤めていたことがあるのですが、確かに 歩き方や言葉遣い、所作、気遣いなど、求められる緊張感が チェーン店とは段違いでした。
それと、ストッキングや蝶ネクタイ、お団子ネットなど、始業準備に必要な時間も段違いでした。(ヒールも痛かった。)

ホテル業務は何だか敷居が高いようなイメージがありますが、アルバイト始めたての大学生であれば 他のアルバイトと同様  始めにしっかりとした研修や説明が行われるはずです。
その上で  時給も高く、マナーや立ち居振る舞いについても身につけられるというのは  経験値の面から見ても とても有意義なのではないでしょうか。

特別な経験をしたい方は ぜひ一度 ホテルアルバイトを考えてみてください。

5.塾講師

時給:1450円、2000円、2100円(授業時間のみ)、1050円

「時給が高い!」というイメージがある塾講師。
実際に、アンケート結果でも メリットとして「高時給」を挙げている学生がほとんどでした。

また その他にも「教えてわかってもらうと楽しい」「教職課程への経験値を積める」「様々な年代の人と交流できる」などなど、「教える側」に魅力を感じる人も 多く塾講師のアルバイトを選んでいるようです。

他方、デメリットとしては「コマ単位で、他のバイトほど長く働くわけではないので、結局収入は他のバイトとそこまで変わらなかったりする」「責任が重い」「勤務時間外の労働が多い」「曜日固定、変更がしづらい」と、ある程度共通した不満を感じている様子も見られました。

「時間外労働も換算すると コンビニバイト以下」という嘆きは 友人から何度か聞いたことがあります。
授業の準備やら何やらをすると ある程度の時間は必要とされてしまうようです。
(この点に関しては 塾によって異なった規定が定められている場合もあります。興味がある人は 一度確認してみましょう)

マイナスなことも書いてしまいましたが、勉強が好きな人や 教えることに楽しみを感じる人にとっては  塾生たちとの交流が とても充実したものになることは確かです。

また、大学の掲示板には 家庭教師の募集が貼られていることもあるため、この種のアルバイトに興味がある学生は (通学できるようになったら)そちらも一度 確認してみると 良いかもしれません。

6.アパレル、化粧品販売

時給:1020円、1200円、1100円

大学に入り、お洒落に並々ならぬ情熱を感じている人も 多いのではないでしょうか。

そんなあなたには「アパレル」「化粧品販売」をお勧めします。

「アパレル」と聞くと 何だか高い声でやたら近寄ってくる人のイメージがありますが、彼女たちには彼女たちのメリットがあって あの場所で働いているのです。

そう、「服が安く買える」のです。

これはアパレルだけの話ではありませんが、好きなブランドやカフェ、雑貨店など 自分の好きなお店で働くことには「商品の値引きが受けられる」という大きなメリットがあります。(現に、筆者はカフェのメニューを値引きで制覇しました。)
自分好みの服に囲まれ、同じく その店の商品を求めて集まった人々にさりげなくオススメを推しつつ、自分も好きな服を買い揃えていく。
十二分に アルバイト先として選ぶ理由になるでしょう。

また 「化粧品販売バイト」をしている友人によると、どうやら 化粧や化粧品についての研修やセミナーも受けることができるのだとか。
そこで働くからこそ入手できるテクニック、というのはとても魅力的ですね。しかも時給が高い。(1500円)

どちらも基本は立ち仕事になるため 楽なバイトというわけではないでしょう。

しかし 関心やこだわりを持っている分野であれば、他のバイト先では得られない満足感、充実感を得ることができます。

まずは自分の好きなブランドについて 求人を調べてみましょう!

7.学童スタッフ

時給:1100円、2000円(週1日、1時間のみ)、1100円+交通費

子供好きなあなたには、最高の天職があります。それは「学童スタッフ」!

意外と働いている大学生も多い印象です。

メリットは「子供と遊んでるだけでいい」「子どもと触れ合える、今の小学生がどんな勉強をしているのか知ることができる、給料がめっちゃいい。」「小学生と遊べる、運動不足解消、楽しい、時給がいい、かわいい、自己肯定感が上がる、子供好きにはたまらない、給料が手渡し、シフトが超絶ゆるい、大学から徒歩5分、交通費がもらえる」などなど。

最高か。特に「自己肯定感が上がる」「運動不足解消」のあたりは想定していなかったので 目から鱗ですよ。

大学では クラスメイトという括りが無くなり、友人が出来ないことに悩む新入生も少なからずいます。

筆者も、最初にカフェバイトを始めてこのサークルに入ったのは 友人を作るためでした。

そんな不安で鬱々とした日々を送ることになっていたとしても、毎週子供たちと鬼ごっこすればもう、そりゃ 自己肯定感も爆上がりしますよ。

大学の ある種ドライな関係性や新しい環境などに戸惑いを感じてしまったなら、学童保育で走り回るのも一手ですね。

そんな学童スタッフにも一応デメリットはあるようで、「週1日だから稼ぐという感じではない」「鬼ごっこの次の日筋肉痛になる」「鬼ごっこなどでやたらと走る、入れる時間が限られるため掛け持ちしないと稼ぎづらい、喧嘩の仲裁が難しい、子供苦手な人には厳しい」など。

えっ、学童の求人探して来ようかな……。デメリットが「鬼ごっこのしすぎで筋肉痛」って、眩しすぎてもう何だか目が痛いです。

勿論 小さな子を親御さんから預かっている状態なため、怪我をしないか気を張ったり どうしようもなく困らされてしまったり ということはあるのではないかと思います。

「掛け持ち必須」というのも もう一つのアルバイトの選び方によっては そこそこハードなシフトになりそうですね。

しかしながら デメリットの欄に大した不満も挙がらず、なにより福利厚生が魅力的すぎます。

もし  母校から声がかかった、求人チラシを見つけた、などチャンスがあれば  ぜひ一度挑戦してみましょう。
(そうでなければ ふじわらにお声がけください。行きます。)

8.その他

ここにたどり着いてしまったそこのあなた。

おめでとうございます。

目次では カフェもコンビニもお洒落スタッフでさえも素通りして8番を選ばざるを得なかったあなたは、きっと 素敵なバイトライフを送れることでしょう。

そう、何事も慎重さと適度さが重要なんですよ。

「いわゆる」バイトへ興味を示さなかったあなたには、フレキシブルでスペシャルな働き方を提案いたしましょう。

そう、「短期バイト」です!!🎿🏔🌊

いいですよねー、リゾートバイト。
長期バイトに契約していると、よほどの理由(海外へ行くとか)がなければ 夏休みまるまるシフト0、なんてことはできません。
(ふじわらの交渉スキルが低すぎるのかもしれません。恐らく できる人にはできるのだと思われます。)

今回のアンケートにあった回答だと、スキー場(1000円)やテーマパーク(1100円)、スーパーのレジスタッフ、試験監督(1000円弱)あたりが 短期バイトとして選ばれたようです。

スキー場バイト、タダでスキーできるリフト券が支給されるんですって。いいなー。

ふじわらだったら、あれですね、遊園地の着ぐるみとか入って 手とか振りたいです。

 

まとめとおまけ

今回の記事は、いかがでしたか。
文字数は 大分エグついことになっているのですが、何かしら 気になるアルバイトを見つけられたでしょうか。

今回行ったアンケートには これら8個の他にも、予備校のアシスタント・アドバイザー(1060円)、ケーキ屋の販売(1100円)、コールセンター、タピオカ店(無料で飲める)、パン屋(1300円、売れ残ったパンがもらえる)、放送局の庶務(1100円、プロの仕事を見ながら働ける)、ミュージアムショップなどなど アルバイト募集サイトでもあまり見たことがないような職種で働いている人も 多くいました。

世の中には 溢れるほど様々なアルバイトがあります。

サイトで上手く見つからなくても、口づてでしか募集していない仕事や知り合いのお店の手伝いなど、また違った可能性があることに期待するのも一手だと思います。

おしゃれなカフェには 半畳の控室しかないだとか、厨房ではゲーム感覚で料理を作っているとか。ホテルのレストランでお皿を下げに来たのは 実はバイト初日の素人で、コンビニ店員のメモ帳には常連さんリストと日記が書かれている。
やってみたからこそ 推し量れるようになるものは無数にあります。

ぜひ お金を稼ぐだけではなく、せっかくですから アルバイトそのものにも楽しさを見出してみてください。

そうすればきっと、大学での思い出が より濃さをましたものになるはずです。


最後に、今回協力していただいた方々の「バイト代使い道」リストを作ってみました。
(右側の数字は人数です。)

・衣服13
・旅行10
・美味しいもの/食費8
・コスメ5
・飲み代5
・教科書/書籍4
・舞浜3
・貯金3
・推しに貢ぐ3
・サークル2
・生活費2
・部活2
・脱毛
・映画

最後までお付き合いいただき ありがとうございました。
ぜひ 自分にピッタリ合ったアルバイトを 見つけてくださいね。

良いバイト生活を!

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投稿者: ふじわら

アリオーゾ3年生。 将来は、郊外かスペインで猫と暮らしたいそう。 水族館は入り口で解散したい派。
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