こんにちは。あーみです。
辺鄙なところに行きたいなぁって思ってるそこのあなた!
私のおススメは
ミクロネシアです!
私、あーみは夏休みに実践型プログラムでミクロネシアに行ってきました。
あーみが「ミクロネシアに行くよ!」って言っても「へ?」「どこ?」って質問されることが多かったです。
じゃあどこなんだ?
ミクロネシアは日本の南東に位置していて、オセアニア地域に分類されます。周辺にはディズニー映画「モアナ」の舞台となっているポリネシアや、パプアニューギニアなどが属するメラネシアがあり、多くの島々が集まっています。
ミクロネシアは607もの島々から構成される国で、私がメインで行ったポンペイ島へは、成田~グアム~ウェノ島~ポンペイ島と飛行機を乗り継いで、一日かけてやっと着くことができました。
ミクロネシアは第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて、日本に統治されていました。
日本史専攻だった皆さんには周知の事実かもしれませんが、あーみは初めて知りました。
終戦後はアメリカによって統治され、後にアメリカとの自由連合盟約を締結したことから、アメリカの影響を大きく受けています。島々で言語が異なるため、公用語は英語。通貨もアメリカドルなので割と準備の面では困りませんでした。
なにしてたの?
ここはあーみがお世話になったCollege Of Micronesiaです。
上智の何倍も広くて、敷地内に女子寮、男子寮、食堂も完備されていました。大学や寮ではわからないことがあったら現地の学生や寮母さんが優しく教えてくれて、温かい人たちに囲まれた場所でした。
このプログラムは新学期に抽選を恨む人が多いことで有名な般教こと、一般教養科目に相当し、ミクロネシアの元大統領など、とっても偉い方に講義をしてもらいました。
最も印象に残っているのは現地の小学校で青年海外協力隊として活動されている日本人女性のお話でした。
国際支援・国際協力とはどのようなものなのか、自身が描いていた展望と現実とのギャップに苦しんだこと、一方的な押しつけにならないように支援して現状を変えていくにはどうしたらよいのか悩まれたそうです。事前にその小学校に見学へ行ったのですが、子どもたちの無邪気な笑顔の裏には発展途上国ならではの悩みもあったとは…。とても勉強になりました。
ミクロネシアの食事情…?
これが寮の食堂で出されていたご飯。ワイルド。あーみの好きだったおかずはこのきゅうりの漬物らしきもの。
基本的に肉中心の食生活で、本当に野菜が少なくて困ってました。
意外かもしれませんが、アメリカよりも肥満率が高いと言われているのはミクロネシアをはじめとした島国なんです。昔は自給自足だった島の食事はグローバル化の影響によって、食の欧米化が進んでいるそう。
これはあーみのホームステイ先でいただいた食事です。
海鮮がおいしい!カニは大きくて、ワイルドに手で殻を割りながらかぶりついて食べました。
ミクロネシアの食生活で意外だったのは主食がお米だったことです。日本のお米よりは少し甘くて、柔らかい感じ。
結構ガチなココナッツウォーターを飲みました。物によって差はありましたが、甘くておいしかった!
これぞ南国ならではですね。
むむ。なんだこの茶色の液体(プレデター)は…?
これがポンペイ島の伝統的な飲み物「サカウ(シャカウ)」です。サカウは胡椒の仲間で、麻酔のような作用があるとのこと。このサカウの木の根を石で叩き、ハイビスカスの葉で絞るこの飲み物は飲むと舌が痺れ、お酒ではないのに酔ったようになってしまう不思議な飲み物でした。
お酒ではないですが、一気飲みをすると酩酊したり、嘔吐してしまったりと要注意な一品です。
非常に私事ですが、ミクロネシア滞在中に風邪をこじらせまして、水シャワーしかない大学の寮から一時療養のためにホテルに泊めていただく機会がありました。
「ミクロネシアのホテルにはしっかりとした日本食があるなんて」と感動してしまいました。やっぱり故郷の味が一番だ!なんて思ってしまうあーみなのでした。
ミクロネシアのおススメスポット3選
ミクロネシアでぜひおススメしたいスポットを独断と偏見で決めさせていただきました。
1.ソケス山(ポンペイ島)
普段運動不足&熱帯のムシムシした暑さのなかで、息を切らしながら急斜面を登っていくと、、、
なんと、第二次世界大戦の中の日本の戦車がそのままの状態で残されていました。
山の上は敵に見つかりにくかったことから、ここが攻撃の本拠地になっていたそうです。そしてさらに登っていくと、、、
「うわー!超きれい」
登った甲斐があったと思えました。島に唯一ある空港が全部見えますね。
そして、環礁のきれいなグラデーションがお気に入りポイントです!
2.ナンマトル遺跡(ポンペイ島)
ナンマトル遺跡は西暦500年頃に築き上げられた人工島群です。これが人の力だけで作られたなんて驚きですね。
積み上げられた丸太状の岩たちは、島の反対側に位置する、さきほど紹介したソケス山付近で取られたものらしいです。重すぎて、船が沈んでしまうと言われていて、どのように運ばれたのかは謎のままです。ぜひ古代文明とか、アドベンチャーが好きな人には行っていただきたい!
水中でバランスを崩さないように、足を取られないようにしっかりを一歩一歩進んでたどり着いてくださいね?
3.ジープ島(ウェノ島周辺)
ここから小さな船に乗ってジープ島に行くわけですが、その途中にはいくつかのシュノーケリングスポットがありました。
あーみは泳ぎには自信があったのですが、シュノーケリングは初めてで、わくわくでした。
実際の様子がこちら ↓
私たちの旅に同行してくれた方がGo Proで撮影してくれました。今までこんな体験したことがなかったので感動しました。
この近辺には、戦時中の日本の戦艦や零戦が沈んでいて有名なダイビングスポットだそうです。
そして動画の最後のほうに登場したジープ島。
この砂のようなものは…
全部サンゴだったのです。
そのために船が陸に上がれず、浅瀬に一旦降りて歩いて上陸しました。
最高にきれいな場所で優雅に、ハンモック揺られたりしながら時間を過ごしました。
ハンモックで寝ていたらこの子に手を舐められて、飛び起きたのがいい思い出です。
お昼にはBBQをして、まさにリゾート地での生活を体験しました。
最高。
ミクロネシアを旅行する際に
基本的に公共交通機関なんてものは存在しませんでした。基本的に旅行客の足となるのは「タクシー」です。
日本のようなタクシーではなく、一見普通の車、それもなんと、そのほとんどは日本の中古車だったのです。
運賃はすごく安くて2ドルで数キロ走ってくれたドライバーもいました。でも、法定速度はあってないようなもの。途中で人が相乗りで乗ってきたり、何の断りもなしにガソリンスタンドに寄ったり、魚屋さんに寄ったり、、、もはや愉快でした。笑
あとは現地でSIMカードが手に入れられたので、通信機器に関しては安心でした。
SIMカードもWiFiも手に入れられず、約2日間の脱スマホ生活を強いられた我々は電波を欲していました。インターネットに飢えるという経験は海外でしかできないことですね。
あとは野犬がそこら中にいました。狂犬病の心配ありませんでしたが、咬まれるとシンプルに痛いので、不用意に近づかないほうがいいです。
ミクロネシアのお土産はこんな手工芸品がおすすめ。タクシーのドライバーに聞くとお土産屋さんに連れてってくれました。
小さいウミガメやハートの形のものも1.75ドルぐらいで売られていたのでバラマキ用のお土産に最適でした。
ミクロネシアを訪れてみて
ミクロネシアは人々が本当に温かい国でした。裕福な国と言われればそうではないかもしれません。実際にインフラが整っていなくて戸惑うところもありましたが、総じていい経験ができたな、行ってよかったと感じています。
今回はプログラムを通して、ミクロネシアに行ったので上智の学生、短大生とともに現地での2週間過ごしました。学内では関わらないであろう私たちが知り合うきっかけにもなり、友だちになることもできたのもよかったんご。
現地の学生とも知り合うきっかけにもなりましたし、実際に彼らが日本を訪れる際には会いに行きたいなと思っています。
いかがでしたか?写真いっぱいでお届けしましたが、ミクロネシアの魅力が伝われば幸いです。旅行先に迷ったら、ぜひミクロネシアも検討してみてください!
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