初めに
皆さんお久しぶりです、久しぶりすぎて記事の書き方を忘れてしまい、寝ぼけ眼で過去記事を漁りながらこの記事を書いていますyutooです。先の見えないコロナ禍の中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
「限界回避講座なんて言ったって、こんな暇な時期に余計なお世話だよ!」
内心そう思ってらっしゃる読者の方も多いはず。でもそんな今だからこそ、わたしは警鐘を鳴らしたい!なぜなら休み明けほど「キャパりやすい」時期はないから。皆さん、休み明けの予定管理、うまくできてはりますか?
真っ白になった手帳に喪失感や孤独感を感じて、6月からの予定を新しく始めるプロジェクトでパンパンにしてしまったり、挙げ句の果てには今月の予定まで、zoomや電話の予定を詰め込んでしまったり。そんなあなたにわたしから一言言わせてください。
「キャパりますよ?」
この記事は、去年12ヶ月フルでキャパって多方面に迷惑をかけてしまった筆者が、切羽詰まらない為の、いや、切羽詰まってしまった時の限界回避術を皆さんに共有することで、自分にもそれを言い聞かせるものになります。
キャパってしまった未来のあなたを救いたい!未来のあなた自身のために、そして未来の自分自身のために、一生懸命書かせていただきましたので是非最後まで読んでいただけたらと思います。
そもそもキャパるってなに?
キャパシティーを超えるという意味の「キャパオーバー」をさらにさらに略した言葉として生まれたこの「キャパる」という言葉。ちなみに英語の語順ではOver capacity。留学生と話すときにMy Capacity is over なんて言っても通じないので注意しましょうね!
そんな「キャパる」という言葉。「キャパらない」為のヒントはなんとこの言葉の中に隠れていました。歴史的な大発見ですね!
「キャパる」という言葉が英語でいう「Over capacity」からきているという話は前に述べた通り。実はこの「capacity」という単語には、能力・耐久力・時間などという複数の意味があるのを、皆さんは知っていたでしょうか。コラコラ英語に自信のある上智生の皆さんは鼻で笑うのをやめましょう
ずばり、キャパってしまう原因は、これら複数の意味のうちのどれか一つだけを自分の「キャパである」と考え、それ以外の「キャパ」を無視してしまうことにあったのです!
まあ唐突にこんなことを言われても皆さんの理解が追いつかないのは当たり前。順を追って説明しましょう。
例えば能力に自信がある人の場合、自分の能力で処理できると過信し、どんどんとタスクをため込んでいきます。けれど、この時忘れがちなのは、「時間」や「耐久力」というキャパも、自分の中には間違いなくあるのだということ。
いくら能力に自信があったとしても、時間は等しく平等にしか与えられていません。10時間ないとらない終わらない仕事を5時間でこなせる能力があったとしても、それを1日に3個も4個も詰め込めば限界がきます。
同じように、耐久力という意味でのキャパも加味しなければいけません。いくらハイスペックなCPUを積んだパソコンでも、負荷のかかる作業をし続ければ、その分バッテリーは減り続けます。それでも調子に乗って充電もせずに動かし続けるとどうなるか…まあわかるでしょう。
これは能力に自信がなくても時間だけはある人や、能力も時間もないけれど耐久力にだけは自信がある、という人にも同じように言えるはず。
でも、「安請負いするなよ」で解決するほどこの問題は甘くありません。だってこの記事を読んでいるような皆さんは過去の何回も同じ失敗を繰り返しているはずですし、その度に「安請負なんて二度とするまい」と後悔してきているはずですから。
では具体的に、私たちはどうすれば「キャパる」ことを回避できるのでしょう?そしていざキャパってしまったとき、どう対処すれば良いのでしょうか?
ここでは、自分の能力を過信しすぎて、予定やタスクを溜め込みすぎてしまう人向けに、具体的な解決策を提示させてください。
キャパってしまう前にできること
- 予定の管理を徹底する
すぐにキャパってしまうあなた、予定はうまく管理できていますか?キャパってしまう人の8割は、そもそも予定管理が杜撰であるという研究結果が出ている…わけではありません。ごめんなさい。でもあくまで主観として、これはまごうことなき事実であるように感じます。
予定管理、というのは、イベントごとや課題の締め切り日を書き込むということだけではありません。一つ一つのタスクをこなすのにどれだけの作業量なのか、そして自分がその作業量をこなすにはどれくらいの時間を要するのかを考えて予定を組むこと、なのです。なお深夜に組んだ予定は確実に自分のキャパを超えるので、一度組んだ後にその二倍の時間かかると考えて手帳に書くのがおすすめ。深夜のツイートは翌朝後悔してしまいやすいので、いったん下書きに入れておくべきだ、というのと一緒ですね。深夜にラブレターを書くな、とも言います。そういうことです。
- 優先順位をつける
次に、あなたが両手いっぱいに抱えたそのタスクは、本当にあなたの人生にとって重要なものなのか、一生懸命に尽くすことに値する相手、コミュニティなのかをよく考えましょう。どれだけ熱意を持っていたとしても、どこに積極的にコミットすることがベストなのかを考えなければ、結局どこにおいても「中途半端にしかコミットできない人」で終わってしまい、評価はされないのに利用され、タスクだけは溜まるという最悪の状況に陥ることも。優先順位をつけることはとても大切なのです。
- 取捨選択をする
そして一番大事なのはこれ。自分の能力を過信してしまっている人は、1人で全ての仕事を抱え込んでしまいがち。優先順位をつけた後に試してみて欲しいのは、タスクや予定の取捨選択です。その仕事は本当に自分が今やる必要のある仕事なのか、その集まりに自分がいる必要があるのか、よく考えた上で、本当に重要なもの以外は「積極的に仕事を振る」こと。
確かに、仕事単体で見ていけば自分1人でやった方が明らかに早く終わり、かつ満足もできるように思えるかもしれません。けれど、そんな小さな仕事も積み重なれば大きな負担になっていき、本当に重要な仕事にまで手が回らなくなってしまいます。
だからこそ、仲間を信頼して、自分が必ずしもやる必要のない仕事は積極的に他の人に振っていくことが大切なのです。仕事を積極的に仲間に振るようになると、だんだんとそれぞれの得意不得意、そして自分の得意不得意がわかってきます。するといつの間にか自分が全てにおいて優れているわけではないこともわかってくるでしょう。
絵を描く仕事ならこの人、文章を書く仕事ならこの人、写真をとる仕事ならこの人、そして自分はこういう仕事が得意だ、というふうに自分の能力を客観視できるようになるに連れて、自分の能力・時間・耐久力といういわゆる「キャパ」と相談しながら仕事を取捨選択できるようになっていくのです。
それでもキャパってしまったあなたへ
☆相談すること
大量に仕事を抱え込んだ状態で身動きが取れなくなったとき、全てを投げ出して失踪してしまったり、爆発してしまったりする人がいます。ですが、そんな抱え込んだ仕事の一つ一つは、あなた1人で完結するものではないことがほとんど。
素直に頭を下げて、責任者に相談してみましょう。もちろん本当はギリギリになる前に辞退するなり誰かに投げるなりするべきではありますが、行方不明になられるよりも現状をきちんと把握できる方が組織にとってはずっとマシなのです。大体きちんと処理してもらえるので、いざとなったらきちんと相談すること!
終わりに
さて、いかがだったでしょうか。ここまで偉そうに書いてきてはしまいましたが、わたしも現在進行形でキャパっている1人。今日がWeb記事の担当日だったことを完全にわすれて今朝を迎えてしまったばっかりに、同じく今日から始まった冊子企画をぶっ潰しながらこの記事を書いています。
明らかに不要不急の記事を有要有急の予定を潰しながら書いているこの状況は明らかに「キャパって」いるので、これからWeb長に相談しなければ…
と、いうわけで「キャパってしまうあなたへの処方箋」はこれでおしまい。朝から寝ぼけ眼でカタカタと書いてきましたが、気づけばもうお昼。早く公開しないとまずいっ!そろそろ筆を置かせていただこうと思います。
というわけで皆さんが無事に限界状態を回避できることを願いつつ、今日のところはお開きとさせてください。読んでいただきありがとうございました、お大事に!
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