紙の上ではマスクを取ろう!~コロナ禍の大学生の挑戦~

こんにちは!今年はマスクの下もちゃんとメイクしようと決意しているMameです。

私は1年間マスクをしてキャンパスライフを送りましたが、人の顔が覚えにくかったり、表情がよくわからなかったりして大変でした……
しかし!上智には希薄になりつつあったコミュニケーションを取り戻そうと奮闘した、素晴らしい先輩方がいらっしゃいました!

今回は「Sophia Letters ~紙の上ではマスクを取ろう~」を企画された、「にゅー・ふーめいど」さんからお話を聞きました。


Q. まず、この企画の内容について教えてください!

今年の1月11日から28日までの3週間、9カフェのアクティブコモンズとオンライン上で掲示板を作り、学生や教職員が自由にメッセージを投稿できる場を作りました。掲示板は
Dairy life @Sophia uni
Recommendation
Future,Letter to Someone
という3つのテーマに分けて、上智生のライフハック、先輩から後輩へのアドバイス、教職員の方へのメッセージなどを寄せてもらいました。ユニークな書き込みがたくさんあって、参加者の素顔が垣間見える素敵な空間になりました。

Q. 上智に関する情報がたくさんあって、普通のSNSとは違う面白さがありますね!そもそもどうしてこの取り組みを企画されたのですか?

コロナ禍でオンライン授業が続いたため、大学生や教職員のみなさんがそれぞれ様々なことを感じたと思います。マスクで互いの顔も見えない中ではありますが、そうした想いを共有できる場がつくれたらと思ったのがきっかけです。掲示板のメモ用紙の上ではありますが、交流を生み出せたらと思いました。特に低学年は思うような大学生活が送れていないと思うので、上級生からの上智大学の学生生活の情報も共有できたらと思い、企画しました。

実際に投稿されたメッセージを見せてもらいました!
まずはDairy life @ Sophia uniの掲示板に乗せられたメッセージです。ここでは学食や学外のごはん、おすすめの授業やひみつの場所まで、幅広く投稿されていました。私の学部は対面がかなり少なかったので、知らないこともたくさんありました……!

▲まず1つ目は学食の裏技についてのメッセージ。大学生の大好きなコスパ重視の生活には欠かせないライフハックです。実はこれ私もやったことがあります笑
大学生になるとなぜかつらくなる、早起きという苦行に耐えた者だけがゲットできる特典です!

▲次は学内のおすすめスポット。充電スポットは貴重なので重要情報ですね!6号館は新しくてきれいなので、優雅に空きコマを過ごせるでしょう。

おすすめの授業も投稿されていました。Sophia LettersのInstagramアカウントでは他にもおすすめの授業が紹介されているので、ぜひ見てみてください。

@sophia.letters

続いてはRecommendationの掲示板の投稿を紹介します。就活や資格、サークルについてのアドバイスや、おうち時間にやったことなどがシェアされていました。家で勉強する気が起きないとつい趣味に走ってしまいますが、充実したならそれはそれでOKです!

▲みつろうラップづくりの投稿には「Awesome!」のコメントがつけられています。参加者が掲示板のメッセージに自由に返信できるのが素敵ですね!

最後はFuture,Letter to someoneの掲示板に投稿されたメッセージです。誰かに伝えたいこと、これからやりたいことが投稿されています。

▲私も富士山登りたいです!目標は書いたり口に出すと達成しやすくなると聞いたことがあるので、私もここで宣言しておきます!体力の低下が激しい万年文化部ですが関係ありませんよね!

▲こちらは先輩から後輩へのメッセージと、職員の方から学生へのメッセージです。コロナ禍での生活は想定外のことだらけですが、思いがけない助けを得ることもあった気がします。直接会ったことがなくても、LINEやZOOMで先輩方から教わったことも多かった1年でした。助け合って単位をもぎとることで、学科の友達との絆も深まったのではないでしょうか?

Q. どのメッセージも上智生らしくて素敵ですね!普段パソコンの文字を見ることが多いせいか、手書きのメッセージにも温かみを感じます。
この企画の中でほかに工夫されたことはありますか?

実はこれまで見ていただいた手書きのメモは、バナナペーパーという特別な紙を使用しています。また、来ていただいた方にはフェアトレードの紅茶もプレゼントしていました。

Q. 社会課題も意識して企画されたんですね!なぜ今回の企画にフェアトレードを取り入れようと思われたんですか?

もともと私たちは1年生のころに「ふーめいど」としてフェアトレードに関する企画を行っていました。それが大学の平成30年度上智・学生チャレンジ支援金制度の部門賞を受賞したのですが、その副賞として頂いたお金を今回の企画の資金にしたんです。本来はふーめいどとしてフェアトレードの認知を高めるために活動していきたかったのですが、コロナ禍でイベントができなくなり、卒業が近づいてしまいました。このまま終わりたくないという気持ちがあり、大学や学生に対して最後になにか働きかけられないかと思い、今回の企画が生まれました。コロナで少なくなった交流を取り戻し、フェアトレードへの意識も高められるよう、工夫を重ねました。

1年生からどんどんチャレンジできる制度が大学にあるんですね!それにしてもコロナで活動が制限される中、最後まであきらめずにこの企画を実施するなんてすごいです・・・!

にゅー・ふーめいどの皆さんが挑戦した、上智・学生チャレンジ支援金制度について知りたい方はこちら

にゅー・ふーめいどの皆さん、すてきなお話をありがとうございました!
上智生は先輩方や職員の方の貴重な掲示板情報をもとに、新学期から賢いソフィアン生活を送りましょう!!

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投稿者: Mame

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