【プロフィール】
君島健介(きみしま・けんすけ)
ラグビー部
総合グローバル学部総合グローバル学科2年
新チームで挑む上南戦
──上南戦への意気込み・目標を教えてください。
上南戦は新チームで挑む最初の公式戦なので、これまで練習してきたことを実践の場でも活かすことです。特にハンドリングスキルや細かいプレー、
──上南戦の思い出は何ですか?
去年は試合に出られず悔しい思いをしましたが、いつもと違う雰囲気だったので印象に残っています。チアリーダーがいるのがいいし、あと会場がアミノバイタルフィールドという大きいスタジアムだったのでびっくりしました。
足首が一回転する大ケガを負う
──このスポーツの魅力は何ですか?
他のスポーツにはない、体がぶつかりあうところですね。ケガのリスクが大きいし痛いけど、勝つと嬉しいです。
──体がバチバチぶつかり合う音が痛そうだけど、男たちが命削っている感じがして興奮しますね。
そうですね。ちなみに、今まででした一番大きなケガは足首です。高3の7月にあった公式戦の試合中、足首が一回転して踵が前に来たんですよ。
──えっ!?
救急車で運ばれて緊急手術しましたが引退試合に出れませんでした。それが全国の予選だったんですけど、自分たちが負けたチームが全国に出場したので悔しかったです。
──その悔しさを大学で晴らすことになるんですね。
はい。あとは練習した分だけ、頑張った分だけ結果につながるところも魅力だと思います。
──具体的にはどういうところですか。
ラグビーって結構頭を使うんです。サインプレーだとか戦術の構造を理解していないとうまくできません。そのためにしっかり練習して、頭で理解する部分と体に覚えさせる部分、両方を鍛えると試合で結果を出せるのがラグビーの良さですね。なので練習メニューは先輩方が綿密に考えてくれているんですよ。
──体がぶつかり合うイメージが強かったので、知的な部分が多いというのが意外でした。
元々ラグビーってイギリスでは「紳士のスポーツ」と呼ばれていて、例えばユニフォームは基本的に襟がついていますし、ルールもフェアプレーを重んじていてズルができないようになっています。野蛮なスポーツに見られがちですけど、そうじゃないんですよ。
体重の変遷がすさまじい
──ポジションはどこですか?
スクラムの3番です。本来は1番体格が大きくて重い人がやるポジションなんですけど、僕は軽いほうなので体重を増やしているところです。大学受験期に体重が20kg落ちて……
──20kg!?激やせじゃないですか。
元々105kgあったのが85kgまで落ちて、いまは95kgまで戻しましたがあと10kg増やさないといけないんです。なので増量のために1日6回の食事と筋トレをしています。
──いわゆる食トレ、ですね。
高校の頃は2Lのタッパに白米とあとおかずを入れて持っていってましたね。元々あんまり食べれないんでつらいし、すごく苦しいです。食事をとる時間は、空きコマに行くジムの前と、ジム終わったあと、練習前後…という感じで5,6回ですね。
──練習前に食べると気持ち悪くなりません?
もう慣れました。走り込みの練習だと気持ち悪くなるんですけど我慢してます。そうじゃないと体重が増えないので。
──僕も高校で野球やってて監督から体重増やせと言われましたけど、食トレのレベルが違いますね
食べ過ぎですよね。痩せたいですもん。太ると、どんどん体が大きくなって服が困るし怖がられますし。大学入るときはちょっと痩せていこうと思って、85kgまで落としたんです。体が大きいと気を遣いますね。
──ガタイいい人も好きですけどね。筋肉の塊って感じがしていいと思います。でも服を買うのが大変そうですね。
高いブランドとか、アメリカンサイズのものだと高いので、なるべく少なく買うようにしてます。あとは古着とか。普通のだと入らないので……ユニクロとか入らないですよ。先輩も同じようなブランドで買うことが多いので服が被るのはよくありますね。
優等生(?)
──好きな授業・面白い授業を教えてください。
僕、全然いい成績が取れないんですよ。ちゃんと授業受けている優等生なのに(笑)
──それは優等生って言うのでしょうか…
言わないかもしれませんね。でもこの前初めてAを取れたんですよ。フットサルなんですけど。めっちゃ嬉しかったですね。
──ラグビー以外のスポーツも得意なんてすごいですね!
──最後に上智生にメッセージをお願いします。
今年は南山での開催なので応援に来にくいと思いますが、心の中で僕たちの勝利を願ってもらえると嬉しいです。
──ありがとうございました!
【取材を終えて】終始ニコニコと笑顔を見せながらインタビューに応じてくれた君島選手。ラグビーへの熱い思いが勝利に結びつくよう、アリオーゾ一同応援しています!
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