【第2回】彼女いないソフィアン×4~前編~【上智の現実】

「彼女いないソフィアン」第1回はこちらから。

その前身となった「彼氏いないソフィアン」第1回はこちらから、第2回はこちらからどうぞ。


これはいいことか悪いことか、12月のクリスマス恒例となっ(てしまっ)た「彼女いないソフィアン」企画。
今年も開催すべく、どうしようもない4人の男と容赦ない天の声が集まった。

この聖夜に暗黒物質とも思えるこの記事をぶちまけるのは、この記事がふさわしいに決まっているから。

愛する恋人とディナーの到着を待ちながら小馬鹿にするもよし、一人さみしく暖房の前で泣きながら顔面の乾燥を潤すもよし。

そしてこのマルチに使えるスーパー企画はクリスマスイブ、当日の2日に分けて、前編後編としてお届け。本日12月24日はその前半部分をどうぞ。


それでは早速今回の対談に参加した人間のプロフィールを紹介しよう。
※プライバシー保護のため、それぞれの好きなアイスを名前とします。

ピノ:第1回彼女いないソフィアンに感銘を受け参戦を決意、我こそは新キャラ、いわば革命軍。

ブリュレ:彼女よりもまず先に友達の作り方を知りたい。

パルム:自分にとって彼女を作ることはもはやツチノコ見つけるレベルの難易度です。

ダンディ:前回の記事が公開されてから、色んな人に「アレ読みました。面白かったですよ」などと言われて不快でした。「コイツは人の不幸で喜ぶゲス野郎だ」と思ってました(もちろん嘘です。今回も読んでくれてありがとうございます)。

天の声ズ:アリオーゾを司る神々であり、全知全能。すぐ黙り込む男子に手を差し伸べる。

~お品書き~

・これまでどうだった?
・いま、恋人は欲しい?
・「彼女がいる自分」or「彼女と何かしたい」
・好きになるきっかけは?
・大学生になってから好きな人はできた?
・好きな人がいない人はどうしたら?
・恋愛指南コンテンツって見る?
・好きになってもらったら?
・追いたい?追われたい?
・リードしたい?されたい?年上?年下?
・パルム:学科で噂になったら嫌なんですけど。
・おしゃべりの話題について
・未来に向けて

これまでどうだった?

ダンディ:前回から変わってません!過去のことだからそりゃそうか。小中高一人ずつの3人好きな人がいましたー。

天の声:大(学)ではいないんだ。

ブリュレ:中学校では二人いました。前半後半で。

ダンディ:クラス変え?

ブリュレ:そうです。中高一貫で、あんまりメンツは変わらず上がって高1の時、同時に2人好きな人がいて……

ダンディ:同時にってのがさあ……。

天の声:おーっとっとっと?

ブリュレ:(高1の時)片方と付き合って、2年の2月バレンタイン前だったぐらいですかね。高3の9月ぐらいにその人とはもうきっぱりお別れして、中学校の頃好きになった人をもう1回いいなっていう時期があって、大学では(好きな人)いません。

ブリュレ:結構すぐ「いいな」みたいになる人間なんで。

ピノ:僕も小学校の時、1人好きな子いて、中学校の時は2人いました。で、1人付き合いました。高校の時は1人好きな子いて、中学から彼女いないです。

パルム:自分は彼女いないイコール人生なんですけど……

一同:人生!爆笑。

パルム:小6ぐらいに好きな子が1人いて、中学はいなくて、高2と高3で片思いだった子がいて、けど卒業式でそのままバーって離ればれになっちゃってって感じですね。

いま、恋人は欲しい?

天の声:皆さんは今(恋人)欲しいんですか?

ダンディ:肌寒い季節になってきましたよね(収録は10月)。

パルム:欲しいですけど努力する過程がもう辛くなってきたというか……。

ダンディ:すげえわかる!わかるよ!

パルム:「だったらもういいかな」という気も最近してきているところではあるんですよ。

ピノ:どうやったらゴールまで行くかがわかんない……。

天の声:「好きな人いるだけで楽しいぜ!」とはならないんだ。

パルム:好きな人いると逆に辛いというか。

ダンディ:うんうん!そうかも!

パルム:「なんか(行動)しなきゃ」と思ってるけど、できない自分の自己嫌悪になっちゃうんで、逆に「いない方が平穏に過ごせて幸せ」ではあるなと思うんですよ。

天の声ズ:えーかわいいな。ウブだな。

天の声:よく聞くのは、「恋人じゃなくて好きな人が欲しいんだよ」みたいな。そういうのではない?好きな人はいらないけど、彼女が欲しいとか。

ブリュレ:僕はもうアイドル推してるんで最近はいいかなっていう感じです。

ダンディ:他に好きなものが(ある)、ってことか。

ブリュレ:あと、もう一人で何でもできる人間なんで。しかももうお金がないんで、彼女を作ったとしても、そこに割けるリソースがないんで。

ブリュレ:「まあ一人でも十分満足だし、いいかな」っていうそういう気持ちではありますね。

天の声:じゃあ彼女欲しい割合を示してみたらどのくらい?

ダンディ:前回48:52(48が欲しい割合)で、「めんどくさいから別にいらないかな」が52。欲しいラインを50として話してるんですけど、ぴったり50ぐらいまでは上がってきたかな。

パルム:「欲しい」が58とかで、「めんどくさいから嫌だな」が42です。付き合うまでの過程がなんかもう心が折れてるところがあるので。

ダンディ:じゃあちょっと「欲しい」が勝ってるのか。

パルム:そうですね。まだあきらめきれてないので。

天の声:好きな人がいないから特に進む理由もないなみたいなことなのかも。

ピノ:「欲しい」が80くらいです。欲しいけど、誰でもいいっていうわけじゃないので……。

ブリュレ:僕は「欲しい」が30くらい。

「彼女がいるという自分」or「彼女と何かしたい」

ブリュレ:僕、後者です。

天の声ズ:ええーーっ!?ほんとか?(←今回も残虐)

ピノ:彼女いる状態になったら何がいいのかわからないっす。

天の声:それは承認欲求じゃない。

ブリュレ:結構暇つぶしになりません?

一同:嘲笑!

ブリュレ:例えばこうLINEするとか、休日遊びに行くとか!

天の声:友達でいいじゃん。

ダンディ:アハハ!論破されたな。

ブリュレ:だから親友がいれば別に正直(彼女)いらないかなあ。

天の声:まず友達作ったほうがいい。

好きになるきっかけは?一目惚れ?友達から?それとも顔?

パルム:もう自分に優しい人はもうみんな好きになってます。

天の声:アハハ!かわいい!

パルム:「よく話しかけてくれるな」とか、「なんか話してる時いつも笑ってきてくれるな」とか、そういうのは好きになっちゃいます。

ブリュレ:僕は顔ですね。

ダンディ:よく言った。

天の声:素直でいいですね。

天の声:顔と性格の割合は?ダンディ被告人。

ダンディ:うーん、70:30は言いすぎだな。65:35くらい?

天の声:顔というかルックス?見た目?

ダンディ:声もあります。

一同:ああー。

天の声ズ:福原遥の声いいですもんね。なんか癒し系の声でしょ。声質的に刺さるんだね。顔とか性格とかじゃなくて「俺は声だぞ」と。

ダンディ:顔も気にしますけど。

パルム:自分、顔が2の性格8くらいです。性格がほぼ全てくらい。自分もう受け身なんで、もうどんどん話しかけてきてくれた方がありがたい

ピノ:これは4、6で性格です。「この子めっちゃ顔可愛いな」と思って、喋ってみたら「なんか違うな」っていう感じ。上から目線ですけど「勝手に萎える」みたいなパターンもあります。

ブリュレ:好きになって付き合うってことまで考えたらもう(性格:顔)50:50ですね。好きになる時は多分顔90ぐらいだと思うんですけど。

天の声:じゃあ今までもほぼ一目惚れみたいな感じってこと?

ブリュレ:そうです。

天の声:だから同時に2人好きな人がいたのか。

ダンディ:そういうことか!あー!繋がった!(←勝手に感動)

天の声:2人好きな人がいるってどういう状況なの?それがよくわからん。

ブリュレ:高校生って放課後残って勉強とかするじゃないですか。その時に「誰が好きなの?」みたいなこと聞かれて、その人も顔良かったけど、「あなた!」って言うわけにもいかないから、他のもう一人を言ったんです。そっから放課後一緒に勉強したりして、その後に彼女になる方向も無くはないじゃないですか。

天の声:それは本当に好きなの?2人とか言われちゃったらもうね、「付き合える」だけであって、「付き合いたい」なのか?それは。

ブリュレ:正直「付き合えるから付き合った」みたいな部分もありますけど、それを向こうは別に許してくれてたんで。

ダンディ:「(同時に2人好きだったことを)言った」ってこと?

ブリュレ:「好きな人誰?」って聞いてきたのもその元カノの方だったんで。元カノはもう知ってる状態だった。「付き合えるから付き合った」っていうのも、それを許してくれてたので。

天の声:甘えてるんだー。

ダンディ:キャハハ!!

ブリュレ:確かにもう随分甘えてましたけど。おこがましいですけど、僕もそれなりにこう、尽くしてたんで。

天の声:そういうスタンスならすぐ(恋人)できそうだけどね。

ブリュレ:多分、大学の雰囲気が合わないんですよ。友達ができないのもそうなんですけど、結構僕陰湿なんで、すぐ人の悪口とか言うんですよ。そういう環境で育ってきたんで。

ブリュレ:中高一貫だったんで、感受性が高い時期に煮詰まってきて。ここで急に東京上がってきて、このキラキラというか結構なんかみんな純粋な中に放り込まれて。

ブリュレ:中学、高校の時ある程度その人となりが全員分かってたんでまあいけるじゃないですか。今は人となりもわかんないし……。

天の声:クラスがないからね。じゃあある程度、関係を深めてから?

ブリュレ:それなりに関係性があるほうがいいです。あんまり一目惚れとかない。

天の声:さっき「ある」って言ってたけどね!!

ブリュレ:例えばクラスメイトぐらいの関係性があった中で、「この人いいな」っていうのがちょっと続いてから、そこから接点があったりすると好きになる。

天の声:ちょっと半歩踏み出すぐらいの感じだよね。「クラスがないから好きにならない」っていうのはちょっとあれだよね。

大学になってから好きな人はできた?

パルム:(手を挙げる)

一同:えー!えー!誰!?

パルム:同じクラスの学科の同じクラスの子で、一番最初のオリエンテーションの時に隣の席になって、ちょっと「いいな」と思って。

パルム:その子は結構明るい性格なんで、よく話しかけてくれたりして。で、ちょっと好きになってたんですけど、そこに対して自分があんまうまく距離を深められなかった感じがあって。

天の声:え、でもまだ決着ついてないよね。

パルム:もうちょっと諦め気味なところはあります。

天の声:向こうに「彼氏できた」とかは?

パルム:まだ聞いてないです。

天の声:ちなみに大学一年生の5月ぐらいの次に恋人できやすい時期は今(収録は10月)です。

ブリュレ:そもそも付き合ってるか付き合ってないかわかんなくないですか。

天の声:まずは喋るところだよね。明るく喋りかけてくれたんだったら自分も明るく喋りかけないと。インスタ交換した?

パルム:したし、夏休み中ちょっとLINEで……

天の声:いいじゃん!

パルム:「実際に話しかける」ってなるとちょっと自分無理なんですよ。LINEとかインスタとかあったらいけるんですけど。

天の声:そのまま「ご飯行こうよ」とかは?

パルム:言えない……。

ブリュレ:そこで「断られたら」っていうのが。

天の声:拒絶されるのが怖い組だ。

パルム:リスクが怖いじゃないですか。

天の声:でもそこでいけたやつが勝つんだよ。(←ハイ、残酷。)拒絶されるのが怖いんだ。

ダンディ:でもみんなそうじゃないの。

天の声ズ:それはそうだけど。「過剰に怖がりすぎてはダメなこと」ってあるじゃないですか。2限が同じとかだったら、そのまま一緒にご飯行けるのに。大学同じなんだし、いくらでも誘う理由なんかありそうだけどな。

天の声ズ:最初からなんか1日デートみたいなところじゃなくて、普通にご飯行こうっていう感じだよね。

パルム:夏休みの前は結構普通に話してたんですけど、夏休み後になって急に話せなくなった感があって。その間もちろんやり取りはしてたんですけど、実際に対面で話したら急に緊張しちゃって。

天の声ズ:可愛い!緊張するんだ。向こうはさ、インスタのストーリーとかあげるタイプなの?

パルム:あんまあげないタイプです。でもあげた時にはいいね押したりとか。

天の声ズ:可愛い!可愛い!めっちゃ応援してえ。インスタとか相手のプロフィールが詰まった場所だから、好きなものの中で自分が興味持てるとか、共通点だなってところを……

パルム:その子の好きなアニメの話をしたことがあって、それを一回夏休み中に見てみて、その感想を話し合ってたりしました。

天の声ズ:それ映画化とかしないの??映画化とかしたらアツい!

パルム:まだ見終わってないんで。

天の声:そしたら「見終わったよ」っていうチャンスがある!それはもうなんか「(恋人や好きな人が)いない」っていうよりかは、「頑張れ!」って感じ。

天の声:ここにいる学部学科の人たちは、結構みんな女の子が「イエーイ」って感じ(イケイケ系)じゃん。だから「タイプの子が学科やクラスにいるか?」って話なるんじゃない。

天の声:まあ意中の人がいればだけどさ、「これどうやってやるの?」とかさ、質問しやすくない?「テストいつ?」とかさ、簡単な業務連絡から喋るみたいな。

ブリュレ:そもそも学科内のカップルってあんまりいなくないですか?

天の声ズ:え。いるが。死ぬほどいるが。

天の声:「そこまで噂になるほどに近いコミュニティで手を出す」っていうのは良くないけど、でもそれぐらいのガッツがある方ができるのかなと思う。まあ誰でもいいわけじゃないけれど。

ピノ:確かに学科で行くって結構怖いですよね。

一同:(口々に)結構すぐ噂は……。(世界が)狭いんですよね。

天の声:みんなやっぱ噂されるのが嫌なんだね。

ダンディ:嫌でしょ。そりゃ。

ブリュレ:僕は結構「慣れてる」じゃないですけど。高校生の時はもう冷やかすコミュニティだったんで。あんまりなんかそこに対して(どうのこうの)なかったです。

ブリュレ:例えば一緒に二人で遊んだとかでなんか言われても「ああそうなんだ」みたいな、会話のネタになるぐらい。

天の声:当時の雰囲気ってどんな?

ブリュレ:(上智は)「純粋」じゃないですけど。

天の声:上智の人ってさ、人の悪いところを見るというより、いいところを見ようみたいな感じだよね。性善説的な。

ブリュレ:性悪説でした。多分6年間の関係性があったからだと思うんですけど、授業とかで「答えられなかったらみんな笑う」みたいな、それぐらいの関係性でした。

天の声:今それを求めるんだったら学科よりかはサークルとか仲いいバイト?

ブリュレ:個人的にはバイトの方が居心地がいいです。

天の声:絶対コミュニティ内恋愛がいいんだ。

マッチングアプリってどう?

ブリュレ:えー、でも結構ありですよね。別になんかナシじゃないっすけどね。

天の声:私の周りにもアプリで(恋人)できたひといっぱいいるし。

ダンディ:やってもいいかなとは思うんですけど、なんか労力なんですよねえ。

天の声:男の人はお金かかりますもんね。

男子一同:そうそう。

ブリュレ:男はそもそもなんか「ふらっと彼女ができたらいいな」みたいな。「自分が努力しなくてもふらっと彼女ができて」っていういい面しか見てないと思うんですよ。

天の声:いい面しか見てないからこそ、悪い面が来た時に傷つくんじゃないですか?

ブリュレ:「彼女はすんなりできるもの」というイメージがあるからこそ、「作る」というよりは「自然にできる」みたいな。

天の声ズ:女の子もそうじゃね?いや、女の子は戦略的だったりする。

ブリュレ:日常への労力の違いじゃないですか?女性の方ってメイクするけど、男は別にしないじゃないですか。

天の声:今のままで受け入れてほしいんですか?(←残酷だね)「アップデートしよ?」はないんですか?自分磨き。

ブリュレ:「この人と付き合いたい」っていうのがあればできるかも。目標があれば。「好きな人がいない」とか、「どうしてもこの人と付き合いたい」っていうのがないと、何もする気にならない。明確な目標があれば行動しやすいと思います。

天の声:なるほど。じゃあみんな好きな人ほしいのか。

ダンディ:どうやって好きになっていいかわかんない。

天の声:もうそこまで行っちゃってますか!

ダンディ:そこまで来ちゃいました、ウフフ~。

天の声:何をもってして「好きだな」って判断するの?

一同:確かに。どう言語化したら?????

天の声:気づくタイミングで。

ブリュレ:嫉妬じゃないですか。

天の声:LINE待っちゃうとか。

ピノ:それはもう結構好きじゃないですか?

パルム:面白いものを見た時とかに、「ああ、あの子にも伝えたい」って思った時かな。

天の声ズ:歓喜!令和にこんな人がいるとは!

天の声:好きな人がほかの人と話してたらどう?

パルム:嫉妬はもちろんあります。羨ましいし、自分もこんな感じにできたらなって。

ブリュレ:「俺も喋りたーい」って思うかな。

ピノ:俺も喋りたいけど、どうしようもない虚しさみたいな。

ダンディ:いっしょでーす。それでーす。

天の声:あきらめ?自分に自信ないのかな。

パルム:ほかの人のトークで笑ってるの見て、「あれは俺にはできないな」って思います。

天の声:それで「嫉妬で燃える」とかないの?「自分で戦える方向性はここだな」とかさ。

パルム:「自分よりも相手と喋ってた方が楽しいんじゃないかな」ってなりますね。

天の声:でも人間って多面的だから、別に見えてる面が一面じゃないから。自分の中でもし好きな人がいるとしたら、その子のイメージを固めすぎなくてよくて。本人と向き合うのが大事じゃん。「想像の中のあの子」じゃなくて。

一同:刺さる!

天の声:「行動に移さないと始まらないよ」ってのは思うかな。「行けよ!」って思う。

一同:それはわかってるんですけどねえ。理解はしてるんですけど。

天の声:(女子って)最初の1回ぐらいまでだいたいご飯行ってくれるし、大体の子はサインを出してくれるから。LINEの返信遅くなるとか。なんか明確な拒絶の前にサインがあるから。そんなに恐れなくても、と思う。

ブリュレ:僕は結構すぐ好きな人ができるんでダメだったら結構悲しみますけど、まあ次行くしかないかって思います。

天の声:なかなか(好きな人が)できないからこそ1回1回をすごい気にしちゃうってことなのかなあ。

パルム:自分そのタイプですね。

天の声:なるほど、スパンが長いんだね。

パルム:好きな子ができてもスパン結構長いんでその1回のチャンスというか、機会というかを大切にしたいな、と。

天の声:でもなおさら、声かけないと始まらないんですよね~。

好きな人がいない人はどうしたら?

天の声ズ:「好きなタイプなんですか」って今言われてさ、実際これ今まで好きになった人と共通してる?逆に好きだった人から引き抜いてきたの(要素)がタイプ?

ピノ:そうかも。

ダンディ:共通してるかなあ。

ブリュレ:僕は結構バラバラで。性格はこういう子がいいなみたいなのはありますけど、ルックスはもう結構その時その時っていうか。

天の声:内面はどんなのがタイプ?

ブリュレ:品がある子がいいです。

ダンディ:まーた難しいことを言って。例えば?品があるって言っても色々あるでしょ。

ブリュレ:頭いい子がいいですよ。ちゃんと勉強できる子。話が通じる子がいいですね。

一同:大爆笑!

天の声:先生に当てられた時にもじもじしちゃうのは嫌だってこと?

ブリュレ:学級委員とかやってるタイプがいいです。生徒会長とまではいかないけど。ある程度クラスの中心になるような子かな。

天の声:ダンディは?

ダンディ:可愛くて……

一同:大爆笑!

ダンディ:え?そりゃそうでしょ。ね?そうでしょ?

一同:(口々に)容姿って言っても色々あるからね。しぐさとか。

ダンディ:全部だろ。しぐさかぁ。しぐさってむずいな。

天の声:人の上に立つとか、ふるまいとかそういうの。

ダンディ:人の上に立って指図をするまではいかないけど、アイディア出しをするというか。

天の声ズ:副代表的なポジション?ムードメーカーみたいなのか。

ダンディ:あと声高め。

天の声:なんで?

ダンディ:ええ?なんでだろう。理由なんかないでしょ。そういう好み。優しく聞こえるからかなあ。

天の声ズ:顔磨くより話し方見かけって言うよね。でも私はそうは思わない!絶対顔だろ!って思う

天の声:わかんないけどさ、私とかは割と狙ってる人(といるとき)とかめっちゃゆっくり話すよ。酒に酔ってるふりして。

男一同:すごい。怖っ。

天の声:ゆっくり喋るってことは自分の話を受け入れてくれるっていう感じあるよね。この場の主導権を自分が握ってるぞって感覚がある。自分の空気を自分で作れる。

恋愛指南コンテンツって見る?

ダンディ:逆に何を見てたら出てくるんですか?まあたまーに出てくるけど。

天の声ズ:しょっちゅう流れてくるけど。

ブリュレ:YouTubeショートとかずーっと見てたら出てくるなあ。

天の声ズ:普段のおすすめが、みんなの経験値にプラスされていってるんじゃない?無意識の間におすすめに流れてきてる人ほど(恋愛テクが)強いみたいな。

ブリュレ:「こういうのが受けるんだ」っていうのをある程度分かっておかないといけないですよね。

天の声:自分がするかどうかは別にしても、「一般的にそういうのが人気なんだな」って知ってるかどうか、は確かに大事なのかも。

ブリュレ:そもそも「そういう(恋愛指南系Youtuberとかの)存在を知らない」っていうのはあるんじゃないかな?

天の声:恋愛マスターみたいな男が喋ってるやつ。知らない?

ブリュレ:知らないか、「そういうのが気に食わないか」じゃない?

一同:そうかも~!

ブリュレ:俺は結構ファッション系インフルエンサーとか、あんま好きじゃない。「偉そうに言われるのが気に入らない」っていうのは男の心情としてあるのかも。

ピノ:別にこういう(恋愛指南系の人みたいな)チャラいのになりたいわけじゃないんですよ。

ダンディ:あーそうかも!なんか「こいつらみたいになりたくないな」って思っちゃうかも!

ブリュレ:「そういう男と付き合ってるような女とは付き合いたくない」っていう気持ちか。けど実際は「自分たちが付き合いたいと思ってるような人とあいつらは付き合ってる」っていうのが絶対現実だと思うんですよね。

天の声:まあ自分に味付けするようにして(そのテクニックを)やってみる感じ。全部やるんじゃなくて、自分でいけるところをやってみるとか。

ピノ:変なプライドが邪魔してる感じなのかな。

天の声:「そのままの自分で(恋愛する)」って難しくない?それでうまく行ってないわけだし……

一同:やばいやばいやばい!

パルム:すっげー怖いことを……。

ブリュレ:でもたぶんここにいる4人はそうなんだと思いますよ。

ダンディ:なんだ貴様!敵か味方かどっちなんだよ!

ブリュレ:例えばその3年生の人が一年生の女子と付き合うみたいなのってあるじゃないですか。そういうのに嫌悪感がある人の集まりだと思うんです。だから自分をアップデートもできないし自分からもいけないし。

ダンディ:でもなんで嫌悪感なんだろうね。

天の声:中高の価値観かな?そういう恋愛の王道ルートを歩むのにキモいと思ってしまう自分がいるんじゃない?

ダンディ:ガンガン行ってパワフルでうまくいく人が成功例なのに、なんで嫌悪感があるのかわからない。

パルム:誰でもいい感じするからでは。相手のこと見てない感じがするんじゃないですか?とりあえず彼女作っておきたいな感が。

天の声:自分が一途な証拠ですよそれ。

ブリュレ:僕は別に一途じゃないけどそう思います。ムカつきますよ。

天の声ズ:プライドじゃないですか?「傷つきたくない」が一番になる段階ではこれ以上何もできないかな。

天の声:勉強もそうじゃない?できない自分を認めることが大事じゃなかった?それができた瞬間に勉強って爆伸びするじゃん。だから恋愛はまだその(自分を認められない)段階にいるってことなんじゃない?

ブリュレ:何に対してでも、行動なんですねぇ。

天の声:何かしらの理由をつけて「タイミングが合わなかった」とか、「忙しいし」とか、自分じゃない他の理由を見つけちゃってる。自分を納得させて、できない、できないって言って。

ダンディ:うーん、今の言い訳全部考えたことあるな。

パルム:すごい的確。

好きになってもらったら?

ピノ:そしたら喜んで付き合いますよね。

天の声:「自分のことを好き」っていうのがもうプラスになっちゃうってこと?

ブリュレ:僕は基本、女性はプラスから始まるんですよ。だけど「誰でも」ってわけじゃないと思います。多分ある程度の人だったら「あー(付き合ってもいいかな)」ってなると思います。

天の声:(ダンディは)逆でしょ。

ダンディ:へ。考えたことないけどな。そんなプラスとかマイナスとか。

天の声:好きになってもらったことあります?

ダンディ:中学校の時の子はそうだったねぇ。

天の声:お二人は?

ピノ:ないです。

パルム:ないですね。

天の声:じゃあなってもらったらどうです?

パルム:めちゃくちゃ嬉しいです。多分そのまま付き合うかな。まあ相手にもよりますけど。

天の声:(ピノは)その中学の時の元カノはどんな感じで好きになったの?

ピノ:普通に僕が最初好きになって付き合ったっていう感じなんで、向こうから好きになられて付き合ったことはないですね。

天の声:じゃあピノさんも割と好きな人できればいけそうだな。

ピノ:いや中学生の時は1ヶ月ぐらいで別れました。

一同:ええー??

ブリュレ:そもそも(中学生の頃は)「付き合う」とは何かわかってないですよね。

ピノ:単なる好奇心なところありますよね。

天の声:好きになってもらったらどうなの?

ピノ:自分から追いたい派かもしれないですね。めっちゃ可愛かったら付き合いますけど。

ブリュレ:自分もちょっと追ってるぐらいの状態でだったらいいですね。

天の声:そんなの楽しいだけじゃん。(←人が苦しんでいるのがお好きなようで)それで冷めるってことはあんまないんじゃない?そんなの楽しすぎるっていうか。恋愛の一番いい形。

追いたい?追われたい?

ピノ:追いたい。

パルム:めっちゃ追われたい。

天の声一同:えー!!

パルム:追う側しかやってなくてもう疲れてきたというか。

天の声:競争社会だ。

パルム:1回追われてみたいというか、体験してみたいです。

ダンディ:(うなずく)。

天の声:わかるんだ。その気持ち。

ダンディ:わかるでしょ。そりゃあ。

天の声:追われたいんだ。なんか意外かも。「男は追いたい生き物」みたいに言うよね。

ブリュレ:多分、追いたい生き物は、獲物を捕まえられる人だから。

天の声:世界って残酷だね。じゃあ、追いたい男に追いたい女が行っちゃってるから、追われない男が発生してるというわけね。

天の声:君(ブリュレ)は?

ブリュレ:でも付き合うときは、追われてた方が安心だと思います。浮気とかを見てると、「追われる方が安心なのかな」っていうのは思います。

ブリュレ:追いたいです。僕が恋愛をして「なんか楽しいな」って思うのが、感情の変化なんですよ。そこが一番面白いのかなって勝手に思ってるんで。そう考えた時に追う方が恋愛を楽しめると思うんです。

ダンディ:「(恋愛を)楽しめる」っていう感覚がわからない。

天の声:恋愛楽しくないの?

ダンディ:ぜんぜん。

天の声:じゃあなんで恋愛するの?エンタメでしょ。

ブリュレ:僕は趣味と同じ感覚かも。

天の声:重くとらえすぎなんだよ多分。

ダンディ:まあそうかもね(前も言われたし)。

パルム:そんな気軽に行けないですよね。

ダンディ:簡単に心の支えを得るなら、「じゃあ趣味で良くない?」ってなっちゃうんですよね。

ブリュレ:それならそれでいいと思います。

ダンディ:ほ?

ブリュレ:本末転倒になっちゃうかもしれないですけど、「彼女を作って何を求めるか」だと思います。例えば「一緒にデートして楽しい」っていう、その「楽しさ」を求めるんだったら、別に趣味でいいと思います。

ブリュレ:「楽しい」と「好き」っていう感情は、「好きで楽しい」っていうのと、ただ「趣味をして楽しい」って感情は多分違うと思うんですよ。

ダンディ:まあね。でも「好き」とか「可愛い」って言いたいじゃないですか。

天の声:愛情表現をしたいってことか!犬をかわいがる、みたいな?なら推しでいいじゃん。アイドルとか。

ダンディ:なんかアイドルは実体がないんですよね。

天の声:もっと身近な人がいいと。ちゃんと反応がある人がいいんだね。ガルバは?ガルバ行けばいいのでは。

ダンディ:それは「お仕事」じゃんよぉ。

天の声:関係がある程度あって、「付き合ってる」っていう状態で愛情表現したいんでしょ。自分が一方的に、「それを崇拝してる状態」は嫌だってことでしょ。そしたら恋愛しないとダメだね。

リードしたい?されたい?年上?年下?

ピノ:年上かも。

ブリュレ:どっちでも……。

ピノ:「大人っぽい人がいい」っていうのが、年上って繋がってるだけで、年齢が関係あるかって言われたらわかんないですけど。そのイメージの話かもしれない。

天の声:大人っぽい雰囲気か。

ダンディ:気を使わない?

天の声:年齢で気を使っちゃうんだ。

ダンディ:社会に出たら関係ないのかもしれないけどさ、まだ学年で仕切られてるじゃん。それがすごい心理的ハードルっていうか、気遣いになるのよ。

天の声:3年だから就活大変だよね、みたいな?

ダンディ:それもあるし、年下だからやってあげないとな、みたいなのとか。

天の声:じゃあ自分もちょっと気にしすぎるのかもね。

パルム:同年代が一番いいですね。会話は相手側にめっちゃリードしてほしいんですけど、逆に「どこに行こう」とかの提案は自分でしたいです。

天の声:そういう子結構いそう。でも場所の提案はしたいんだ!じゃあ誘えばいいのに!例えばどこ?

パルム:映画とか?二人になって会話が弾まなかったらどうしようと思って……。

天の声ズ:(口々に)映画は喋るために行くんだよ!終わった後喋れるし!見てる間一緒で、その後ご飯だからそんなに困らないよ。映画の話してればいいし!

天の声:皆さんは?相手のお話聞いていたいほう?

ダンディ:僕すぐ黙るんで、喋ってくれてた方がいいのかもなあ。聞くのは好き。

ブリュレ:僕は結構喋りますね。

ピノ:「どっちが喋ってほしい」とかはあんまりないんですけど、ツッコんでほしいですね。

パルム:相手がほぼずっと喋ってるぐらいの方が、自分は気楽でいい。自分が喋ってると「この話題でいいかな」とかいろいろ考えちゃうんで。

ダンディ:(うなずく)。

天の声:わかるんだ。

ダンディ:俺多分話せる話題が狭すぎるんだよな。

天の声:引き出しが少ないのか。

ダンディ:共通点をぜんぜん通ってきてないんですよ。男友達ともそうなんですけど。「漫画読んでない」とか、「仮面ライダーが見てない」とかそういう感じ。

天の声:でもみんながみんなそんなコンテンツとか、カルチャーの話をするわけじゃないじゃん。

ピノ:(会話が)止まった時の引き出しってことでしょ。

ダンディ:そうそう。最終ラインが完全に趣味の話になっちゃうから。

天の声:聞き役のターンで頑張ればいいじゃん。質問するとかさ。

ダンディ:それは多分できるんだけど……。

天の声:リハビリ会「お前は質問をしろ!」ってめっちゃ言われてたよね。でもすげえ下手なんですよ。

ブリュレ:僕の持論なんですけど多分そういう「王道ルートを通ってこなかった人」っていうのは、全ての物事にアンテナがないんですよ。例えば流行がどういうものか知らないとか。

ブリュレ:僕の本当に勝手な二極化ですけど、「王道ルートを通ってきている人」は多分今もずっと流行を追ってるんですよ。だから多分、言葉の会話の引き出しがあると思う。けどそうじゃない人っていうのは、多分「その世界線でずっと生きてきた人」なので。

ダンディ:流行り物って「知ってるけど好きじゃない」んだよねきっと。

天の声:好きじゃないものに興味持てないんでしょ。

ダンディ:平面的には多分知ってるんだけど、それに対して会話をするほど知らないんだと思う。あと、「自分の知っている流行は本当に最新の流行なのか?」っていう不安がある。

天の声:それは別に遅れててもいいのでは。興味を持てるかどうかが大切なんじゃない?

ブリュレ:興味を持つのは大事だと思います。俺も元カノがアイドル好きだったんでそれの名前も全部覚えましたし。

ダンディ:それは好きな人の好きなものならできると思う。

ブリュレ:そこへの「努力ができるかどうか」だと思います。たとえ興味ないものだとしても、我慢して興味を持つかどうか。

ダンディ:やったよ?俺。やったもん。マイヘア聴いたもん。

ブリュレ:そこのプライドだと思います。

ダンディ:苦笑。

天の声:聴いてどうだったのさ?

ブリュレ:きっと聴いて、内心ちょっと小馬鹿にしてたと思うんですよ。

ダンディ:およよ……。

ブリュレ:流行りじゃないバンドを聴いてるっていうプライド?

ダンディ:そういう音楽の聴き方ってさ、「みんなが好きだから聞いてる」なの?それ楽しいのか?

天の声:「マイヘアの中の何の曲が好きなの?」って聞いて、「どこがいいと思ってるの?」とか、「何をきっかけに好きになったの?」って、彼女の歴史を追っていけば、良さが見えてくるかもしれないじゃん。たとえ見えなくても彼女の考え方はわかるじゃん。

ダンディ:うがが~!!

ブリュレ:多分もう我慢して聞くしかないんですよ。

ダンディ:お前はどっちの味方なんだよ!?

天の声:好きな人の好きな理由を知って、関連するとこを見つけ出せばよかったんじゃない?話の広げ方なんかいくらでもあるじゃん。

ダンディ:(しぼむ)

天の声:そもそも、話の内容に困ってたらそもそも付き合っちゃダメじゃない?

ダンディ:ひえええ~~~!

ブリュレ:普段の会話で困ったら日常で思ったことを言っちゃえばいいと思います。

ダンディ:でも俺、そういう時に出てくるのって文句かもしれない。

ブリュレ:僕もそうですよ。

天の声:女子側もそんなに嫌じゃないかも。

ダンディ:そうなの?俺、大きい力として、「嫌い」とか「ムカつく」とか「これが嫌だ」みたいなのが頭の中にずっとあるんだけど、「それを口にするのは良くないな」と思ってるから、喋ることがなくなるんだと思う。

天の声:なるほどね。ネガティブな感情であふれてるのか。じゃあ「教授がこんな感じの服装してて面白かったんだよね」、じゃなくて「クソつまんなかったんだよね」みたいになっちゃうってこと?

ダンディ:まあそんなもんですかね。

天の声:音楽の話に戻るけどさ、自分が好きになれなかったら、「自分はあんまり刺さらなかったんだけど、逆にどういうところが良いと思うの?」ってプレゼンさせればいいわけでさ。相手に喋らせるも聞く力だと思ってる。だいたい人間って喋る方が好きな人多いから、喋ってれば気持ちよくなるし、「楽しいかも」って思うじゃん。

天の声:ご飯行った時に「話す内容無い」って言うんじゃなくて、相手に話させるように自分の質問力を鍛えた方がいいんじゃない?

パルム:学科の間で噂になったら嫌なんですけど。

天の声:あなたは多分ならないと思う。自信もって!

天の声:あとは誘う時のテンション感!「こいつ誰にでも言ってるんだろうな」みたいな誘い方したら、結構噂にするかもしれない。けど、ちゃんとした相談として「誘われたんだけどどう思う?」みたいなやつは(噂として学内を)回らないから、そんなに悲観しなくていい。

ブリュレ:やっぱ「いかに恐れないか」っていうことなんですかね。それができないのは僕もそうなんで。

パルム:どう乗り越えるかですよね。そこはみんな怖い。

天の声ズ:「ご飯誘われた」くらい一日に何回も聞くから、そんなに重いことじゃないよ。「友達として」ってこともあるからね。

天の声:むしろ一回目の誘いで、重すぎたり、本気すぎたり、遠出過ぎたら引くけど、近場でなら「やばいやつではないんだろうな」ってわかるから大丈夫だと思う。

パルム:結局、恐れをどう超えていくかですね。

ブリュレ:慣れみたいなところもあるし。

パルム:慣れてないからわからないんですよね。

天の声:バ先のチャラい人とかだと、会って初日に「ラーメン行こうよ!」みたいなのがある。

ブリュレ:DMとかしてたら、「自分に興味ないんだ」みたいなのはわかるんですよね。でもそれも同レベルに怖い。特定の人と「どうしても付き合いたい」っていうのがあるんだったらもう恐れを突破しろ、とは思いますよ。義務感くらいで行かないと。

天の声:でもそれ以上にね、なんか自分が傷つきたくないってプライドがやっぱりあると思うよ。

パルム:だったら行動せずにでいいかなって。そういう甘えがあるんでしょうね。

天の声:自己肯定感とかじゃないプライド。

ブリュレ:今もし言えてない理由がそのプライドなんだとしたら、「自分が傷つきたくない」って方が、多分「彼女を作る」より上にあるわけじゃないですか。その心の中には「彼女欲しいな」っていう気持ちがあるけど、いざ考えてみると「自分が傷つきたくないな」ってなるわけじゃないですか。

ブリュレ:それが多分どうしても克服できないんだったら、それを別のところ(趣味とか、恋愛よりも楽しいもの)にぶつけるようにすればいいんじゃないですか。

ダンディ:俺、アリオーゾいまめっちゃたのしい。

一同:苦笑。

天の声:もうそれでいいんじゃない?

ダンディ:おいおい!それじゃダメだろ!そのうち引退しちゃうんだぞ!

天の声:でも、彼女がいない焦りも感じられないし、「彼女ほしい!」が口癖でもないし。別に彼女いなくても人生楽しそうだけどな。

ダンディ:いや、寂しいんだけど……。

ブリュレ:でもそれは、そうでしょうね。「恐怖心を無くしたい」「彼女を作りたい」っていう両方を達成しようとするから、「向こうから告白してほしい」ってなるんだと思います。彼女を作りたいんだったら、もう恐怖に勝つ以外の道は絶対無いと思います。

天の声:基本的に人間関係は相手に何かを求めてはいけない。んで、どういうときに寂しさを感じるの?

ダンディ:一人になったときだねえ。

天の声:友達じゃダメなの?

ダンディ:友達とはよくしゃべってるけど。そこで愛情表現の話が出てくるんだよねえ。

パルム:相手からの承認欲求とか。相手から大切にされたいんですよね。友達にも大切にはされてるんですけど。なんというかでっかいのが欲しい。

天の声:「寂しい」って思うなら、「頑張りなさい」って感じですよね。

天の声ズ:寂しいのに誰でもいいわけじゃない、ってのが面倒くさいですね。自分磨きくらいしか方法が無い。相手からきてほしいなら自分磨き。これ一択。「アップデートしよ?」だよほんと。

天の声:自分からいきたいのであれば、新しく何か始めてみるとか、コミュニティに飛び込んでみるとか、友達に紹介してもらうとか。

おしゃべりの話題について

天の声:話題の話なんだけどさ、別に趣味の話がすべてじゃないんだよね。日記みたいな感じ。人の考え知るのが好きだから「一番カッコいい文房具なんだと思う?」みたいな会話をずっとしてる。

男子一同:ほへ~。

天の声:それで話を広げるのも自分のリハビリになるし、自分の力にもなるし、相手の出方とかも面白かったりするし。

天の声:持論になるけど、すごく相性が良かったら、多分何も気にせずにお互い盛り上がるんだけど、大体の場合ってどっちかが頑張ってるのね。それが「自分が今回楽しませる側だったな」って思ったら、多分「そのデートは良かった」と思っていいんだけど、「今回めっちゃ楽しかったな」って思ったら、多分良くない。

天の声:「自分が頑張ってる」ってことは、その分「相手を楽しませている」ってことだけど、「自分が楽しいだけだな」って思ったら「楽しませていただいている」っていう立場だから。

天の声:私は今までの彼氏が超相性よかったので。運命でした。もう運命の人を見つけるしかない!どこかにいますから。

ピノ:コミュニティを広げるしかないですよね。

天の声:こればっかりは経験としか。絶対3年後とかにこの座談会記事を見返したら「うわ、カスいな自分」って思うと思う。てか思ってないと困る!

天の声:というかこの座談会をまたやるときに、一個くらい浮いた話を持って来れないとダメだよ。本当に成長してんのか?

ブリュレ:一歩踏み出すしかないかあ。

パルム:そうですねえ。

天の声:「誘ってみた」とか「誘われた」とか。どっちか頑張って。それで(彼女)要らねえな、と思ったならそれでいいし。

未来に向けて

天の声:ちょっとでも「いいな」と思った人すらいないの?

ダンディ:「かわいいな」と思って、ご飯行きましたけど。

天の声:行ってるじゃん!いいじゃん!誘ってるじゃん。

ダンディ:うーん。

天の声:奢ってあげたんですか?

ダンディ:まあ、ね。

天の声:楽しかった?楽しくなかった?

ダンディ:うーん。なんか刺さらなかった。

天の声:プラスにもマイナスにもならなかったのか。

ダンディ:なんか違うなって思っちゃったのかもしれない。

天の声:まあそれはそれで仕方ない。それを繰り返すしかない!ご飯行ってそのあとどうなったの?

ダンディ:まあ特に何もなく。普通に話したりはするけど。

天の声:ほかの皆さんも、来週までに何か進捗あればいいけど。

ピノ:行けるかなあ。

ブリュレ:できるかなあ。

というわけで前編はここまで。次回後編はあした(12月25日)公開となります。

ここまで長文を読んでくださりありがとうございました!

それでは皆様、メリークリスマス!

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投稿者: きなこもち

ピーナッツアレルギーの千葉県民。
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