アリオーゾが選ぶ!都内大学イルミネーション

12月に入り、我らが上智大学を含め、多くの大学の多くでクリスマスイルミネーションが行われ始めました。
今回は都内の(アリオーゾ部員が勝手に選んだ)大学のクリスマスイルミネーションを、各大学の簡単な説明ともに、写真でご紹介します!

 

青山学院大学

オシャレの街、渋谷にある青山学院大学、通称“青学”と言えば、東京屈指のオシャレ大学。

The Salt of the Earth, The Light of the World (地の塩,世の光)”をモットーとした、プロテスタントのメソジスト派の学問機関です。

オシャレさんの多い青学さんのことだから、クリスマスイルミネーションもオシャレにビシっと決めてくるに違いない。

 

あれ……もしかしてあんまりオシャレじゃない。

素晴らしいイルミネーションですね。

 

 

明治学院大学

Do for Others What You Want Them to Do for You.

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい”

(『新約聖書』マタイによる福音書7章12節)

港区にある明治学院大学は、上記の言葉で示された、“Do for Others (他者への貢献)”を教育理念として掲げるミッションスクール。

学生のボランティア活動に力を入れる大学としても有名で、明治学院大学ボランティアセンター(外部リンク)の「メディア掲載情報」からは多くのボランティア活動がメディアで取り上げられているのが確認できます。

クリスマスイルミネーションはこんな感じ

 

 

立教大学 (Saint Paul’s University)

池袋に位置し、道を伝えて己を伝えずを理念に掲げる立教大学。この理念は立教大学の創設者、アメリカ聖公会の宣教師、チャニング・ムーア・ウィリアムズの信仰の在り方なのだそうです。

立教大学の歴史は同氏が築地に「立教学校」と呼ばれる小さな私塾を、まだ宣教活動が禁止されていた中立ち上げた1874年にまで遡ります。

また、立教大学のかかげる、“自由の学府”は無秩序や、恣意的な自由ではなく、「人を型にはめ込まず、各々が、自身の資質(gift)を育み、開花させることの出来るような自由さ」とのこと。

立教大学の自由な雰囲気はここに起因しているのかもしれないですね。

クリスマスイルミネーションはこんな感じ

 

 

 

中央大学

-Knowledge into Action- 行動する知性”を掲げる中央大学は、イギリス法研究し修める人材を育成することを志した16人の若者が1885年に創設した大学。イギリス法同様に「抽象的体系性よりも具体的実証性を重視」する精神は、今でも各学部に様々なかたちで受け継がれています。

多摩にあるキャンパスは丘の上にあり、他の大学のキャンパスとは一風変わった雰囲気を味わえます。

クリスマスイルミネーションはこちら

 

 

津田塾大学

1900年、津田梅子により「男性と協力して対等に力を発揮できる、自立した女性の育成」を目指して創られた「女子英学塾」に起源をもつ津田塾大学。

確かに彼女の生きた当時よりは改善されたとは言え、21世紀の今日も女性の社会的地位は男性のそれと同等になったとは言えません。彼女の想いは今もなお受け継がれ、新たな時代を切り開く女性達に学びの場を提供しています。

クリスマスイルミネーションはこちら

 

 

上智大学 (Sophia Univ.)

Men and Women for Others, with Others. (他者のために、他者とともに)” をモットーとしたキリスト教教育を行う我らが上智。私達アリオーゾはここで活動してるよ。

上智大学の校章をみると、中央にはLVの文字のある鷲、その周りをUNIVERSITAS SEDIS SAPIENTIAEというラテン語が囲んでいる。

大人の事情でこのページ上に校章を表示できなかったんだ...公式Twitterリンクを張っておくから、イメージのわかない人は是非上記のリンク先で参照しながら記事を読んで欲しい。絵をかいてくれたIさん、ありがとうございます

中央の鷲のマーク中にある「LV」の文字は「lux vertatis」の頭文字を撮ったもので、ラテン語で「真理の光」を意味します。大正製薬とは関係がありません。

それを囲む「UNIVERSITAS SEDIS SAPIENTIAE」は「叡智の座の大学」を意味するのですが…

この言葉の理解にはカトリックにおける、聖母マリアの説明をしないといけません…

「叡智の座」とは聖母マリアを礼賛する言葉の1つです。下の写真に見られるように、キリスト教では「キリスト(=真理、叡智、上智)は聖母マリアの膝の上に」という思想があり、「叡智の座」はこの「真理(の場)を支える聖母マリア」を意味します。

「私たちは皆さんの真理探求を支え、担保する場としての大学ですよ〜」 という上智大学からのメッセージなんですね。ご存知でしたか?知ってたら驚きです…

そんな上智大学のクリスマスイルミネーションはこちら

 

実はこのクリスマス・イルミネーションの始まりにはとあるエピソードがあるのですが、それはこちらのサイト(上智大学ソフィア会公式HP「クリスマス・イルミネーションに込められた青年の願い」)に譲りましょう…

 

 

まとめ

皆さん、各大学のクリスマスイルミネーションはどうでしたか?

写真だとどうしても本物のイルミネーションの美しさは伝えきれないところがありますので、各大学の近くを通りかかった際には足を運んでみてくださいね。

撮影に協力していただいた、あかりんさん、ともじぃさん、すーにゃんさん、エミリーさんありがとうございました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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  • Yosuke Minato

    通称しばふ。理由は髪質が芝生のようだから。髪はシャーペンを縦に2,3本刺しても倒れないぐらいの強度を持つ。 猫、紅茶、珈琲と未来を明るくするテクノロジーが好き。好きな雑誌はWIRED。 実はソフィア祭の実行委員でもある。

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投稿者: Yosuke Minato

通称しばふ。理由は髪質が芝生のようだから。髪はシャーペンを縦に2,3本刺しても倒れないぐらいの強度を持つ。 猫、紅茶、珈琲と未来を明るくするテクノロジーが好き。好きな雑誌はWIRED。 実はソフィア祭の実行委員でもある。
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