SPH mellmuse @UNIDOL2016-17 Winter 関東予選

去る12月8日、上智大学SPH mellmuseは、UNIDOL2016-17 Winter 関東予選を戦った。

UNIDOL(ユニドル)というのは、University Idolの略で、女子大生によるアイドルコピーダンスの大会だ。

SPHは、UNIDOLの中でも老舗チームで、大会当初から出場している。

過去には優勝経験もある強豪チームだが、前回の夏の大会では入賞を逃し、悔しい結果に終わった。

我々アリオーゾは、かねてより、SPH mellmuseの取材を続けてきた。

そして今回も、関東予選の一部始終を取材することとなった。

 

 

【過去記事】

上智SPH mellmuseが今夏もアイドル大会『UNIDOL』で決勝進出!意外すぎる舞台裏とは!?

SPH mellmuse UNIDOL決勝に参戦!!

 

予選直前!! 意気込みは!?

予選直前で忙しい中、練習にお邪魔することができた。

お話を伺ったのは13期のさきにゃむさん。

 

今回の予選の大会リーダーとして活躍しているのだそう。

さきにゃむさんは、学年としては2年生だが、13期というのは今年度の春に入ったばかりの1年目。

 

――1年目にしてチームを引っ張らなければならないことに対して不安はありますか?

「もう、不安しかないです(笑)。」

「でも、夏が先輩たちと過ごした時間がすごい長くて、練習は毎日毎日って感じで、先輩のやってることもちゃんと近くで見れていたというか。」

「前のLINEとかもあるのでそれを見返しながら探り探りって感じです。」

「夏の時にお世話になった先輩がこの中(今回の予選チーム)にいらっしゃるので、その先輩にもすごく聞いたりして。」

 

――夏の大会では悔しい結果に終わってしまいましたが、それに関してはどのように思っていますか?

「私はラストとかでもなく、これからも優勝するチャンスはあると思ってたんですけど、やっぱり、あのとき、あのメンバーで優勝したかったから、すごく悔しかったです。」

「でもその次の(1年生だけが出る)『Fresh』という大会で、1年生が優勝していて。」

「感動しました。」

「だから私たちも、もう一回獲りたい、予選1位通過したいというか。」

――では今回の目標は1位通過ということですか?

「はい。」

決勝戦へと進出できるのは13チーム中3チーム。

その中でさらに、1位で通過するのが目標だというのだ。

「1位通過だけじゃなくて、パフォーマンスも絶対に最高のものにしたいと思ってます。」

 

――この予選の見どころは?

「先輩たちだけでなく、(様々な場で経験を積んだ)下の代の子たちもちゃんと強くなってて、一つにまとまってるチームなんだよってことを見せたいです。」

 

――今まで、衣装はそるるさんが担当なさっていましたが、今回担当者が変わったりはしているんですか?

「変わってなくて、下の代の子たちも学ぶために補佐でついてる感じなんですけど、でもそるるさんが。」

――そるるさんもそろそろ引退で、関わるのも難しくなってくるかと思いますが、衣装係の引き継ぎはどうなるんですか?

「そるるさんがすごくいいものを作ってくださるので、そのあと衣装係っていうのはみんな重荷で、みんなで協力してやっていくつもりです。」

 

――お話聞かせてくださってありがとうございました!! 大会頑張ってください!!

 

そのあと、我々は練習の様子を見学させていただくことに。

みんなで踊りを合わせたり

息ぴったりのダンス!!

半分に分かれてお互いの踊りをチェックしあったり

思ったことはすぐに共有しあっていた。

直前期にも関わらずありがとうございました!!

 

予選当日!! 会場に潜入!!

12月8日というのは、6日から三日間にわたって行われた関東予選の最終日。

SPHは、この日に出場した。

会場に入ると、何やら赤いTシャツを着ている人を発見。

よく見ると、背中にはSPHの文字が。

間違いなくSPHのファンだと確信した我々は、少し話を聞いてみることにした。

 

さくはるさん 彼がSPHを好きになった理由とは?

お話を伺ったのは最前列にいたさくはるさん。

いつも、SPHのためにパフォーマンスの動画を撮って送っているのだそう。

 

――SPHのファンになったきっかけは何ですか?

「SPHは、娘と一緒にソフィア祭に行ったときに、教室公演で初めてSPHを知って、その時に1期生の方とお話しして、UNIDOLというものを知って、それからユニドルに来るようになりました。」

「自分が(パフォーマンスを)撮影して、SPHさんに送ることによって、パフォーマンス向上に役立たせたいみたいな、そういうオタクなんですよ、僕。」

「1期生の方に声かけていただいたんですけど、最初から見ていたわけではなくて。でも、SPHができたきっかけっていうのを全部1期生から聞いて、アイドルコピーダンスが、さんざん学校からダメだって言われていた時代からのことをちゃんと聞いてるので。がんばってこのUNIDOLってものができたってことは全部知ってるんです。それで今それを普及させるために頑張って、動画撮って、告知活動してるんです。」

 

「娘にも見せているんですけど、娘とかに見せることで、小中学生にもコピーダンスが広がればいいなあ、それがこのUNIDOL、Highdol(UNIDOLの姉妹大会。女子高生アイドルコピーダンス日本一決定戦)に繋がっていくように。」

「ほんとは娘もUNIDOLに連れてきたいんですけど、平日で学校あるし、来れないんですよ。時間も遅いですし、危ないから。ほんとはUNIDOLももっと子供たちが見れるような環境であってほしいなっていうのはあります。」

「今は学生のイメージがあるから。」

「SPHの場合は教室公演もあるから、イス席で座って、最前で見たり、ゆったり見れるので、お年寄りから子供まで誰でも見れるかなって。そこは素晴らしいなって思ってます。」

 

――他団体にはないSPHの魅力は?

「やっぱり衣装づくり。ダンスパフォーマンスもそうですけど。自分たちの手作りってところがいいですよね。それでセトリも自分たちで考えて、動画も自分たちで作り上げる。大人が入らない、学生たちが作り上げるアイドル文化っていうのを広めるのは、やっぱりすごいチームだなって思いますね。」

 

――今日は、どんなパフォーマンスを期待していますか?

「カッコよさ、かわいさ、あと、ステージを全体に使ったパフォーマンス。それができるのはSPHの強みだと思っているので、そういったパフォーマンスをまた見れるのかなと。」

「また次の優勝目指して頑張ってほしいですね。」

 

――夏は悔しい結果でしたが…

「はいだから、Winterは優勝っていうことを、自分の目で見たくて。前回優勝が見れなかったので。」

「今回見せてくれるだろうという期待を込めて、今日は応援しに来ました。」

 

――さくはるさん、お話ありがとうございました!!

さくはるさん Twitter: @sakuharu0301ud

 

UNIDOL予選 スタート!!

13のチームがそれぞれのパフォーマンスをする。

どのチームも完成度が高く、接戦になりそうな予感…。

 

ついにSPHの出番!!

SPHの赤いTシャツを着た人が徐々に増え、お客さんが手に持つライトも、SPHのチームカラーである赤色に染まっていく。

 

1曲目:七転び八起き(アンジュルム)

カッコいい系の一曲目は「魅せる」ダンス。

 

衣装は、マイクを持つメンバー(右)と、ダンスメンバー(左)で分かれていた

 

 

2曲目:冗談じゃないね(まねきケチャ)

1曲目とは雰囲気を変えて、かわいい系の2曲目。

メンバーが、ステージの最前面に何度も出てきて、お客さんも一緒に盛り上がった。

 

曲調に合ってかわいらしいチャイナ風の衣装

 

 

3曲目:アイサレタイノニ・・・(モーニング娘。)

1曲目と同様「魅せる」ダンスだが、少人数のため、より一人ひとりのダンスが魅せられた。

 

シルバーでキラキラと輝く華やかな衣装

 

 

4曲目:大声ダイヤモンド(AKB48)

元気いっぱいの最終曲。

メンバー全員でのパフォーマンスは、ステージじゅうが華やかだった。

 

本家AKB48をイメージさせる赤チェックの衣装

 

 

結果発表!

ステージには全出場チームが勢ぞろい。

果たしてこの中で決勝に駒を進めることができるのはどのチームなのか。

 

予選1位通過を果たしたのは…

 

 

 

SPH mellmuse!!!!!!!!

 

2位は明治大学 Ameijing☆

3位は慶応義塾大学 さよならモラトリアム

と続いた。

 

素晴らしい大会でした!

SPHの皆さん、その他全出場チームの皆さん、並びにUNIDOL実行員会の皆さん、おつかれさまでした!!

 

 

予選を振り返って…

予選が終わり、ひと段落したSPH mellmuse。

後日、予選を振り返ってのお話を聞かせていただくことに。

予選でリーダーとしてSPHを引っ張ったさきにゃむさんに再びお話を伺った。

――予選1位通過おめでとうございます。今の気持ちは?

「嬉しいです。ちょっとほっとした感じも。」

「SPHが元祖って言われているし、全国優勝したこともあるチームだから、プレッシャーはありました。」

 

――決勝戦ではどのような演技をしたいと思いますか?

「お客さんの一番の印象には残りたいし、『SPHやっぱいいなあ』『やっぱSPHだなあ』って思ってもらえるようなパフォーマンスをするのが一番の目標です。」

「7分半全然飽きさせないような転換で、楽しい曲も、魅せる曲も、全部ちゃんと転換で組むので、それを全部見て、よかったなって思ってもらえるパフォーマンスができれば。」

――予選を応援してくれたお客さんたちにひとこと!

「(チームカラーの)赤のサイリウム持ってくれて、名前呼んでくれて、コールもしてくれて、声援がほんと大きくて。客席の景色も真っ赤だったし、そのおかげで楽しめたっていうか。さらに良いパフォーマンスができたと思うので、みなさんありがとうございました。決勝戦も、赤いサイリウム持って、声出して応援してほしいです。」

 

 

予選では、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたSPH mellmuse。

決勝戦への切符を手にした彼女たちは、来年2月16日に行われるUNIDOL2016-17 Winter 決勝戦でもステージに立つ。

決勝戦での彼女たちも見逃せない…!!!!

 

SPH mellmese Twitter: @SPH48

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  • たかはしはるな

    ウサギの毛に顔をうずめて深呼吸する「うさぎ吸い」の提唱者。 うさぎ吸いは、肉体的・精神的疲労を緩和するために非常に有効なセラピーである。

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投稿者: たかはしはるな

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