こんにちは。秋学期はお勉強を頑張ると決めたお出かけちゃんです。(毎学期言ってる)
最近は涼しくなって、もう長袖がそろそろファッションの主役になりつつあるのではないでしょうか。
私みたいに毎日午前中から講義がある方は、朝は寒い寒いと布団からなかなか出られないのでは?
そんなあなたには、私が夏休みに行った、中国南部に位置する”あっつーい”「マカオ」の様子を今から紹介するので、熱いパトスをほとばしらせちゃってくださいネ♡
香港・マカオ旅行 1日目はコチラ↓↓↓
突然ですが、皆さんはマカオに対してどんなイメージを持っていますか?
「きらびやかなカジノ街」のイメージが一番強いのではないでしょうか。現に行く前の私がそうでしたから。
でも実際、カジノ街はマカオのほんの一部。マカオの大部分は狭い坂道で、それに沿うように古い建物がひしめくように建っていました。
所々にポルトガル統治時代の名残があり、街の標識やバスの自動音声にも、広東語とポルトガル語が主に用いられています。
和洋折衷ならぬ、中洋折衷を体感できる、エキゾチックであり、ノスタルジックな、摩訶不思議な魅力がそこにはありました。
今回も、前回同様で、私が訪れたスポットを時系列順に紹介していきます☆
①セナド広場(議事亭前地/Largo do Senado)
香港の上環にある「マカオフェリーターミナル」から約1時間。午前10時頃に、マカオは2017年にニューオープンした「タイパフェリーターミナル」に到着。
(※フェリーターミナルの到着ゲート側の撮影は禁止されていたので写真はありません。ごめんなさい。)
フェリーターミナルに併設しているバスセンターからバスに乗り込んで、セナド広場の近くの停留所まで。
ちなみに停留所からセナド広場までは少し歩きました……
マカオは結構道が入り組んでいるので、旅行に地図は必須アイテムです。
セナド広場は、マカオにある世界遺産にも登録されている観光地。
ヨーロッパの風情が漂う、どこからともなく異人さんが歩いてきそうな広場です。
でもここにいるのは皆中国人で、聞こえてくるのも広東語か北京語。そんな混沌も愛おしくなるぐらい、もうここに来たからには、マカオの魔法からは逃れられないでしょう。
ではここセナド広場を起点に、マカオの旅を続けましょう。
②聖ポール天主堂跡(Ruínas da Antiga Catedral de São Paulo)
セナド広場を抜けて、聖ドミニコ教会の脇の人通りの多い坂道を登っていく中、見えてきたのはガイドブックでお目にかかったことのある「聖ポール天主堂跡」。世界遺産にも登録されています。
かつてはアジア最大のカトリック教会でしたが、台風による火事のせいで焼失し、唯一残ったのはこのファザードだけでした。
坂と階段で体力を消耗したため、途中売店でマンゴージュースを買いました。
マカオではパタカという通貨が流通していますが、香港ドルも問題なく使うことができます。
ただし、お釣りがパタカで返ってくる場合があるので、注意してくださいね。
聖ポール天主堂跡のすぐ隣にあるのが「モンテの砦(大砲台/Fortaleza do Monte)」。
これはイエズス会によって敷かれた軍事要塞で、てっぺんまで登ればマカオ市内一望はおろか中国大陸まで見ることができます。
そしてちなみにですが、文鳥がたくさん飛んでいました(笑)
セナド広場や聖ポール天主堂跡のある一帯は「マカオ歴史地区」と呼ばれていて、観光スポットが密集している区画です。どのスポットも徒歩圏内で、標識などで案内もなされているので、意外と安心して観光ができました。
他にもにも聖ドミニコ教会やカテドラル(大堂/Sa Cathedral)も訪れました。
③聖ローレンス教会(聖老楞佐教堂/Igreja de São Lourenço)
実はここには時間的な問題で来る予定はありませんでした!
本来ならカテドラルから次に紹介する媽閣廟にまっすぐ行く予定でしたが、なんだか歩いているうちに偶然にも見つけてしまったのです(笑)
これはお導きに違いない……
聖ローレンス教会はセナド広場からはちょっとだけ離れていて、もしかしたら道に迷ってたかもしれません。
教会の、道路を挟んで左側の道にはかの有名な「貢茶」が!!
新宿駅西口や原宿の店舗とは違って全く混んでなかったです。なんなら注文する人すらいなかったですよ。
流行に敏感な上智大生の皆さん。貢茶で長時間並びたくなくば、マカオへ行くのです……!!
④媽閣廟(マコウミュウ/Templo de A-má)
聖ローレンス教会から坂道を上ること約10分、マカオ最古の中国寺院・媽閣廟に到着。
なんでも、媽閣の発音がマカオに聞こえたことが、この地の名前の由来だそう。
ここは中国の寺院なので、もちろん道教のお寺。廟の前の広場では外国人観光客や地元のおばあさんがベンチに座って憩うていました。
⑤マカオタワー(Torre de Macau)
マカオの旅ももう終盤です(泣)
媽閣廟から海岸線沿いの道をタワーに向かって歩くこと約20分、ついにマカオのシンボル的存在であるマカオタワーに到着。
タワーの下の階は高級なレストランとショップ、カジノで構成されていてますが、貧乏学生の私には何の関係もないので、とっとと上に登っちゃいましょう~!!
マカオタワー展望台チケットの値段は、145マカオパタカ。つまり日本円では約2100円と、東京タワー(2900円)よりは安い!(笑)もちろん香港ドルでの支払いも可能です。
(※展望台のエレベーターの直前で、カメラマンが何やらカメラをこちらに向けてきますが有料なのでご注意!)
展望台は、58階と61階の2種類あります。
それでは、小さな画面から、マカオを見下ろした図をお楽しみください^^
61階では、あのギネスにも登録されたバンジージャンプを、そして58階では、タワーの外縁を歩く「スカイウォーク」というアクティビティを体験できます!!
どちらも(当たり前だが)怖いし、素晴らしい思い出にもなると思いますが、約3000マカオパタカ(45000円)する超高額アクティビティなので、リッチソフィアン以外は手を出さないこと!!
⑥ついに、感動のカジノ街へ……ホテルWynn Macauの噴水ショー
マカオタワーを出れば、カジノ街はもうすぐそこ。
溢れんばかりの光を放つ高級ホテルがひしめくその一角は、妖艶という言葉が一番ふさわしいでしょう。
このとろけるような妖艶な夜の道を当てもなく夢うつつ気分で歩いているわけではなく、私たちの
目的は、高級ホテルの「Wynn Macau」で20時から始まる噴水ショー!
マカオの力強い富を象徴するかのような噴水ショー。
そして私は思いました。これよりも深い富がマカオに眠っているんだ、これはほんの氷山の一角にすぎないのかもしれない、と。
Wynn Macauから出ている無料のシャトルバスを使って、再びタイパフェリーターミナルへ戻りました。これにてマカオの旅は終わりです。
そして皆様、お気付きかもしれませんが、マカオに関しては星での評価を一切していません!
なんせすべて★★★★★ですからね!!
行くとこ見るとこ全てが非現実的で、でも退廃的な要素を持っている。そんな摩訶不思議な街であるマカオに私はすっかり魅せられましてしまいました。
22時、深夜の香港に向けてマカオを出港しましたとさ。
3日目に続く……
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