さて、5月27日(日)に開催されるAll Sophians’ Festivalがいよいよ間近に迫ってきました!
OGOBだけでなく現役生など全てのソフィアンのためのホームカミングデー、それがASFです。
ASFでは、来場者を楽しませる様々なイベント・企画を用意しています。
ということで、特に注目度の高い企画の担当者の方にお話を伺ってきました。
1.SJガーデン
クルトゥルハイム聖堂に隣接する庭園。それが普段、学生は入ることのできないSJガーデンです。実をいうと、ASFはこのSJガーデンの数少ない一般公開日でもあるのです。この日を逃せば、次のチャンスはいつになってしまうのか…。
開放時間は10:00~15:30。13:00からSJガーデンにて毎年恒例のワインセミナーも開催されるそうです。ワインの試飲も行っているとか…。
庭園散策のついでにぜひ立ち寄ってみてください!
企画担当者の方にもお話を伺いました。
Q. 企画の計画を進めるなかで苦労したことがあれば教えてください。
A. スペースのかぎりがあるので、グループ集会が予想以上に申込みがないか、いつもひやひやしています。というのは、ガーデンは基本だれでもはいれる場所だからです。
Q. ASFに対する意気込みや来場者へのメッセージがあれば一言お願いします。
A. SJガーデンは、修道院の敷地のため、立ち入り禁止区域がございます。それを守っていただければ、どなたでも自由に散策できます。
2.交流スクエア
次に紹介するのは、今年から新たに始まる注目企画「交流スクエア」です!
この企画では「来場された方々が交流スクエアを通じて繋がり、交流し合う場所」をコンセプトに同じソフィアン同士で楽しめる場を提供しています。
交流スクエアでは次のようなコンテンツを用意しています。
①知り合いや友人がASFに来場しているか検索できるモニター
「誰が来ているか知りたい!」という方のために、リアルタイムで誰が来ているのか検索できるモニターを用意しています。キャンパス入り口やメンスト中央で設置予定のインフォメーションにて、名前や卒業年、学科を入力すると他の人がスクエア内のモニターで検索できる仕組みになっています。
来場された方で作り上げる「装飾ゾーン」も設置予定です!
②「キャリア」「留学」をテーマに行うトークディスカッション
上智のOGOBの方が多く集まるASF、せっかくだから自分の留学や就活に活かしたいですよね!
スクエアでは、「キャリア」「留学」をテーマに講演会やトークディスカッションも行っています。ソフィアン同士だからこそ手に入る情報もあるかもしれません。③バーカウンター式の休憩スペース
たくさんの企画やイベントがあるASF。でもちょっとした休憩も必要です。
そんなときのために、こちらでは軽食やアルコールを提供するバーカウンター式の休憩スペースも用意しています!
1人でふらっときて周りの人と交流するのもおすすめです。
さらに、交流スクエアについてより深く知るために企画担当者の方にお話を伺ってきました!
Q.企画の計画を進めるなかで苦労したことがあれば教えてください。
A.
社会人と学生のメンバー全員が主体的に動き、お互いを批判せずにフォローし合っていきながら企画を進めてくれたので、これと言った「苦労」はありませんでした。限られた中で自分がこの企画にかける時間、メンバーにかけてもらう時間を考慮しながら形にしていくプロセスがとても刺激的で、学びのある時間を過ごさせてもらいました。(レネさん・キャリア企画担当)
私はASF実行委員は初めてだったので当日のイメージが明確に掴めない中大変でしたが、同じ交流スクエアのメンバーの協力のおかげで着実に準備を進める事ができました。たくさんの方と協力して1つの企画を作り上げていく素晴らしさを実感でき、ASFの企画に携われて良かったなと思います! (吉川さん・留学担当)
Q. ASFに対する意気込みや来場者へのメッセージがあれば一言お願いします。
A.
ASF初の企画ですが、今年はキャリアセッションと留学セッションをはじめ、当日誰がASFに来場しているのかデジタルとアナログで可視化プロジェクト、皆さんが交流できるようなバーカウンター、休憩スポットなど様々なコンテンツを準備しています。赤白ワインはもちろん、スパークリングワインや生ハムも準備しておりますので、ぜひお越しください。(関本さん・交流スクエア担当)
企画を1から作るという経験が初めてだったので、とても刺激的な半年間でした!多くの人に楽しんでもらえるような要素をたくさん盛り込んだ企画となっているので是非お越しください!!(久保さん・交流スクエア担当)
自分の将来について大人に相談したいとき、OB訪問のような「固く相談する機会」はあるが、「ふらっと気楽に相談できる機会」ってまだまだ少ないと思います。今回は、同じソフィアン同士だから実現できる「ふらっと気楽に相談する機会」を用意しているので、気楽に遊びにきてください!(レネさん・キャリア企画担当)
今回の留学相談企画は、準備や留学中の生活だけでなく、留学後のキャリアも見据えた相談ができる企画となっています!留学を考えている学生の皆様には、ぜひ留学経験者の社会人の先輩方からたくさんのことを吸収し、今後実りの多い留学を経験して頂きたいです! (吉川さん・留学企画担当)
3.講演会
最後に紹介するのが講演会企画。こちらでは、3つの講演会が企画されています。
- 「ポジティブキャリアの築き方~今日から実践!よくばり処世術~」杉本隆一郎委員長講演
- 「写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って フォトジャーナリストの最前線」安田菜津紀×金谷武明特別対談 フォトジャーナリスト&Google シニアサーチエヴァンジェリスト
- 「光と影 スペイン美術の魅力」基調講演会 国立西洋美術館主任研究員・川瀬佑介さん特別公演
どれも面白そうなラインナップですね!
卒業した後はどうしてもバラバラになってしまいがちですが、そんなときにホームカミングデーであるASFにソフィアンが集まり、「上智にはこんな素晴らしい方がいるんだ」と少しでも勇気づけられるように、そして「オールソフィアンズフェスティバル」の「オール」の意味をもう一度分かち合うためにこの講演会は企画されています。
また、今年はこれらの講演会が同じ6号館5階のフロアで行われます!
さらに今年からの新しい試みがもうひとつ。
「ホスピタリティコンシェルジュ」というものが同じく6号館5階で用意されています。
こちらでは、講演会の場所が分からなかったり各公演の見どころ聴きどころをご案内したりするためのスタッフが常駐しています。しかも、英語やフランス語で対応できるスタッフまで!
今回、この講演会企画を担当して3年になる塚本樹果さんにインタビューしてきました。
―それぞれの講演会の見どころを教えてください。
まず杉本委員長の講演会ですね。杉本委員長は、企業のグローバリゼーション化が進む中でいかに人材を活かすか、新人教育も含めて人事開発をされてきた方です。そういう意味では、今話題になっている働き方改革とか、あるいは転職や起業などで自分のこれからを考えている方、さらには就活中の現役生まで様々な方に合った講演になると思います。
次に、ASF副委員長であり総指揮でもある金谷武明さんとフォトジャーナリストの安田菜津紀さんの対談ですね。安田さんは世界各国の紛争地域で活躍されていて、金谷さんは世界をリードするGoogleのシニアサーチエヴァンジェリストです。お二人とも違う世界の方ですが、根っこにあるのは同じヒューマニズム。そこから、世界を見ていくとても楽しい対談になると思います。
最後に、国立西洋美術館の主任研究員でおられる川瀬佑介さんのスペイン美術の講演です。今年は日本スペイン外交関係樹立150周年にあたる年です。上智の礎でもあるイエズス会もスペイン、フランシスコ・ザビエルもスペイン、ちょうど『プラド美術館展』も開催されていてニュースバリューとしても非常に価値の高い上智ならではの企画だと思います。
NHKの日曜美術館などの番組で、ゲストとして出演するなど若手キュレーターの中でも筆頭を走る方なので、分かりやすい説明で美術のおもしろさを語ってくれると思います。
―講演会を企画する中で苦労したことはありますか。
今年は企画の選考基準から運営方法まで大幅にグレードアップしたので、旧体制とぶつかることもありました。でもそれもまたひとつのお勉強だし、ある意味で上智らしさかなって。連日連夜みんなでミーティングをしていますが、最後には感極まって涙を流すんじゃないかなって気がしますね。
―最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。
学生さんは、いつも単位のためだったり授業のためだったりで、なかなか他の学会や講演会を聞きに行くチャンスはないと思います。そこで今回はもっと自由にリラックスしたかたちで自分のお勉強として来ていただきたいです。就活のエントリーシートや面接対策、大学の卒論やレポートにも使えるヒントがたくさんあります。全く自分の専門じゃなくても、勉強ってそれひとつで独立したものではなくて全てつながっているんですよね。
遊び心でもいいんですよ。「この講義自分には合わないわ」って思ったら隣の教室に行けば別の講演がやってるんですから。ぜひ来ていただいてメモをして自分の肥やしにしてほしいと思います。
いかがでしたか? 行きたいと思える企画は見つかったでしょうか?
このほかにもASFでは様々な企画や模擬店を開催しています。
取材協力してくださった企画担当者の皆様、ありがとうございました。そしてこの記事を読んでいる方々のご来場お待ちしております!
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