♪クリスマスが今年もやってくる…♪
みなさん、もう12月25日の予定はお決まりですか?
いろんな学生、もしくは学生ではない方もこの記事をご覧になっているかもしれませんが、ソフィアンの方に関しては聞くまでもないですよね。
上智大学といえば日本でも有数のキリスト教系大学、そして上智大生と自己紹介すれば「なんかイケてるよね」みたいなことをよく言われるくらいですから、まさかクリスマスにバイトだなんてことはないでしょう。
まして予定がないだなんてもってのほか。そんなことをこちらが想定するだけでも失礼です。当然恋人と素敵なひとときを過ごされることだと思います。
ただ、パートナーと一緒に過ごしていることは自明の理だとしても、そのプランについて悩んでいるという方はいてもおかしくありません。やはり大切な人との時間は熟考した後に決めたいもの、一生ものの思い出を作り上げるためにはそれなりの知識が必要です。
特にみなさん悩まれるのがクリスマスプレゼントなんですね。ここで変なものを贈ってしまうと、「なんでこんなものを!最悪!」となって殴られてしまい、聖なる夜が星(に)なる夜になってしまうなんて可能性もあります。それだけは避けたい。
そこで我々の出番というわけです。みなさんご存知の通り、アリオーゾといえば上智大学屈指のリア充サークルですよね。見渡す限りリア充、冊子を貰った人がみんなリア充になる、会議中でも息を吐くように昨日のデート自慢、等々、数々の武勇伝を持つ伝説のリア充サークルです。そうったらそうです。
そんな愛のサークルアリオーゾが、みなさんこと悩める子羊たちに救いの手を差し伸べます。
今回は7人の恋愛を熟知した部員たちが、お馴染み池袋の東急ハンズでクリスマスに相応しいプレゼントをそれぞれ選んできました。存分にご参考にしてください。
ここで1つお詫びがあります。当初はアリオーゾのピンク番長ことさあやも参加予定でしたが、残念ながら日程の都合が合わず行けませんでした。ピンク番長のイカしたプレゼントが見たかったみなさん、誠に申し訳ありません。
そこで、さあやには審査委員長になってもらい、他の部員のプレゼントを評価してもらいます。せっかくなのでついでに「理想のクリスマス手紙講座♡」ということで、みんなのプレゼントにはさあやに贈る手紙を付けてみました。こちらも存分にご参考にしてください。
12月のとある日曜日、7人の精鋭が池袋に集った…!
予算の上限は2000円、愛の大きさに値段は関係ありません。
いかに気持ちがこもっているか。これが唯一にして最強の判断材料です。
思い思いに店内を物色する愛の伝道師たち…
そして、7個の最高なプレゼントが出揃った!
翌日、みんなの思いが詰まった手紙と一緒に、全てのプレゼントが審査委員長へと渡されました。
こんなにも多くの素敵なプレゼントを貰ってしまっては、さしものさあやと言えどもキュン死にしないか心配!
さあ、いよいよジャッジメントタイムです。
No1.はるなっち
トップバッターはるなっちは歯ブラシをプレゼント。
こちらなんと白馬の毛を使った特別な歯ブラシだそう。
よく見てみるとちゃんとクリスマス特別仕様になってます。特別な夜、1つの歯ブラシから何かが始まるのです。
手紙の内容は謎…。
「あ、はい、なんかすみません、分かりました。という感じ。さすがはるな氏である…。私は好きよ…!」とのお言葉。
~さあやコメント~
トップバッターが歯ブラシでちょっと不安になったけど、白馬の毛を使った美白歯ブラシとのことで、ちょっとロマンチックな感じもするね。
…そうか、これが大人女子の贈り物なのか!
歯ブラシって実用的だし 、こんなリッチな気分になれる歯ブラシとか普通に嬉しいわ…。
「出っ歯に歯ブラシ」と書いて「需要と供給」と読むのよ。
No2.みさとちゃん
続いてアリオ期待の新星、みさとちゃん。プレゼントは水陸両用、おもちゃのカメさん、デイジー君。
その愛らしい見た目だけでどんな相手の心も射止められること間違いなしなのに、しっかり動かすための電池も同封しちゃうのが気の利くオンナ。さすがはアリオーゾ軍団加入半年にして、次回大学一年生の編集長にまで上り詰めた猛者なだけあります。
ちなみに審査委員長の代名詞とも言うべきピンクの色違いデイジー君も探したそうですが、こっちはなかったんだって。みんなも気をつけろ!
お手紙は効果音と擬態語が入り混じっているものの可愛さと優しさに溢れていた。
上と下の文字を頑張って書いてたせいで時間はかかっちゃったけど…
~さあやコメント~
パッケージを見てみると「大人だって癒される」と書いてあったから、とりあえず電池をいれて動かしてみたけど、動作音がうるさかった。
でもだんだん愛着が湧いてきて、1日1回は動かしちゃうかも。今度水で泳がせてみるね。
そのうち一緒に散歩して、一緒に海水浴に行って、衣食住も共にするかも…
ある日、私が全身緑のコーディネートをしていたら察して…
No3.ブブゼラ姉さん
最近では「仕方ないから来年のフレマンでは私が男装して1年生を引っ張ってくるわ」と甚だ見当違いな意気込みを語っていたブブ姉。
しかしここでは生まれ持つハイセンスを十二分に発揮し、自転車のベルをプレゼント。
どう考えても日常生活に役立つものとは思えないため、一見ウケ狙いに見えないこともありません。
でもそう思ったそこのキミ、そうキミだよ。キミは次の手紙を見た瞬間、きっとすぐに自分の浅はかな考えに気付き、悔い改め、また一歩恋愛マスターに近付けるはずだ。
決してヤンデレとかそういうやつじゃない。このプレゼントには、心から人に尽くしたい、そんなブブゼラ姉さんの純粋な乙女心が詰まっているのだ。
審査委員長からは「ベルを鳴らしたらみんなのアイドルがきてくれるなんて実用的じゃない!!!毎日持ってくるわ!」とのお言葉。
きっと今日も、彼女はベルの音色を待っている。
~さあやコメント~
自転車のベルとか10年前に欲しかったわ……。
自転車に乗る練習を始めて3日目の頃、兄と共用で買ってもらったばかりの自転車のベルを、
まだ乗れるようにもなってもいないうちに潰してしまって、顰蹙を買ったことを思い出させられました…。
※なおその後は「自転車が硬い素材でできているのが腹立たしい」という理由で練習をすっかりやめてしまい、自転車には未だに乗れないそうです。
でも姉さんがくれたこのベルのおかげで、あのいまいましい自転車ベルの思い出も良い思い出に塗り替えられたわ。
No4.おおた
ハードルは上がる一方、ここでいつも予想の斜め上をいく女、おおたは孔雀の羽と印鑑スタンプをプレゼント。
この2つは某ソシャゲにおいてプロポーズを表す品だそう。知らない人にとっては「ただ幅を取るだけのよくわかんねぇやつ」ですが、その道のエキスパートであればハンカチを取り出さずにはいられない名シーンの再現となります。
そして極めつけがこの印鑑スタンプに刻まれた「太田」の文字。こんなものはもはや強引なプロポーズと言っても過言ではなく、とすれば、これほどまでに安価なプロポーズがかつてあったでしょうか!
何度も言うように、愛とはお金ではありません。気持ちでしかないのです。
こんなところでも名前を出され気にかけられるペンギンくん。彼の厚遇を考えるだけで溢れる嫉妬心を抑えることができません。
~さあやコメント~
孔雀の羽とか…普通に素敵だわ…数ある羽の中から孔雀を選ぶとか最高じゃん…。
部屋の一角にスワロフスキーがついた木の枝を飾っているので、それと一緒に飾ります。
えっ、逆にみんなは孔雀の羽をもらって嬉しくないの…?
「同じ名字になってほしい」という太田の発想はけっこう好き。ほんとよ。
今度から勝手に太田って名乗って重要書類にこのスタンプを押すね。…ずっと一緒だょ
No5.こみや
ここまで黒子に徹し続けたこみやはとびだせ!お寿司をプレゼント。
こじつけを考えるまでもなく、普通にいろいろ楽しい使い道がありそうな贈り物です。
審査委員長はブツを見るや否や「いらなっ」という声を漏らしたものの、こればっかりは本当にマイノリティの反応であると信じたいもの。世間はまだ、そのレベルには達していないはず…
その分手紙で評価を取り戻すのが黒子の意地。
「私をいたわる手紙がしみるわ…なんだこれ…いっぱいお寿司作ろうね」とのこと。よかったな!
~さあやコメント~
飛び出す寿司ゲタ……?必要性が全く分からないわ。あと異常に重い。
こんなグッズを使わなくてもお寿司くらい美味しく握れるわ!…と思ったけど、「お寿司が飛び出す」というのは案外盛り上がるのかもしれない…
みんなが盛り上がるから商品化しているのだとしたら、私がどう思うかはともかく一回使ってみるべきなのかもしれないわ。案外実用的なのかもしれないし。
今度みんなでパーティをするときにはきっと使うね。まあ要らないけど。
No6.アリオーゾが誇る不世出の奇才・KeiAkiyoshi
下馬評では優勝候補筆頭に挙げられた今回唯一の2年生、そして男、自他共に認めるアリオーゾ恋愛評論家。
満を持してプロポーズのように差し出したのはおでん屋のミニチュア(人形なし)。
ここは北半球、クリスマスと真冬の寒さは隣り合わせ。ここは日本、数々の偉大な打倒寒さ文化を生んだ発明の国。
日本にはおでんがある。どんなに身体が寒くても、どんなに心が冷え切っていても。
「私、これちょうど欲しかったんですよ!」。この反応だってマイノリティだとは思いますが、実はリーメント製のミニチュアコレクターだった審査委員長のような物好きが世間にはいっぱいいるんです。
おでんを通して心と心が繋がった。そんな決定的瞬間でした。
しかし手紙は低評価を食らってしまうのがこの男。
「これ、私宛ですよね……?あと、修正テープを使いすぎです。
でも、このスベり具合はある意味期待を裏切らない。あっぱれ秋吉さん的な。
とにかく、個人的にはこれからもこの秋吉スタイルを貫いてほしいです。」
~さあやコメント~
偶然私が欲しいと思っていたものを買って来てしまうとは、やはり秋吉さんはなにか持っているのかしら……いや、それはないか。それはないわ。
ともかく、普通にクリスマスプレゼントをもらっちゃったんですけど、普通に嬉しいんですけど、早く家に帰って開けて組み立てて遊びたいんですけど。
そういえば、ひとり足りませんね。
No7.いくしぃ
言わずと知れた1月6日配布開始、アリオーゾ16号編集長。
類まれなる才能で問題児だらけの1年を統率するアリオーゾのモーセ。今回の企画でも前日から瞑想を重ねプレゼントの渡し方まで綿密な脳内シュミレーションを行っていたらしい。が…
「重かったから…」
「今日Macと六法絶対忘れちゃダメな日だったから…」
普段の威勢は何処へやら、弱々しく見苦しい言い訳を重ね最早海を割る気力もない編集長。冊子製作が一息ついた今、もう誰も彼女を擁護する者はいない。禁忌を犯すものは淘汰される運命にある。それが愛のサークルアリオーゾなのです。
とりあえず手紙だけ渡すことに。
プレゼントは無くとも愛は届く。審査委員長の心には彼女の気持ちがしっかりと伝わったようです。よかったよかった。
さすがのいくしぃも自らの至らなさを自省し、深く悔い改めたそう。
クリスマスは万人に成長をもたらします。
~さあやコメント~
バックミラーの実物は見ていないけど、何かの部品であって、単体では使用できないあたりはちょっとスベっていると思う。
それにしても、こんな手紙を書いておいてプレゼント家に忘れてくるだなんて、あなたの大切なさあやは今日の夜道はどうすれば良いの?恐ろしい子……!(と言いながらも、かわいいので抱きしめる)
でも、手紙はちょっと面白かった。好きよ、うん。
ひとりどうしようもない粗相を働いたものの、ほぼ全員がプレゼントを渡すことができました。
みんなとっても参考になったね!これでもうセンスのかけらもないプレゼントを選んじゃってゴミと勘違いされることも無いね!
と、恋愛マスターたちが満足していたところ、審査委員長から本当のサプライズが…!
「渡されるだけだと申し訳ないから…」
とさあや、なんと誰にも言わずにお返しを買ってきてくれていたのです!
キュン死させられたのはこちらの方でした。これがホントのいいオンナなんだ…
今回の優勝はさあやです。お前らも見習えよ!!!
じゃあみんな、メリークリスマス。
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