暑い夏にぴったり!背筋がゾクッとするオススメ小説5選

こんにちは、毎日毎日とにかく暑いですね。

あまりの暑さに電車の弱冷房車に対しても殺意が湧きます。

 

さて、そこで思わず寒気がしてしまうような小説を私の独断と偏見でオススメしていきたいと思います!

 

 

 


①『告白』湊かなえ

 

湊かなえ『告白』双葉社、2008年8月5日発行

まず 最初に紹介するのがこちら

 

映画化されているので知ってる人も多いのでは??٩( ‘ω’ )و

 

『白ゆき姫殺人事件』『Nのために』など数々の映像化作品を生み出している湊かなえですが、『告白』はデビュー作にして映画化だけでなく、本屋大賞を受賞するなどの話題作です。

 

 

<あらすじ>

娘を校内で亡くした中学校の女性教師は、犯人が自分のクラスにいることをホームルームで告白する。

その犯人である生徒をA・Bと名前を伏せ事件の真相を語りつつ、二人にはある復讐したことを伝える。

そこから、事件の語り手は、クラスメイトや犯人の母親、そして犯人自身へと移り、物語の終盤で「これが本当の復讐であり、あなたの更生の第一歩だとは思いませんか?」と告げ、事件の実行犯であった生徒Aに「本当の復讐」を果たす。

 

クラスメイトの前で誰が犯人だかわかるよう告白されたことで、教師が学校を去ったあと生徒A・Bに対するいじめが始まり、クラス内には異様な空気が漂います。

 

さらに事件に直接かかわった実行犯だけでなく、犯人の母親やクラスメイト、新たに赴任した熱血教師など、物語に登場する人々からはなんとなく「狂気」が伝わってきます。

 

読み終わったあとは、その静かな狂気に背筋が凍るかも……?

 

②『イニシエーション・ラブ』乾くるみ

乾くるみ『イニシエーション・ラブ』文藝春秋、2007年4月10日発行

こちらも映画化作品です。一見ふつうの甘酸っぱいラブストーリーのようですが、実はこれミステリーなんです(^_-)

 

 

<あらすじ>

「今夜は、世界中の恋人たちがそれぞれに幸せな時を過ごしていることだろうが、それでも今の僕たち――僕とマユの二人には、誰もかなわないだろうと思った。」

友人の代わりとして急遽合コンに参加することになった大学生の主人公。そこで歯科衛生士をしているマユと出会う。

大人しい性格の主人公に対して、からかったり翻弄したりとおちゃめな性格な彼女。

それでも二人は、本の貸し借りを口実にデートを重ね次第に距離を縮めていく。

 

と、あらすじだけだと本当にただの恋人同士のイチャイチャ話にしか見えませんが、最後の2行でどんでん返しが起こります。

それまでの物語は、その2行のための長い序章だったと言ってもいいかもしれません。

 

「こんな簡単に騙されるなんて!」とあなたの背筋がゾクッとするでしょう。

 

③『あかんべえ』宮部みゆき

宮部みゆき『あかんべえ(上)』新潮社、2006年12月22日発行
宮部みゆき『あかんべえ(下)』新潮社、2006年12月22日

今度は幽霊の登場する時代小説をオススメしていきます👋

 

 

<あらすじ>

「玄之介さまは言ってたじゃないか。亡者が見える人は、亡者と同じ心のしこりを持っているんだって。」

江戸にある料理屋「ふね屋」にとって初めてのお客の宴会の日、おどろ髪の男の亡者が座敷をめちゃくちゃにしされてしまった。

「ふね屋」の一人娘であるおりんは、高熱を発してから亡者が見えるように。幽霊騒ぎを解決するために、おりんは他の亡者と協力して怪異を探っていく。

 

 

この小説は、幽霊が出てくるホラー小説ではなく、どちらかというと「人間の怖さ」に迫る物語です。

子どものおりんには優しい顔を見せる一方で、どろどろした後ろ暗い感情を持つ大人たち。

 

おりんが家族のために健気に頑張る姿、そしておりんを助ける幽霊たちに思わず感情移入してしまいます。

 

 

④『十角館の殺人』綾辻行人

綾辻行人『十角館の殺人<新装改訂版>』講談社、2007年10月16日

<あらすじ>

K大学の推理小説研究会のメンバーたち七人は、孤島・角島に建つ十角形の屋敷を訪れる。この島では半年前に四人の犠牲者が出る凄惨な殺人事件があった。

一方で、研究会を既に辞めた江南孝明のもとに、その犠牲者の一人から手紙が届く。やがて、島にいる七人は何者かによって殺されていく。

 

孤島、そして館での連続殺人ミステリーで有名なアガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』をオマージュしているものの、それとまったく被ることなく新しいトリックで読者を騙します。

真相を知った驚きを味わえるのは最初に読んだときだけ!

「この人が犯人だったのか!」という意外性、そして見事なトリックに鳥肌が立つことでしょう。

 

 

⑤『その女アレックス』ピエール・ルメートル

作:ピエール・ルメートル、訳:橘明美『その女アレックス』文藝春秋、2014年9月2日

最後に紹介するのはこちら。

「このミステリーがすごい!」1位やイギリス推理作家協会賞受賞など6冠を達成した作品です。

 

<あらすじ>

非常勤の看護師アレックスは「おまえが死ぬのを見たい」と言った男に拉致され監禁される。男はアレックスをすぐに殺すことなく弱っていくのを見ているだけ。

そして、警部カミーユは誘拐事件の知らせを受けて捜査を進めていくうちに、過去におきた硫酸を使った殺人事件、アレックスの壮絶な秘密が明らかになっていく。

 

 

3部構成となっていますが、話が進むにつれアレックスへの見方が変わるのがポイントです。

また、捜査をするカミーユは妻を誘拐され殺害されるという過去を持ち、トラウマを抱えながらこの事件と向き合っていきます。

 

男は一体何者なのか?

アレックスの秘密とは?

 

かなり残酷な描写が多いため、グロテスクな表現が苦手な人は注意が必要です(硫酸で察してほしい)。

 


 

 

いかがでしょうか?

気になる一冊は見つかりましたか??_(:3 」∠)_

 

時間のある夏休みにすべて読破してもいいかもしれませんね👏👏

「スキ!」を押すとこの記事を書いたつきょんが喜びます!


  • 投稿者: つきょん

    つきょん
    大学二年生。
    コラムの記事をCheck!