新入生のみなさま、ご入学おめでとうございます。
妹の高校入学で自分の老いを感じております、文学部史学科新2年の酸素です。
みなさま、履修登録は終えましたか?おそらく大半の新大学1年生が入学して最初にぶつかるであろう壁です。これさえできれば大学生活とりあえず問題ないってやつですが、去年の私はこれがまぁ全く理解できなくて、ずっと頭の上に?が浮かんで回っている状態でした。
でも上智にはヘルパーっていうありがたい制度があって、オリエンテーションで履修登録について説明してもらえる機会があります。いいですか、頼れるもんには頼って生きていきましょうね。この記事は新入生はもちろん、未だに履修登録を理解していない在校生、そんな迷える子羊たちに向けたものになっています。それじゃ、説明していくよ!
Ⅰ 用語解説
そもそもの用語が何が何だかわからないと意味がないので、簡単に説明していきます。
そもそも単位とはなんぞやというと授業を学期中ちゃんと頑張ったらもらえるポイントみたいなもので、ポイントカードをいっぱいにしよう(=卒業に必要な単位を取りきろう)!が4年間の目標となります。GPAはその授業の評価、つまり高校までの内申点ってイメージで大丈夫。
授業は基本的には1つで2単位ですが(語学学科の人睨まないでくれ)、中にはクウォーター科目というものが存在します。これは1学期の半分、すなわち(2学期制なので)通年で考えると4分の1の期間受講すれば単位がもらえるよ!って授業。ただし期間が半分なので、取得単位も1単位。教職課程とる人は特にお世話になるかな。
履修修正期間というのは各学期はじめの約一週間その時間割で過ごしてみて「この授業やーめぴ」「あの授業追加しよーっと」ができる期間です。履修中止期間は「やーめぴ」の方だけができる期間です。期間外に授業を足したり消したりすることはできないので、スケジュール管理は徹底したいところ。
ちなみに履修修正の方は特に支障ありませんが、履修中止すると中止した授業分の単位が計算されるので気を付けてね!……この説明だと誰にも伝わってない気がするので史学科を例にして説明します。
「春に24単位、秋に25単位とって年間49単位とるつもりだったけど、春の概説ひとつ(2単位)履中したいなぁ」という人がいたとしますね。
この場合履修中止すると、史学科の履修限度は春30・秋30・年間49単位なので春22・秋25・年間47単位に自動的に切り替わることになります。中止した2単位分は中止されたものとして残るってイメージ。実際履中するとGPAの成績欄に「W(履修中止を示す)」がつくらしいです。でも「F(落単)」よりはるかにマシだし履修中止は全く悪いことじゃないので、本当に合わなかったら活用するべき。説明これで大丈夫かな、伝わってる?伝わっててくれ。
履修要覧は卒業するために必要な授業(単位)のことが書いてあって、シラバスはそれがどんな授業なのかが書いてあるもの、という認識があれば特に困らないと思います。
Moodleは教授によって使ったり使わなかったりしますが、基本的にはリアぺだとかレポートだとか課題提出のためのサイトで、教授と連絡が取れます。Moodleのチャット使うとメールも同時にいってるらしいよ!便利~
Loyolaは一言では言えないんだけど、こんな感じ。
☆上智生が一番使うサイト
☆履修登録はここからやるよ
☆成績が出るのもここ
☆レポートも教授によってはここで提出
☆大学からの連絡は全てここからくる
☆大事なお知らせもさらっと掲示板に載ってるから要注意
☆PC版の方が見やすいし使い勝手がいいのでスマホでもPC画面採用がおすすめ
これだけわかっていれば問題ナシ!
……とりあえず基礎知識としてはこんなんでいいかな。
Ⅱ How to 履修登録
履修登録は順番さえ間違えなければ大きな失敗はしないと思うので、これだけ守ってください。
必修→選択必修→般教→課程・他学部多学科開講・自学科開講
本当にこの通り埋めていけば大丈夫。難しいことは考えなくていいです。
般教を一番最後にする人もいますが、そこはお好みで。
まずはLoyolaにログインして、「カリキュラム履修登録関係」をクリック。
「履修登録」
「履修登録・登録状況照会」
画像がなかったので登録済の画面ですが、まだ登録していないのであれば全部が未登録でグレーのはず!
「未登録」をクリック
コードを入力してもいいけど、私は面倒なので「登録コード検索」。
開講所属を選択し、検索開始。
本来ならこのまま好きなのを選んで授業名クリックでいいんですが、1年生のこのタイプの必修(時間は決まってるけど担当教授未定)はLoyolaで発表があってからじゃないとできません。自分が何ブロックなのかとどの教授なのかはよーく確認してね!
授業名をクリックするとこの画面になるので、「登録」。
そうすると該当のコマにちゃんと反映されるはずです。これを繰り返すだけ!そんなに難しくないでしょ?
あとこれ、「登録完了」。要は保存なので、履修登録期間中何回でもできます。逐一押すようにした方が良いです!
で、お次は抽選科目。いわゆる般教とか第二外国語とかですね。課程科目も一部はこっちかな。ここからは私が史学科なので史学科を例にして説明するけど、他学科のみなさまもやってることは一緒なので参考にしてね!
般教っていうのは「全学共通科目」の「選択」のことです。今年2年生の私たち22年度生から1年生の間は1学期につき4単位までしかとれなくなったので注意が必要です。ちなみに当たらないで有名な抽選は、賢く戦略的にとれば全部外れることはないので安心して大丈夫。
「抽選科目エントリー」
「全学共通科目(選択科目)」
「(全学共通科目/選択)選択」
ずらーーーっと並んでいますよね。ここまで来ればもう大丈夫、一番左の欄に数字を入力して優先順位をつけるだけです。
唯一気を付けるべきなのは、優先順位をちゃんと機能させること!!!
たとえば今白くなっている「西洋美術史Ⅰ」は、定員が220名なのに対して優先順位を1にしている人が「240」人、2にしている人が「197」人。
上智の抽選の仕組みを完全に知っているわけではありませんが、常識的に考えてこの場合優先順位2の位置に「西洋美術史Ⅰ」を置く意味はないです。だって1の人で溢れちゃってるもん。
こんな感じで、空きコマ(基本的には必修や選択必修優先)×自分の興味×人気度を考えてエントリーする必要があります。ちょっと時間たったらめちゃくちゃ人数が変わってたなんてざらにあるので(みんな直前に履修登録すな)、マメに確認するのがおすすめです。
抽選結果が出た後は、ほんのわずかなキャンセル枠を競る「ポチポチ」が開催されます。ポチポチは抽選じゃなくて普通に登録の方でできる(運良くタイミングが合えば、ね……)ので、どうしてもとりたいものがあればポチポチしましょう。私も去年の春ポチポチで勝ち取った授業があります。
ちなみにこの「カリキュラム履修登録」→「時間割」→「時間割表ダウンロード」
からダウンロードできる一覧表がとても優秀なので、ぜひ使ってみてほしいです。私も最近知ったマイナー知識!もっとはやく知りたかった~~
そして最後に課程科目!第二外国語も要領は一緒です。
「課程科目」。二外なら「語学科目(一般外国語科目)」
該当する曜日と時間を選択
こんな感じで出てくるので、般教と同じように優先順位をつけてあげればOK!
以上!!!!!
おめでとうございます、これであなたはもう大丈夫なはずです。少なくとも登録は。
1年生のうちはおそらくほとんどが必修と選択必修だと思うので、課程科目はちょっとしかとれないかもしれません。が、逆に言えば履修は組みやすいです。考えずにできちゃうからね。
需要があるかはわかりませんが、私の去年の履修載せておきます。
この一年で学んだ私の独断と偏見に溢れた履修ポイントは、
☆空きコマはたくさんはいらない
☆1限より2限の方が遅刻する(1限は起きなきゃって思うけど2限は油断する)(かなり人による)(そんなことないかも)
☆オンデマンドはほぼラジオのように聞き流してしまうのでテスト前に焦ることになる、自分を過信するな
☆朝頑張るとはやく帰れるのでバイトが入れやすい
☆レポートの方が成績いい(シンプルに私がテスト苦手なだけです)
☆楽単は生存バイアスでしかないのである程度興味があることは大前提として必要
☆履修修正と履修中止は上手に使うのが大事
です。あと絶対に水曜5限に授業入れない。アリオーゾがあるので。
履修によって大学生活のQOLは大きく変わるので、わからないことはガンガン先輩やヘルパーに聞いていきましょう。大学は情報戦だからね。そしてアリオーゾに入ろう(?)
それでは、みなさまの大学生活が素敵なものになりますように!
追伸 2春はこんな感じでした
2秋はこんな感じでした。ここまでずっとフル単かつ右肩上がりGPAなのってもっと褒められるべきかもしれないな……
3春です。
今改めて1年生の時間割を見ると、いくら早めに単位とりきりたいとはいえ詰めすぎでは?これをフル単してた自分すご!となります。あと2年生の私はGPAと大学生活の両立が上手い。すごい。
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