お久しぶりです。酸素です。
履修登録の記事が毎シーズン伸びるのを見て、いま、間に合え~~!!!!という気持ちでこの記事を認めております。引退した身ですが、ちょっぴりお邪魔します!
みなさん、抽選って当たりました?
私は現在4年生なのですが、4年間通して抽選運が笑ってしまうほどに全くなく、ほとんどすべての抽選に外れてきました。逆に運いい。
そもそも大学って教育機関なのに学習意欲を削ぐような抽選システムなのほんとうにどうにかならないのかしら……とは思いますが、うだうだ言っていても現実はそう簡単には変わりません。何より大事なのは、目の前の履修登録なのである!
ちなみにこれは約10年前のものですが、抽選に関する学生センター突撃インタビューの記事があるので、「学セに文句言いてえ!!!!!!!!!!」って人はぜひ、これを最新版に更新するという名目でアリオーゾに入り、インタビューついでに意見を提出すればいいと思います。学セにお気持ち表明する大義名分が得られるよ♪
そんなわけで今回は、抽選運ナシ・落単ゼロ・成績が良いというより履修登録が上手い の三拍子揃った私が、4年間で培った現実的な生存戦略のお話をしますわよ。しかと受け止めよ!
まだ間に合う!授業の選び方
あらゆる抽選に外れた、という前提でお話をしますが、ふつうに「履修登録これから考えなきゃ~」って人の参考にもなるかもしれません。
いやー、なりふり構ってられませんね。大学は単位ゲーですから、本来履修予定だった単位数になるようにどうにかすることを強く勧めます。どうやってだよという声が聞こえてきそうなので、こうやってだよというのを示していくわよ。
「受けてあげてもよろしくてよ」な授業のピックアップ
漠然と何の授業がいいかな~と眺めるのではなく、「自学科開講科目」「他学部多学科」「般教」など、必要な区分ごとに見ていくのが重要!媒体はなんでもいいのですが、私はテキトーに時間割を紙に書いて候補授業を書き出すという手法をいつもとっています。必修でもう受講が確定しているところだけ色を変えたりとか、バイトや全休にできそうな選択肢を隅っこにメモしたりとか、雑に書き込んでいく感じ。

授業のピックアップ方法として、ざっくりではありますが、こうするとやりやすいゾ!というのをご紹介します。私は史学科なので他学科の方とは少し勝手が違うかもしれませんが、なんとなくの認識をお伝えしておきます。みんな自然に覚えることな気がしなくもないですが、参考になったらいいな♩
自学科開講科目:該当する科目が限られているので、履修要覧を確認して、その中から興味ある授業の情報(何曜何限なのか、抽選はあるのか、教授は誰か、成績評価基準など)をシラバスで把握する、が最短ルート!このとき、来学期のことを考えておくとなお良い。隔年開講とかがあるからね。
他学部多学科:シラバスを使い、自分の興味と近い学科に絞って検索!このとき、絶対に受けなきゃいけない必修や、受けたい選択必修、などがあると思うので、自分的に授業を入れてもOKなコマ & 一応埋まってるけど場合によっては譲れる枠に絞りましょう。朝起きれないから1限はやめるとか、早く帰りたいから5限は入れないとか、そういうのを反映させるのもよい。
般教:Loyolaの「時間割」をダウンロードして、自分の現状の空きコマと興味のある授業が一致するところを探しましょう。探すというか、興味を生み出すまである。シラバス読んでみたら面白そう、とかもあるので(逆もある、ってか逆の方がある)、全部に目を通す勢いでとにかくアリかナシかを決めていこう。どうしてもない場合は、ほかの授業で調整する、興味ないわけじゃないけどあるわけでもないみたいな授業を受ける、今学期の履修は諦めて未来の自分に託す、などの妥協点を見つけましょう。
これらをベースに決めていきます。抽選のないそのまま登録できる系の授業を登録して、ぽちぽち挑戦は2コくらいまでに抑えるのが理想かな。
授業の選び方はいろいろあるとは思いますが、私が重視しているのは授業への興味と成績評価基準。私はテストがものすごーーーーーーく苦手なので、大抵レポートの授業をとります。小テストもなければないほどいいですね。個人的大好き基準はリアぺ30%レポート70%です。興味大事って言ってるのは、そういうレポートを書く必要があるという背景に起因している部分もある。まあ興味ない分野のテスト勉強も辛そうだから、いずれにせよ大事だ。
ただ、ここでひとつ注意。おれはレポートの女♪♪とレポートの授業ばかりとると、学期末の自分が地獄を見る可能性が高いです。私は2秋に11本レポートを書きました。書いても書いてもしめきりが迫ってきて意味が分からなかったです。でもひとつも落とさなかったし、遅れもしなかった♩ スケジュール管理の鬼なので、やばいやばい言いながらもなんとかなってしまいました。出さない神レポより出すゴミレポ!と唱え続けて提出することに意味があると信じてきましたが、そうは言いつつ単位を落とさないくらいのクオリティは維持していたという自負があります。なんでこんなことを書いているかというと、レポートを出したのに単位を落とした人を知っているからです。だからね、そのあたりは自分と要相談ってワケ。

この関連で、授業を教授で選ぶという方法もあります。前に受けた授業の中で、面白かった、比較的楽だった、など自分と相性が良い先生を見つけておくと強い!大体の教授は自分の受け持つ授業の評価基準が似たり寄ったりですし、何と言っても面白そうな授業を見つけやすくなります。自分が面白いと思った=興味がある なので、当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。
実際、私は同じ教授の授業をとりがちでした。「この人は過去に私に単位を与えてくれたんだ」と思うとなんだか安心感があります(?)。で、気づいたら文化人類学、死生学、心理学、社会学、あたりの授業ばかりになっていてウケました。何この人生への悩みみたいなラインナップ。勘弁して。

しかもこの教授ちょっとヘンで、「出席代わりのリアペなので何書いてもいいよ。思ってもないのに興味深かったですとか書くの大変だし、お互いにとって良くない、上智大学ってリアぺ重視する傾向にあるんですけど僕はあんまりよくわからなくて」という方なので、落書きとか推しの話とか教授への質問(好きな映画とか)でもいいんです。神。面白いと思ってもらえると読まれます。これは読まれたリアぺです。※一応、3回くらいちゃんとしたリアぺを出す回がありますと添えておきます。
ぽちぽちの心得
抽選運が悪いのが功を奏して、私はぽちぽちのプロになりました。毎学期必ずひとつはぽちぽちしているんじゃないか?というほどでございます。副産物として、販売開始前に待機して買うタイプのインターネットショッピングに強くなれてうれしいです♡
私が今までぽちぽちで勝ち取ってきた授業の数は、なんと11コ(うち、友だちのが2コ)。単位で言うなら22単位。すごくない?そう、何を隠そうわたくし酸素、ぽちぽちが上手すぎて友だちの分もやることがあるのです。というか、ぽちぽちで授業を勝ち獲れたときの快感がやみつきになっちゃって、積極的にぽちぽちを申し出ている(自分のアカウントで獲得したとしても受け渡しに失敗する可能性があるので、友だちのLoyolaにログインする形)。ドーパミンやばいのよ、あれ。


コツは執着!四六時中、ずっとやること!←ほんとうになんの参考にもならない
でもほんとうにないんです。これは運なのです。成功する時間帯は結構ばらばらで、早朝もお昼時も夜もある。強いて言うなら、抽選結果が出てぽちぽちが始まった直後と履修修正期間の終盤は結構戦歴がいいかな。
強運な場合は一発で入るので、気が向いたときに試すと案外上手くいくかもしれません。一発成功経験は2回あって、1回目は履修修正期間の終盤、最終日のAM4時頃。2回目は抽選結果が出た日の23時過ぎです。ここで、なるほど相場夜なんだな~と思うじゃないですか。でも、履修修正期間に初回の授業で「だるくね?」って氣づいてその場で消す人がいたり、友だちと履修を合わせる関係で消す人がいたりするんです。人気の授業だとしてもです。そうです、昼でも勝てます。頑張れ。私はフレマン中の12時に勝ち取ったことがあるわよ。えっ、なんでフレマン中にぽちぽちしてるんですか?代表なのに
逆に諦めた方がいい事例としては、定員が40人くらいのやつ。やっぱり定員の母数が大きい方が巡って来るチャンスの回数も多いので、そこは見極めですね。
私の編み出したできるだけストレスがないぽちぽちルーティンも紹介しておきましょう。これは至って単純で、スマホでLoyolaのPC画面を採用し、いい感じにズームして人差し指と中指でリズムよく押していく、というもの。ピアノの鍵盤を弾くかのような感じで、だれかとしゃべりながら、あるいは音楽やラジオを聴きながらのながら作業がおすすめです。真剣に向き合ってるとそもそも抽選ってさァ……と振り出しに戻ってしまいます。気をつけましょう。
【そもそも】履修登録のコツ
ぽちぽちの成功体験を積むと、ぽちぽち前提で履修を考えることができるようになります。
みなさんもうおわかりいただけたかと思いますが、私はぽちぽちがあまりにも得意(というか執着が酷いタイプ)なので、あらかじめぽちぽちしてでも受けたい授業を2コくらい決めて挑んでいるわよ。ぽちぽちでとれるのは多くてもMAXで3コかなって体感がある。
プランを3パターンくらい作っておいて、こっちの抽選がはずれたらこうして~みたいに臨機応変に対応できるようにしておくととってもラクチンなので、次回からぜひやってみてほしいです。
たとえば般教を4単位とりたいなら、2単位はほぼ確実にとれるやつ(第一希望にすれば勝てるやつ。第一希望で定員がぎり足りるか足りないかくらいで、第二希望に人がたくさんいるところが狙い目)、もう2単位はふつうに抽選のルール的に可能性があるやつ(第一希望の人間で定員オーバーしていないのを確認しておこう)。
抽選が当たらない人間にとって、抽選は当たればラッキー、基本的に外れるものなのだという認識でいた方が都合が良いのです。当たらないなら、ぽちぽちすればいいじゃない。
したがって、私はほんとうの第一希望(人気がある場合)はぽちぽちで勝ち取る・第二希望以下を抽選にかけるという戦い方をしています。当たらぬなら(ぽちぽちに)勝ってみせようホトトギス。
抽選にかけるものも、みんなが好きそうないわゆる人気上位授業(楽単だと名が知られているものが多い)よりは穴場を選ぶことの方が多いですね。先述した通り、第一希望が割れてて全員通って第二希望で溢れるタイプの授業を第一希望にしておけば、結果的に大きな事故が起きないのです。ギャンブラー気質の方は参考にならなくてごめんなさいね。
結論、ある程度の興味+成績評価基準+教授の成績評価のゆるさ。これです。私のような人間の最適解。
成績評価分布、これみんながどれくらい活用しているか全くわからないのですが、私は「成績出た!どれどれ、自分の出来はどれくらいかな?おっ、この授業平均GPA低いぞ!やった~!」って使い方よりも、「この人の授業受けたことないな~、平均GPA(評点平均値)見てみよ!」って方を勧めたいです。
感覚的に、2.5以上なら比較的やさしいです。ちゃんとする(出席する、提出物を出す、テストを受けるなど、評価基準で大事なものをこなす)ことができれば落とすことはないでしょう。そこそこ怠けても取得できる可能性高め。留学の条件などで高いGPAが必要な人も確認推奨です。それ以下になってくると、まあ基本的にちゃんとしていれば落とすことはないんですが、1段階評価が下がる感じがします。前者ならAとれてたであろうところを後者ではBに、CならDに、みたいな。
これは担当教授が変わったとかで全く同じ授業が存在しない場合があると思うのですが、そうでない場合も含めて、授業名ではなく、教授名で検索をかけた方がよいです!その教授が受け持つほかの授業の平均GPAも見られるからね。友だちがいる人は友だちにリアルな受講感想を聞いてもいいけど、ピンポイントでほしい情報を持っている人はあんまりいないと思うので、客観的なデータで把握しておくのがいいかなと思います。
そんなこんなで色々お話してきましたが、私が実際に大幅に履修を変えたときの時間割をみなさんにお見せします。参考程度に、どうぞ!
まず、これが抽選前。

こちらが抽選後、ぽちぽちも完了して確定した時間割。

ひとくちメモ
・生と死の哲学をやめて、生と死の現代文化論にしました(同じ教授)(たぶん抽選前にこっちに変えた)
・奇跡的に西洋美術史(倍率5,6倍)が当たりました
・博物館はぽちぽちしました
・ほかはわすれました
・記録を残していないのでお見せできないんですが、もっと大幅に変えたときもありました

終盤になると、こんな風に興味優先型の履修も組めます。そのときそのときで自分が優先するものを取捨選択してやっていくことが大事!
ちなみになぜこんなにもスカスカなのかというと、就活でキャパっていたからです♡
ばらばらなのは興味で選んだら散ったのが主な理由ではあるけど、バイトを入れることを防ぐのと、せっかく大学来たんだし図書館行こうの役割がありました。あとは1,2年生の間に単位の数を稼いでいてちょっと余裕があったから。過去の自分、ナイス!☆ミ
私は学期末のテストやレポートをすべて完了した瞬間に次の時間割を考えるくらい履修登録大好きマンなので、これら一連の時間割を組み直す作業は結構好きだったのですが、きっと大多数の方にとっては苦痛以外の何ものでもないのでしょう。
知ってる人にとってはなんの収穫もないような記事になってしまった気がしますが、きっとそんな履修登録イヤイヤ期のだれかの役には立っているだろうと思うことにします。新入生とかね。
ぽちぽちに困ったら連絡ください。
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