【少林寺拳法部】魂で引っ張る主将がガチ勝負を宣言!【上南戦2018】

【プロフィール】

小倉涼太郎(おぐら・りょうたろう)

少林寺拳法部

文学部哲学科3年

今年からは勝ち負けをつけるので、負けられない

──上南戦の印象を教えてください。

初めての上南戦は一年生の時に南山に行ったんですけど、まさかあんなに長い遠征をするとは思ってなかったですし、バスもすごく大変でしたね(笑)。あとは南山の人と名古屋観光で科学館に行ったのが楽しかったことですかね。試合は上級生の方中心であまり出番はありませんでした。

──去年の上南戦はどうでしたか?

去年は向こうの人数の関係もあって基本的に懇親会になって、技術交換をしていました。他の部に比べたらあまりバチバチする感じではなく、和やかな雰囲気でやっていました。

──今年からは立合評価法を採用ということですが。

立合評価法とは二人で打ち合ってポイントを取り合う形式なのですが、おととしの上南戦では全体の勝敗にカウントされないオープン扱いですがこれを採用していました。今年は勝ち負けつけてこれをやろうって提案が南山から来たので… 負けられないですね。

でも南山は立合に強いんですよね… 打ち合いの練習をよくやっているそうなので。どっちかというと上智は演武の練習が中心です。傍から見たら分が悪いかもしれないですが、でも勝たなきゃいけないんで。必死に今は立合の練習をしています。

──普段の試合と上南戦では違うところはありますか?

普段の試合は演武が多いですね。演武はフィギュアスケートと同じで、自分で披露して他人に評価してもらうというものなので、対戦相手とバチバチといった感じはあまりありません。ただ、今年の上南戦は南山と対決という形をとるので、普段の雰囲気とは違ってくると思います。

受けと攻撃の一連の流れが見どころ

──少林寺拳法という競技の注目ポイントはありますか?

一瞬の間に攻防が交差することですかね。相手の攻撃を受けながら攻撃を繰り出したりとか。その受けと攻撃の一連の攻防が一秒あるかないかのタイミングで繰り広げられるところが他の武術にはない特徴ですかね。これを「連絡変化」といって少林寺拳法ではよく練習しているのでここに注目してみてほしいですね。

──自分のプレーで注目してほしいところはありますか?

少林寺拳法って受けから攻撃の連絡変化をみんな練習していることもあって受けを待っている人が多いんですね。自分はそこであえて先制攻撃を狙うというスタイルでやっています。なので、最初の一撃を見てほしいです。

──その方がチームにも勢いは付きそうですね。

それも意識していますね。僕は今主将をしているんですけどチーム全体に「攻める気持ちがないと勝てないぞ」というところを見せていきたいです。

──少林寺拳法を始められたのはいつからですか?

大学からですね。高校までは空手をやっていました。空手って流派が結構あって、高校までのと上智のは違う流派なんですけど今までやってきた流派しかやりたくなかったので空手はやめました。でも武術はやりたいなと思っていたところ、たまたま少林寺拳法の演武を見てかっこいいなと思って。一気にあこがれちゃったので少林寺拳法をすることに決めました。

──上南戦では演武も行いますか?

上南戦では演武の時間もあります。自分もやるのでぜひ見ていただきたいです。

アリオーゾに取り上げられたのがうれしい

──最近うれしかったことは何かありますか?

今こうやってアリオーゾに取り上げられていることですかね(笑)。僕結構アリオーゾのファンで。何号か前のホフマンわらしべ長者の企画が面白くて、それ以降必ずメンストで配布しているのをもらうようにしています。お世辞じゃなくて本当にうれしいですよ(笑)。

──主将としてチームをまとめる際に意識されていることはありますか?

個人競技でもあるのでみんな結構やりたいことがあってそれぞれ別の方向を向いているんですけど、みんなの個性を生かしつつ、でもちょっとだけまとめるっていう主将でいたいですね。あと、僕は楽しくやりたいので、なるべく笑っていることを意識しています。

──上智生に向けてメッセージをお願いします。

少林寺拳法って皆さんご存知ないと思うんですけど、今回をきっかけに知ってもらえたらなと思います。勝敗だけではなく、技の美しさなど注目ポイントはたくさんあるのでぜひ見に来てください!

 

【取材を終えて】

アリオーゾ部員としては、アリオーゾファンだとおっしゃってくれたのはとてもうれしかったです(笑)。ことしからオープン競技ではなく実際の勝敗にカウントされるということで、もしかしたら少林寺拳法の勝敗が全体の勝敗を左右するかもしれませんね。

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投稿者: acts

いだてん面白い派です
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