【応援団・チアリーディング部】チア部注目団員と南山大学の不思議な縁とは?【上南戦2018】

【プロフィール】

上田桃華(うえだ・ももか)

応援団チアリーディング部 キャプテン

総合人間科学部心理学科3年

 

ホームが南山大学?!

─去年の上南戦の思い出はありますか?

私は出身が名古屋で、南山大学の系列の学校に中高の間は通っていたんです。なので、南山大学に進学した友達がたくさんいて、去年の上南戦ではその友達に会ったりもしたのが思い出ですね。中高時代は英検の会場なんかも南山大学だったので、むしろ上智大学よりも南山大学のキャンパスのほうが親しみがあるかもしれないです(笑)

─去年の上南戦ではどのようなパフォーマンスをしましたか?

去年ははじめて223(ツーツースリー)という大技を決めました。223は3段の逆ピラミッド型の技で、下の段と真ん中の段に2人、一番上の段に3人乗るんです。難易度が高くて危険なので、大会ではやってもイベント演技ではやっていなかったんですけど、去年は先輩の発案で初めてラストの技に入れてみました。部員の中には初めて223に取り組む人もいたので、とても緊張しましたし、練習も大変だったんですけど、そのぶん決まったときの達成感は忘れられないものになりました。

─応援団チアリーディング部の魅力は何ですか?

応援としての役割と競技としての完成度があるところですね。普段の活動では試合の応援やイベント演技など、自分たちが応援することが多いのですが、大会では応援される側になって、自分が選手になるところが面白いと思います。応援する側とされる側の両方を楽しめる「良いとこ取り」なところが応援団チアリーディング部の魅力ですね。

 

 

─大会の頻度はどれくらいですか?

私たちは応援団の中のチアリーディング部なので、大会は1年に4回開催されるうちの1回に出場を絞って、他部の応援をメインに行っています。そのぶん、その1回は大イベントですね。

─チアリーディングを始めたきっかけは何ですか?

姉が南山大学のチアリーディング部に所属していて(笑)

私が高校生のときに、姉がイベントで演技をしているところを見に行って、感動したことがきっかけで始めました。普段、姉からは練習がつらいという話ばかり聞いていたので、本番で大技を笑顔で決めているところを見たときは涙が出るくらい感動しました。

─上智でチアリーディングを始めたことに対してお姉さんはどのように反応していましたか?

うれしかったみたいです。前に姉が大会を見に来たときにはSNSに「たぶん、私にあこがれてチアを始めた妹が~」と書いていました(笑)

私が1年生のときに姉が4年生で、1度だけ上南戦で会ったことがあるんですけど、そのときは整列して立っている上級生の列の中の姉に向かって、1年生の中で整列している私が挨拶をする場面がありました。家だと絶対ありえないですよね。あんな場面は最初で最後だと思います(笑)

 

チアで何かを残したい。

─今年のチアリーダー部のスローガンである「Be a Legend ~Prove Our EAGLES~」にはどのような意味が込められているのでしょうか。

応援団のチアリーディング部として、応援団で一体となって試合を盛り上げたり、大会で結果を残したりすることで大学に少しでも貢献したいという思いがメインにあるんですけど、今年はそれだけではなくて、せっかく1年活動をするなら何かを残したいなと思って、「自分史上最高の自分出し切ることで何かを刻みたい」という思いを込めました。今年は「私たちが思うEAGLES」をイベント演技でも大会でも残して、「上智のEAGLESがすごい」と思ってもらえるように頑張りたいです。

─チアリーディングをやっていて大変なことはありますか?

チアリーディングはケガも結構あるんですけど、そこを見せずに笑顔で演技をしなくてはならないところが大変でもあり、魅力でもありますね。あとは、私がキャプテンという立場なので、後輩だけではなく同期にもまちがっていることは間違っていると注意をしなくてはならないので、そういう意味では孤独ですね。でも私が言わなくちゃいけない立場なので、そこは責任を感じています。

─チアリーディングをやっていて楽しい瞬間はいつですか?

本番の演技中は本当に楽しいですね。ほんの数分間の演技ですけど、私たちの演技を見に来てくれているお客さんがいる中で演技ができることが楽しくてチアリーディングがやめられなくなるんだと思います。なので、お客さんも一体となって応援ができることが理想です。

 

お客さんと一体となって上智を勝利に導きたい

─最近嬉しかったことは何ですか?

去年の大会で私が率いたチームが準優勝できたことですね。大学生活の思い出になりました。

─趣味は何ですか?

ドラマや映画を観ることですね。映画は邦画だけなんですけど、ほぼ制覇していると思います。ドラマもほとんど録画して、少しずつ観ていっています。

─今年の上南戦に向けての意気込みを教えてください。

上南戦の最初にあるチアアトラクションで演技をするので、そこで大技を決めて、お客さんを楽しませつつ、南山大学のチアリーディング部をうならせたいと意気込んでいます。今年は南山大学なので、アウェーの会場なんですけど、ここがホームなんじゃないかと思わせるくらいの勢いで演技をしたいです。

試合の応援は応援団だけではなく、お客さんも加わることでより盛り上がると思うので、お客さんと一緒に上智を勝利に導ければと思います。

─最後に、読者にメッセージをお願いします。

なるべくたくさんの試合を見ていただければ嬉しいです。さらに、私たちのチアアトラクションも見ていただければもっと嬉しいです。チアアトラクションは開会式の直後にやるので、開会式後にそのまま座っていてくださればいいので、ぜひ観てください。手拍子もしてくださったりしたら本当に嬉しいです。手を振ってくだされば、全然振り返すので(笑)南山大学でお待ちしています!

 

【取材を終えて】チアリーディングの美しい演技を作り上げる部員の強さに圧倒されました。今度チアリーディングの演技を観るときは全力で手拍子をして、お客さんとの一体感を作る仕掛け人になりたいです。

 

「スキ!」を押すとこの記事を書いたさあやが喜びます!

投稿者: さあや

全身ピンク色の服を身につけたガリ勉。 こう見えて社会福祉学科で、常に福祉に関することを考えている。 通称ピンク番長。後輩からは「ピンク先輩」と慕われているらしい。
上南戦の記事をCheck!