上智大学文化祭の裏側 ~ソフィア祭のゴミ事情~

今年も盛大に開催された上智大学の文化祭「ソフィア祭」では、参加している上智生にも知られていない、ある重要な仕事をソフィア祭の実行委員たちが行っています。その名は「パワステ」。
実はソフィア祭の実行委員会にも所属しているワタクシ、財務のメンディーことしばふが、ソフィア祭を縁の下で支える「パワステ」についてご紹介します!
 
 

パワステって?

パワステとは…

上智大学内のごみ処理施設ないしソフィア祭当日におけるゴミ分別シフトの通称 です

 

ゴミ分別のシフトってなに?という人も多いははず。

実はソフィア祭期間中、ソフィア祭実行委員会(以下ソ実)は大学内のゴミ箱を封鎖し、装飾を施した特設のゴミ箱を設置しています。

こちらが特設のゴミ箱、キュートでしょ?

 
そしてソ実員は特設のゴミ箱に待機し、来場者さんや学生たちが出すゴミの分別のお願い&監督をしています。

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来場者さんにも分別を手伝って頂きます。

 
最終的に集まってきたそれらのゴミや、ゴミ箱を介さない団体さんのゴミ袋を開き、隅々まで細かくチェック、分別するのがパワステシフトです!

ここで立ち止まって考えてみてください。学内のゴミ箱は封鎖されているわけですから…

パワステにはソフィア祭期間中のほぼすべてのゴミが集まってきます!

 

ゴミを9種類に分別!

可燃、不燃、生ゴミ、紙パック、ペットボトル、ペットボトルのキャップ、ビン、カン、そして割り箸!

ホントにそんなにきちんと分別してるの?と思った方もいると思います。

本当に袋を開けて分別しています!

次の項目を見てください。

当日の様子

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パワステは図書館の裏で行います

 

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1年生から3年生まで、全員で協力

 

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ダンボールの裏についた小さなゴミも分別します!

 

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見た目で種類のわからないゴミは、表示を確認し分別

 

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割り箸、紙パックは洗浄して干し、リサイクルに回します。11月なので水も冷たい…

 

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作業はソ実員の帰宅直前まで続きます

 

「地味で辛そう…」

「なぜこんなことしてるの?」

そう思った方も多いはず。理由を担当のソ実員に伺いました!

 

 

ソフィア祭実行委員会、パワステ総指揮の水柿さんにインタビュー

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2016年度 パワステ総指揮の水柿成一さん

 

Q.なぜこんなことをするのか

A.ソフィア祭実行委員会はクリーンで地球に優しい学園祭を目指しています。
学園祭を行うとなると、どうしてもゴミや廃油などによって様々な環境負担が起きてしまうので、少しでもそれを減らすためにパワステを行っています。
またソフィア祭期間だけでなく、夏休みなどにも植林などの数多くのエコ企画を行っています。

 

Q.辛いことはあるか

A.ゴミ分別を普段から意識していない人が多いと思うんですけど、来場者に分別を呼びかけるのがすごく苦戦しました。また模擬店を出店してくれてるサークルの皆さんにも分別を呼びかけ、普及させるのに苦労しました。

 

Q.やりがいは何か

A.辛いことであまりゴミ分別が普及してないことをあげたんですけど、逆にゴミ分別をしてることを理解してくれて積極的に手伝ってくれた方々がいたことはとてもやりがいになってました。
またソ実内でがんばってねとかお疲れとかいつも声かけてもらってて、その声もありがたかったし、やりがいになってました。

 

 

実際にパワステを担当したソ実員はどう思っているのでしょう?

匿名のアンケートを実施しました!

 

Q.パワステってやってて楽しい?

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その他には、「つらい:楽しいが3:7くらい」「やる価値があると思う」「寒い」などがありました。

 

 

Q.パワステやってて何かしらの達成感は得られるか?

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8割を超えるソ実員が達成感をえているようです。

 

面白い結果が得られましたね。ここでソ実員の生の声を聞いてみましょう。

 

1年

・匂いもきついし、ゴミを触るっていう行為自体嫌だなって思っていたけど、みんなで手分けして不燃か可燃なのか考えたりワイワイするのも楽しいし、自分の普段の生活で考えることのなかったゴミの分別を考えるようになったと思います。

・最初はゴミの中に手を突っ込んで分別する仕事か…とマイナスなイメージをもっていましたが、すぐに楽しさに気が付きました。裏舞台であることに間違いありませんが、学園祭において不可欠な仕事です。団体さんにお疲れ様ですと言われたとき、ソ実員と一緒に分別作業をしているとき、何よりもパワステからゴミ袋がなくなったときの達成感ややりがいは忘れられません。

 

2年

・学園祭ではたくさんのゴミを出して電気を使って、環境に悪いことをたくさんしているから少しでもパワステで緩和できればなって思います

・多分1人だとつまらないと感じていたと思うが、一緒にパワステをする仲間がいると一気に楽しくなる

 

3年

・ゴミの量が多い=ソ祭が盛り上がってるって感じがする。

・直接的に日常的なゴミ分別につながるとは限らないけど、エコ活動というだけでなく意識喚起の面においてもやる意義はあると考えます。

 

1,2年生は達成感や他のソ実員との関わりついての感想が多く、3年生はソフィア祭の風物詩として捉えていると見受けられるコメントが多かったように思いました。

協力していただいたソ実員のみなさんありがとうございます。

 

 

まとめ

皆さんいかがでしたか?普段、自分の出したゴミの行き先を気にする人は多くないと思います。それがお祭りの会場ならなおさらです。私は一年生の頃、一ソ実員としてパワステを経験し、以降ゴミの分別を心がけるようになりました。この記事を読んだみなさんもゴミの分別など、身近なエコ活動を始めてもらえると嬉しいです。

今回スポットライトをパワステに当ててみましたが、ソフィア祭実行委員はパワステ以外にも多くの人に知られていない仕事を陰でたくさん行っています。

 

こうしてソフィア祭実行委員の陰ながらの活動によってソフィア祭が支えられているのと同様に、私達の生活も見知らぬ誰かによって気づかぬうちに支えられているのでしょうね。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

投稿者: Yosuke Minato

Yosuke Minato
通称しばふ。理由は髪質が芝生のようだから。髪はシャーペンを縦に2,3本刺しても倒れないぐらいの強度を持つ。 猫、紅茶、珈琲と未来を明るくするテクノロジーが好き。好きな雑誌はWIRED。 実はソフィア祭の実行委員でもある。