2017年度 ミスソフィアコンテスト《結》本選レポ

­こんにちは。新人ライターのてりりです。

去るソフィア祭最終日の11月4日、2017年度 ミスソフィアコンテストの本選が行われ、アリオーゾの1年生部員が潜入してきました!

今日は早速、興奮が冷めやらぬうちにレポートをお届けしたいと思います。初記事にしてこの大役、光栄です。

 

さて、今回のコンテストのテーマは結(むすび)

画像:ミスソフィアコンテスト 2017 インスタグラム公式アカウント

 

ミスソフィアコンテストを通じて結ばれた候補者五人、それぞれの思いをつなぎ合わせて互いに切磋琢磨し、努力が良い結果となって実を結んでほしいという思いと

候補者自身が人と人とを結ぶきっかけとなり、多くの人に影響を与えられる素敵な女性になってほしいという願いが込められているそうです。

 

(本記事で使用するミスソフィアコンテスト本選の写真は、上智大学写真部さんが撮影したものです。写真の転載・再加工はご遠慮ください。)

 

特別審査員

今年の特別審査員は

2014年度ミスソフィア

文学部フランス文学科4年

上田まなさん

 

2016年度ミスターソフィアコンテストファイナリスト

文学部英文学科3年

小島淳夫さん

のお二人でした!

 

 

 

入場

両手を振りながら元気に入場した五人の候補者たち。はじけるような笑顔で、会場が一気に華やかに。

 

エントリーNo.1 濵松里緒菜(はままつ りおな)さん

外国語学部英語学科4年

 

エントリーNo.2 當金ゆきの(とうがね ゆきの)さん

法学部国際関係法学科3年

 

エントリーNo.3 川上紗希(かわかみ さき)さん

文学部国文学科3年

 

エントリーNo.4 内田侑希(うちだ ゆき)さん

総合グローバル学部総合グローバル学科4年

 

エントリーNo.5 千葉杏奈(ちば あんな)さん

外国語学部英語学科2年

 

 

 

 

 

スピーチ・自己PR

スピーチでは、出場のきっかけやミスソフィア候補者として活動してきた半年間の振り返り、そして感謝の気持ちを述べ、自己PRでは、各候補者のイメージに合った撮り下ろしVTRをバックに、それぞれの個性を生かしたパフォーマンスを披露しました。

 

濵松里緒菜さん

今日ここに私がファイナリストとして立っていることは、一年前には想像もしていませんでした。ところが昨年、ファイナリストの皆さんを見てとても感動し、今度は私が笑顔や勇気、そして幸せを皆さんにお届けしたいと強く思ったのです。

このミスソフィアコンテストの活動を通して、様々な撮影やイベント・企画・番組出演を経験し、とても充実した時間を過ごすことができました。そして今、大きく成長した自分がいることを実感しています。

10歳までアメリカで育ち、日本に来たときはほとんど日本語ができなかったため、日本語のイントネーションにとても悩みました。努力を重ね、少しずつ上達しましたが英語と徳島弁による訛りが大きなコンプレックスとなり、人前で話すことに自信を失ってしまいました。

そんな時に、常に私の心の中に浮かんだのは、野球の神様ベーブルースの”Never let the fear of striking out get in your way.(三振の恐怖に逃げ出してはならない)”という言葉でした。自分自身と向き合い、このコンプレックスを克服しようと努力しました。

自己PRはタンゴ

ファッショナブルな街を颯爽と歩く濵松さんのVTRとともに、情熱的なパフォーマンスが披露されました。

自分らしい振り付けを考え、練習を重ねたということで、堂々とした身のこなしは圧巻でした!

 

當金ゆきのさん

『ミスソフィアコンテストは、私が漠然と憧れを抱いていた存在でした。しかし、憧れのまま行動に移すことができず3年になり、「このままでは大学生活が終わってしまう、憧れのミスソフィアコンテストに出たい!」そんな思いで飛び込みました。

候補者になることができた日は嬉しくて今でも忘れられません。そして、選んでいただいたからには何があってもめげず、毎日笑顔を忘れない。そう心に決めました。

しかし、最初は周りの四人に圧倒され、自分に自信がなくなり、私がここにいてもいいのだろうか?と何度も思い、泣いた日もたくさんありました。しかし、「こんな弱い、自信のない自分を変えたい」そう強く思い、活動を行ってまいりました。

大好きな四人と切磋琢磨しながら活動を行っていく中で、自分らしさを大切にし、生かすことが大切なのだと気づきました。かけがえのない出会いをもたらしてくれたこの半年間は、私の一生の宝物です。』

自己PRは三線

今まで支えてくださったたくさんの方々に向けて、『涙そうそう』を弾き語りしました。

楽器経験が無かったためとても苦労したそうですが、本番では澄んだ声と三線の音に、会場から自然と手拍子が……

 

川上紗希さん

「やるからには、全力で。」そう心に決めたのは一次面接のときでした。私は、面接官たった十数人を前に、緊張で何も話せなくなってしまったのです。元々あがり症であるにもかかわらず、軽い気持ちで臨んだ自分の準備不足を強く後悔しました。だからこそこの半年間は、悔いのないように何事にも妥協をせずに過ごそうと決心したのです。

候補者としての活動は慣れないことばかりで戸惑うことも多く、あわただしく過ぎていく毎日についていくのがやっとの日々でした。しかし、そんな日々の中で、「もっと自分を表現できるようになりたい!まだまだ頑張らなくては!」と思うようになりました。こんな思いを抱いたのは大学三年間で初めてのことでした。

小学校から高校までの九年間、吹奏楽部に所属していた際、壁にぶつかったときには何度も何度も練習することで乗り越えてきました。しかし、今回はできないことを努力で乗り越えようにもなかなか思い通りにはいかず、焦りや不安が募って涙する日もありました。

そんな時に支えになったのが人とのつながりです。家族や友人はもちろんのこと、SNS上でも毎日たくさんのコメントを頂き、多くの人の温かさに触れ、また頑張ろうと自分を奮い立たせることができました。』

自己PRはフルート

ピアノの伴奏に合わせ、秦基博の『ひまわりの約束』を披露しました。

甘美なフルートの音色に会場はうっとり。川上さんらしい結びのステージでした。

 

内田侑希さん

『「結」。今回のミスソフィアコンテストのテーマであるこの言葉に、私はこの半年間常に支えられてきました。

今まで私は、人に頼ることよりも自分の力で困難を乗り越えることが大切なことだと信じてきました。今回のコンテストにおいても、自分で決めたからにはどんなことがあろうとも自分の力で乗り越えなければならない、と最初から覚悟を決めていました。

ですが、ファイナリストとしての日々は想像していた以上に慣れないことの連続で、このまま続けていくことができるのだろうか?と不安になり、この伝統あるミスソフィアコンテストのファイナリストとしてふさわしくないのではないかと自信を失った日もありました。

そのような、今まで経験したことのない大きな壁にぶつかったときに支えとなってくれたのがSNSを通して応援してくださった方々や候補者たち、そして実行委員の方々でした。特に、何もかも一人でこなそうとする私に対して、「一緒に頑張ろう」と声をかけてくださった実行委員の方々のおかげで自然と、相談し、周りの助けを借りるということができるようになりました。

それから私は、自分の力で乗り越えてきたと思っていたこれまでの困難も、周りの方々の支えのおかげであったと気づくことができ、このコンテストのテーマも理解することができました。この半年間は、これまでの人生の中で最も人との「結」を感じ、その方々のために頑張ってくることができました。 』

自己PRはフラダンス

‘‘Aloha‘‘という言葉には、調和・喜びの意もある。ステージで皆さんと一緒にこの喜びを分かち合いたい。とおっしゃっていた内田さん。

彼女の明るい笑顔とダンスに観客は手拍子で応え、会場は文字通り一体となって盛り上がりました。

 

千葉杏奈さん

『「チャンスの神様には前髪しかない」これは、チャンスはすぐにとらえなければ手遅れになるという意味で、ミスソフィアコンテストに応募するかどうか迷っていた私に母が言ってくれた言葉です。正直なところ、私はミスコンに出るようなタイプではないと思っていました。ですが、この母の言葉をきっかけに、せっかくの機会だからとにかく挑戦だけはしてみようと考え、今回の出場を決めました。

しかし、実際にファイナリストに選ばれてからの日々は慣れないことばかりで、いつの間にか、「もっとミスコンの出場者らしくならなければ」「誰からも好かれる人にならなければ」と周りからの評価ばかりが気になり、自分らしさを失いそうになったこともありました。

そんな時に、高校時代に通っていた香港のインターナショナルスクールでの経験を思い出しました。様々なバックグラウンド・考えを持った仲間がお互いの個性を尊重しあっている環境の中で、「自分は自分でいいんだ」と気づくことができたのです。それから私は、ミスソフィアコンテストに対して徐々に前向きに取り組むことができるようになり、素の自分を伝えることに自分なりに挑戦してきました。

私事ですが、先日二十歳の誕生日を迎えました。人生において一つの大きな節目であるこのタイミングでミスソフィアコンテストに出場することができ、あの時チャンスの神様の前髪を掴んでよかったと心から思っています。

自己PRはテナーサックス

ディズニー映画『白雪姫』のテーマ『いつか王子様が』をジャズアレンジで披露しました。

他の候補者とはまた違った、シックで大人っぽい雰囲気。VTRのロケーションも夜の横浜で、演奏と非常にマッチしていました。

 

 

 

ムービー

投票・結果発表の前に、候補者たちが過ごしてきた半年間をまとめたムービーが流されました。

とても初々しい面接時の映像から、春服撮影お披露目会浴衣デー打ち水イベントカポエィラ体験ナイトプール秋服撮影などなど……

ミスソフィアコンテスト 公式twiiterより
ミスソフィアコンテスト 公式twitterより
ミスソフィアコンテスト 公式twitterより

 

残念ながらムービーをここに載せることはできませんが、候補者五人にとって、この半年間は短いようで濃度の濃い日々だったことでしょう。様々なイベントを楽しみながらも真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。

 

ムービーの後は、候補者たちが家族にあてた手紙が映し出されました。いつもは面と向かって言えない「ありがとう」と「ごめんなさい」。思いやりにあふれた文面の数々はとても感動的で、涙を誘います。

 

 

 

ウェディングドレス姿で再入場

いよいよコンテストも終盤。候補者たちが自ら選んだウェディングドレスと、ブーケレッスンでデザインしたブーケを持っての入場です。入場の間は、それぞれのご家族からの手紙が読み上げられ、まるで本当の結婚式のようでした!

この後、候補者たちは一言ずつ感謝の言葉を述べて一旦また退場。

そして、関係者による投票、そして事前のWeb投票と合わせた集計に移りました。

 

 

 

 

結果発表

いよいよ運命の結果発表の時間。

再登場した候補者たち、そして客席にも緊張が走ります。

今年からは、ミスソフィア・準ミスソフィアだけでなく、審査員特別賞及び協賛企業様からの褒賞である、アナトレ賞(フジテレビ アナトレ様より)とミスリゼ賞(リゼクリニック様より)の発表もありました。

 

まずは、アナトレ賞の発表。

今年度のアナトレ賞は……

 

エントリーNo.2 當金ゆきのさん

受賞された當金さんには、アナトレ通学権が贈られました!

 

続いて、ミスリゼ賞の発表。

今年度のミスリゼ賞は……

 

エントリーNo.1 濵松里緒菜さん

受賞された濵松さんには、ハワイペア旅行券が贈られました!

 

 

そして、いよいよ2017年度ミスソフィア・準ミスソフィアの発表です。

 

まず、準ミスソフィアの発表。

2017年度準ミスソフィアは……

 

エントリーNo.5 千葉杏奈さん

自信はなかったんですけど、100%出し切れて、半年間頑張ってきて本当に良かったです。ありがとうございました。

 

 

そして、ついにミスソフィアの発表。

2017年度ミスソフィアは……

 

 

エントリーNo.4  内田侑希さん

信じられないです。応援、本当にありがとうございました!

 

お二人とも涙ぐみながらもしっかりとコメントし、素敵でした。

 

 

こうして、2017年度ミスソフィアコンテストは幕を下ろしました。

候補者の皆さんは、見た目の美しさもさることながら、芯の通った強い意志と、唯一無二の個性を持った女性として輝いて見えました。

コンテストが終わっても、それぞれがまた新たな道で活躍し、素敵な大人の女性になることでしょう。彼女たちの新たな門出を見ることができ、幸せな気持ちでいっぱいです。

 

 

このような素晴らしいコンテストを企画・運営してくださったソフィア祭実行委員の皆様、半年間私たちをときめかせてくださったミスソフィア候補者の方々、並びにこのコンテストに携わった全ての関係者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました!

 

上智大学ミスコンテスト公式

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ソフィア祭公式

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セミが鳴き始めて、本格的な夏が始まりましたね。 そんな太陽さんさんでお日柄の良い日に、もう一つ始まった上智大学の最大のプロジェクト ―2017年度 ミスソフィア・ミスタ

 

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投稿者: てりり

白身と黄身が完全に混ざった卵料理しか食べられない偏食新聞2年女。混ざるまで一切の妥協を許さない。洋画を偏愛している。とにかく全体的に偏っている。
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